猫雑記20110614

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ナム

ヨトウムシ色
ですって？

Jun. 14, 2011

2011年6月14日　火曜日

ろくにお日様が出る訳でもないのに、インゲンは健気に育ってくれている。

毎日、何本かは収穫し、少し溜まると調理する。

感動的に美味しい。

自分で蒔いた種から出来たインゲンだというだけで美味しく感じる。

新たに蒔いた種は、まだ芽が出ていない。

当たり前か、昨日蒔いたばかりだからな。

インゲンのチェックの際、虫に食われてしまったマリーゴールドの葉を剪定する。

あまりにも悲惨な食われ方なので、どんな虫が食っているのか、夜中に外に出て懐中電灯で照らして見てみたい。

発見したらワリバシで摘んで、公園の藪の中に「ポイ」だ。

いつぞや、夜のベランダでヨトウムシを大量に発見した折、ワリバシで摘んでビニール袋に入れて行った。

ヨトウムシはかなり大きくて、且つ見事に太っており、ワリバシで掴むと暴れて、ビリビリとした動きがワリバシを持つ手まで伝わって来た。

結構、怖い作業だった。

しかし、５０匹以上も捕れた。

これだけ居ては、薔薇だろうが一晩で葉が全部無くなる筈だ。

ヨトウムシを入れた袋は蓋付きの、こうちゃんお手製の木製ゴミ箱に入れて（捨てて？）、そのまま安心して私はお風呂に入った。

風呂から戻ると、こうちゃんが何やらゴミ箱の辺りで疲れた顔をしている。

どうしたのかと思ったら、ゴミ箱を開けたら中は物凄い数のヨトウムシがウジャウジャと這い回っていたと言う。

ビニール袋は口をしっかり縛っておいたので、多分食い破って出たのだろう。

あれだけの数のヨトウムシだもの、狭いゴミ箱の中に全員が解放されたら、そりゃあ凄まじい光景だっただろうと想像がつく。

「カズエちゃんが発見したんじゃなくて良かったよ」

優しい夫はそう言っただけだったけど、こうちゃんだってさぞかしぶっ魂消た事だろう。

しかし私の知らないうちに、よきに計らってくれたらしい。

ヨトウムシはムカデのように噛みついてくる訳じゃないから、そんなに恐れる必要はない。

ただの食欲旺盛で地味な色のイモムシである。

しかし、これが大好きで、手の平に乗せて頬擦りしたいと思う女性は少ないのではないだろうか。

申し訳ないけれど、私はあんまり好きにはなれない。

ヨトウムシをご存じない方がいらしたら、>>ここに画像が一杯あります。

ヨトウガ（夜盗蛾）の幼虫の事です。

因みに私はヨトウガも苦手だ。

あれが飛んで来て顔になんか止まったら、きっと悲鳴をあげてしまうだろう。

ゴキブリが出ようとムカデが出ようと悲鳴なんかあげないでさっさと対処する私だけど、蛾はちょっと苦手だ。

庭に居るトカゲだうがヤモリだろうが大好き。

コモドドラゴンだってテレビで見ている限りでは好きだし、蜘蛛やカマキリ、カエルも好きなのに、どういう訳か蛾はダメなんだ。

仕方ないよね、苦手なものだってあるよ。

さあ、蚊取り線香をガンガンに焚いて、長袖の上着を着込み、首にはタオルを巻いて、ゴム手袋もして藪蚊対策万全の整えで夜の庭に出て、一体何が食い荒らしているのかを見てみようか。

どこに潜んで居るのか判らないエイリアンと対峙するようで、ちょっと怖いけど。

ナム

このアタシに
失礼よね

Jun. 14, 2011