シロちゃん
ここは俺の場所
Mar. 5, 2011 |
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2011年3月5日 土曜日
晴れて暖かい。
と言っても10度くらいしかなかったようだ。
ずっと寒かったので、それでも暖かく感じる。
昨夜、マッサージに行く前に鎮痛剤を飲んでいたので、マッサージの途中で既に効果が出て来て、帰る頃には頭がフラフラした。
そして効き目が切れたのは、早くも朝方。
一日の限度量というものがあるので、時間が経つのを待ち、明け方にまた飲む。
効き始めが遅く、しばし辛い時間を過ごす。
こんな事の繰り返しが厭で、朝ご飯の支度をしながら泣けてきた。
だけど泣いていても始まらない。
こうなってしまった事を嘆くよりも、こうなってしまってでも生きていられる事を幸運と思い、その上でどう楽しむかを考える事の方が大切だ。
前向きになったり、かと思えば痛くて痛くて子供のように泣いたりしながら、痛みを紛らす為の気晴らしに眺めていたインターネットのショップで派手なピアスを買ってしまった。
今更ピアスなんか買って、しかも普段使いにはデカ過ぎるというのに、そんなモノ一体どこに着けて行くというのか。
でもちょっとした楽しみが必要なんだ、私には・・・なんちゃって、安物だからいいのよ。
シロちゃんとデンちゃんの開放は、割と上手く行ったと思う。
但し、意外にもペロがデンちゃんを怖がって威嚇を続けている。威嚇というより、自分は引き篭もって唸り続けているのだ。
ケージ越しには仲良く遊んでいたくせに。
思いがけずデンちゃんが大柄なので、ビックリしているのかも知れない。
シロちゃんば誰に威嚇するでもされるでもなく、すんなりと自分の場所を確保出来たようだ。
最初、デンちゃんと連れ立って部屋中を探索したり、寄って来たペリーにお腹を見せて敵意が無い事を示して見せたり、ふにゃふにゃ言いながら歩き回ってはご飯を食べたり・・・と、比較的リラックスした様子だった。
気が付くと、シロちゃんはマーゴと並んで窓際のベッドにお行儀良く座っていた。
私が近づいても逃げない。
撫でるとゴロゴロ言い、嬉しそうに甘える。
しかし2時間もそうしていたら、自分から自分のケージに戻ってしまった。
扉を閉めてやると、急いでトイレに入り、その後で水をガブガブ飲んだ。
やっぱり凄く緊張していたんだね。
見るとデンちゃんも自分のケージに戻っている。
少し前までは、デンちゃんのケージにはナムが入ってみたり、リマが中で寛いでいたりしたのだが、みんなも飽きたらしく出てしまっていた。
その途端に、デンちゃんが戻っていた。
どちらも昨日はそこまでにして、また今日も開放してみた。
またしてもおとなしく開放され、誰と諍いを起こすでもなく、だけどちょっと落ち着かない様子でウロウロしたり、やがてシロちゃんはまた良い場所を確保して落ち着いた。
デンちゃんはぶーちゃん部屋との仕切りのところに行き、ジニーとレンに遊んで貰い、「ウルルルル・・・」と独特の鳴き方をして甘えていた。
やっぱりジニーとレンだ。
猫に優しくてフレンドリーだな。
そしてシロちゃんが、保護前とは大きく態度が変わっている事に驚く。
自分の置かれた状況を理解したのか、もう外へは戻れない以上、これは甘えるしかないと判断したのか、なでているとお腹を見せ、手足を伸ばして10年も前から家猫でした・・・と言わんばかりの態度だ。
おまけに試しに爪切りをしてみたら、何とまあ切らせるではないか。
その写真も撮ったのだが、あまりにも一杯になり過ぎるので、その写真はまた後日ご披露させて戴きたい。
仔猫から一緒に暮らしていても爪を切るどころか触れもしないトリコロール隊と、6年以上も野良で生きて来て、保護してまだ3ヶ月余りだというのに爪切りをさせるトリコロール隊の父親シロちゃん。
何がどう違うのか、シロちゃんの遺伝子はトリコロール隊にも受け継がれているはずなのに・・・。
う〜ん、まだまだ解らない事の方が多い。
一生、解らない事だらけなのだろうけど、侮れないね、生き物の気持ちというヤツは。
だから、ましてや人の心は侮ってはいけない。
誰にでも自分と同じく自尊心も体面もあり、自分と同じく傷つきもすれば腹も立てる。
怒りに任せて勢いでものを言ってはいけない。
それは必ず自分に忸怩たる想いを残させる。
それが50余年生きて来て、恥の多い人生を送って来た中で得た教訓だ。
辛い時、苦しい時、一人で歯を食いしばって踏ん張る・・・それが出来て初めて大人になれるのかも知れない。
私が求める私の生き方は、そういうものなのだと思う。
あとは実践出来るよう努力あるのみ・・・弱くて駄目な自分にムチ打って頑張るしかない。
モアのバクハツしてしまった腫瘍の傷と、マーゴの新しい腫瘍を診て戴きに、夜は2匹を連れて病院へ。
どちらも次から次へと問題が起きている。
先生には、それでも奇跡的に生きていると思いますよ・・・と言われる。
私達もその通りだと思う。
それ程に、2匹ともに色んな事があった。
そして今もまた新たな問題が起きている。
どちらも健気で明るい性格だけに、この子たちがどうしてこんな思いをしなければならないのかと不憫でならない。
しかし健気でなくても暗い性格でも、どのみちこんな思いはさせたくない。
どの子であれ、健康に楽しく暮らしてくれて、そして苦しまず眠るようにすうっと逝ってくれたら良いのに・・・と思う。
どの子であれ、愛する気持ちに変わりは無い。
そのときどきで出来る最大・最良と思える事をしてやりたい。 |
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シロちゃん
落ち着いちゃうもんね
Mar. 5, 2011 |
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シロちゃん
誰の手だよ〜?
Mar. 5, 2011 |
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シロちゃん
あ〜この手か・・・
Mar. 5, 2011 |
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シロちゃん
俺のママなんだってさ
Mar. 5, 2011 |
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シロちゃん
ま、そういう事に
しておこう
Mar. 5, 2011 |
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シロちゃん
俺のオンナでも
良いんだけどね
Mar. 5, 2011 |
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