シロちゃん
極楽、極楽
Mar. 7, 2011 |
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2011年3月7日 月曜日
3月だというのに雪。
しかも、あっと言う間に積もった。
水気の多い重たい春の雪。
昨日までは雨の予報だったので、慌てて葦簾の屋根がある葡萄棚の下に植木鉢を避難させる。
但し動かせる大きさの鉢だけを。
私は足腰が痛いので、全てこうちゃんが一人でやってくれた。
尤も、痛くない時でも、こういう力仕事は私にはさせないのだが。作業しているこうちゃんの肩にも、どんどん雪が降り積もる。
雪掻きが必要になった時には、それだけは二人で力を合わせてやろうと思う。
そんな覚悟をしていたのに午後には雨に戻り、道路の雪はほぼ溶けてくれた。
雪掻きなんかしてまた筋肉を痛めたら後々迷惑を掛けるのは解りきっているのに、それでもしなきゃならない時もあるし・・・まったく雪のせいで今年は酷い目に遭っている。
それにしても突然の雪の予報に変わり、そしてあっと言う間に降り始めてしまって・・・あんまりだ。
「ひどいよね」「あんまりだ」・・・二人でずっとこの言葉を繰り返す。
雪が多いからこそ豊富な水にも恵まれている日本なのだが、自分の住んでいる場所にだけは降って欲しくないというこのご都合主義・・・豪雪地帯の皆さん、本当にゴメンナサイ。
貧乏な私達ではあるけれど、ケチでしみったれでガメツイ事は嫌いだ。
見栄っ張りの関東人だからだろうか?
菅政権は6日、サラリーマンだった夫の退職時に年金の変更を届けなかった専業主婦に対する現行の救済策を撤回する方針を決めた。
それはこういう事だ。
サラリーマンの夫を持つ専業主婦として保険料を支払わずに済む「3号被保険者」だった専業主婦が、夫が退職して厚生年金から国民年金の「1号被保険者」になった時点から、今度は妻も同様の国民年金の「1号被保険者」として保険料の支払い義務が生じる。
にも拘らず手続きをしておらず保険料を支払っていなかった専業主婦に対し、過去2年間分を支払えばそれ以前の未納分は支払ったとみなされる内容の救済措置が、今年の1月から試行されていた。
案の定、その救済措置に対して「不公平である」という批判が出て来た。
それを受けての救済策撤回と見直しという事だ。
何故手続きを行っていなかったかという理由に、その手続きが必要である事を知らなかったというものが多かったらしいのだが、そんな事はあり得ないだろうと疑っていた。
そもそも夫が「1号被保険者」になった時点で、役所はちゃんと国民年金の保険料の支払いを催促して来るものだ。
夫も私もかつてサラリーマンだったので、それぞれが厚生年金の「2号被保険者」であったのだけれど、退職してフリーランスになったから国民年金の「1号被保険者」へと変わった。
手続きをせずとも、役所から社会保険関係の請求は来ていたと記憶している。
恥ずかしながら、請求が来てからの手続きをしたのだ。
だから「知らなかったから・・・」ではなくて、知ってはいたけれど今まで支払わずに済んでいたものを突然支払いしなければならない事になんとなく合点が行かず、或いは支払いたくても支払う経済力が無くて支払わなかっただけなのだと思う。
国民年金保険料を支払っていない事情は様々あると思うが、生活が苦しくても支払っている人もいるし、支払い能力があっても支払わない人もいるはずだ。
そもそも、「3号被保険者」という制度そのものがおかしいと感じている人は多いだろう。
私だって多くの働く女性と同様に、そんな制度こそ不公平だと感じて来た。
今までに専業主婦で「3号被保険者」になった経験が無いせいかも知れないけれど。
でも、それを声高に言わないで済んでいた。
だって共稼ぎ出来るという事は恵まれた面でもあるし(勿論、同時にその逆の面も持ち合わせているとも言える)、共稼ぎで得られるメリットは実に大きいのだ。
保険料を支払うか支払わずに済むか等という低次元な問題とは比べ物にならない程、夫婦共に稼げることは経済的なゆとりをもたらしてくれるし、少なくとも私個人としては、自分の名前で直接社会参加して働く事での生き甲斐や自らの存在意義を見出して来られたと思う。
だから病気で働けないとか、仕事を続けながらの子育てが出来ない身の上であるとか、本当は職に就きたくとも職が得られないとかの理由が無くて、ただ何となく専業主婦をしている人がいても、ああ、いいよいいよ、貴女の分まで私達が支払っておくから・・・と「上から目線」ではあるものの寛大な気持ちになれた。
それに妻も厚生年金を貰える方が、夫の遺族年金を貰ったり、「3号被保険者」として国民年金を貰うよりも、ずっと金額的に有利だと思うから。
尤も、かなり高額所得者だった夫の遺族年金の場合には、自らが定額所得者で厚生年金を支給されるよりも金額は多いのかも知れない。
その辺りの算定基準は良く解らないので、あくまでも私個人の気持ちの問題ではあるのだけれど。
保険料が免除される「3号被保険者」に対しては不公平だと言わずに居た私だけれど、あの救済措置に関しては不公平なんじゃないかと感じていた。
同じ国民年金の被保険者である人たちの間での「不公平」であるからだ。
それは「近親憎悪」と共に大変にこじれた問題を生む不公平感でもあり、ニュースで見聞きしているだけでウンザリする。
支払った額に応じて支給される・・・それで良いじゃないか。
しかし本当に年金保険料を支払い出来ない貧困層が、年老いてから尚、年金も貰えずに生活が出来ない事も困った事態だと思う。
そもそも、年金制度そのものに無理があるのかも知れない。
だから厚生年金も国民年金も保険料なんか徴収するのをやめてしまって、消費税を20パーセントくらいにして税収を増やし財源を確保した上で、国民全員に最低限度生活して行ける程度の同額の老齢年金を支給すれば良いのに・・・と私は思う。
もっと年金額が欲しい人だけ民間の年金保険にでも加入するか、預貯金の積み立てをすれば良い。
これだって切り替え時には不公平感が付きまとうだろう。
でも、その老齢年金というものは、全老人対象の生活保護システムのようなものだ。
生活保護システムそのものが、受ける者と受けない者とでは大いに不公平感があるものだ。
しかし受けずに済む者は、「持つ者」としての豊かさ持つという事だ。それは結構な事ではないか。
そして弱者を救済する側に立てる事は、精神衛生的に楽だ。
自らを弱者として公言して憚らない人や、弱者のふりをしているずるい人もいるだろうが、そういう人は未来永劫いなくならないものだ。
社会には一定の割合で、ずるい人達がいる。
自分がずるい人間にならずに済んでいる事の幸せと自負を持つ・・・それは幸せな事だと思うのだ。
さて、どうなるのだろう、今後の年金制度。
直ぐにはこの制度の歪みや不公平感は正せないだろうから、私としてはせめて頑張って共稼ぎし続けて来た夫婦が長生きして、長く厚生年金を受け取って欲しいと願っている。
それから、こども手当てやら公立高校の無償化なんか撤廃して、老齢者への福祉を厚くして戴きたいと強く願う。
あの選挙で民主党に投票した人たちの罪は重いと思うなぁ。
シロちゃんの爪切りは、双方が恐る恐るではあったものの、前足だけだが全ての爪が切れた。
そんな子が、うちに一体何匹いる事だろう?
ペロなんか、爪を切ろうとすれば必ず私が負傷する。
アンちゃんだって一気に全ての爪は切れないし、ジャムやゴマ、リマといった人馴れバツグンの子たちでも、途中で「もうイヤ!」と拒絶される事が多い。
ルスとペリーくらいだろうか・・・いい子で切らせるのは。
去年の11月までは野良猫だったシロちゃんが、こんなにも人馴れして家猫然としてしまうなんて、本当に嬉しい誤算だ。
だから今日も室内開放すべくケージの扉を開けたのだけれど、出て来ない。
出て来たと思ったら、ケージの近くでゴロンゴロンして甘えただけで、直ぐに自らケージに戻ってしまった。
まあ、まだ下痢も治っていない事だし、ゆっくり焦らずにやろう。
完全に足まで宙に浮かせる事は出来ないけれど、脇を抱えて少しだけ抱けた事でもあるし、キャリーに入れられる日も近いかも知れない。
シロちゃんは、私にとってはミュウやカワムラさんのような猫になる予感がする。
そういうものを感じながら、何年掛かってでも捕獲を諦めなくて本当に良かったと改めて思う。
大人の野良猫だからと言って懐かないなんて事は決して無いし、仔猫で保護しても懐かない事だって稀にあるという事をしみじみ感じる。
それでも元気で食べて寝てウンコしてくれていれば、それで良い。
野良猫を保護して家猫にする目的は、人に懐かせる事だけではないのだから。 |
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シロちゃん
おっ、そこそこ
Mar. 7, 2011 |
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シロちゃん
喉を撫でられると・・・
Mar. 7, 2011 |
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シロちゃん
とろけちゃうよ〜
Mar. 7, 2011 |
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シロちゃん
何だよ〜こえ〜よ〜
Mar. 7, 2011 |
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シロちゃん
爪なんか切んなよ〜
Mar. 7, 2011 |
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シロちゃん
やめろよな〜
Mar. 7, 2011 |
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シロちゃん
抱き上げんなよ〜
Mar. 7, 2011 |
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