2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ペリー

ママのタイプは
僕だよね?

Jun. 27, 2011
ペリー
2011年6月27日 月曜日

昨夜は【にごりえ】を、今夜は【バットマン・ビギンズ】を観た。





先ずバットマン映画シリーズの感想から。

今夜の【バットマン・ビギンズ】より前の4作品、つまり【バットマン】、【バットマン・リターンズ】、【バットマン・フォーエバー】、【バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲】は、ハッキリ言って全然面白くなかった。

面白くないなどという生易しい次元ではない、子供だまし以下、バカバカしくて見ていられない、時間の無駄・・・という感じだ。

もしこの4作品に観る価値があるとしたら、それは豪華なキャストだけだろう。

バットマン = ブルース・ウェイン役はさておき、ジャック・ニコルソンやクリストファー・ウォーケン、トミー・リー・ジョーンズ、ジム・キャリー、ニコール・キッドマン、アーノルド・シュワルツェネッガー、クリス・オドネル、ユマ・サーマン・・・こんな人がこんな映画に出てくだらない悪役なんか演っているのか・・・と、そこだけは驚く。

お金を掛けた映画なんだな。



4作品とも雑用をしながら観ていた。

それだけ観ているのでは時間の無駄だったから。

雑巾を縫いながら、お皿を洗いながら、猫トイレの掃除をしながら、その合間に時々画面を観る程度なのに、それでも時間の無駄に感じた。

私の独善的な好みの問題かも知れないので、お好きな方にはゴメンナサイ。





しかしダニー・デヴィート演ずるところの悪役「ペンギン」は、荒唐無稽過ぎるとしても良かった。

彼が死んだ後、仲間のペンギンたちが彼をひきずって水に沈めるところは哀愁漂い、ちょっぴり泣かせた。



ダニー・デヴィートといえば、【カッコーの巣の上で】でも良かったし、何たって印象的なのは私のお気に入りの映画【L.A.コンフィデンシャル】で、タブロイド紙の記者「シド」役だ。

あの体型、あの顔・・・脇役としてこんなにも一発で忘れられない俳優も珍しい。

才能溢れる人物らしく、俳優だけでなく監督もプロデューサーもこなしている。



それにしても「ペンギン」は可哀想だったね、本当に。






私が悪態をつきながらも観ていた理由は、やがてシリーズにバットマン役で登場するはずのクリスチャン・ベイルを観る為の準備だった。

シリーズの他の作品も参考までに観ておいて、他のバットマン役たちとも比較したかった。



そしてようやく5作目にして【バットマン・ビギンズ】が今夜放映され、クリスチャン・ベイルのバットマン = ブルース・ウェインを観た。

なるほど、リスチャン・ベイルはプロレスラーのようにムキムキに身体を作っていた。なんだかなあ・・・ま、バットマンなんだから仕方ないだろうけど。

この日にも写真>>こちらを張り付けたけれど、断然スーツ姿の方が似合うと思う。

ほら・・・こんなに。

兎に角、歴代のバットマン役の中では異色である。

その綺麗な顔からして、これまでのバットマンとは違う。

それがマイナスにならない為にも、身体を作り上げたのだろうか。



前にも書いたけれど、この人にはアクション俳優など目指して欲しくない。

バットマンは、この次の作品【ダークナイト】で終わりにして戴きたい。
これは13歳の頃のクリスチャン・ベイル。

【太陽の帝国】で主演に抜擢された時の顔だが、確かに今の顔には子供の頃の面影がある。

同一人物なんだから当たり前だけど。


と言うよりも、こちらの子供の顔の方がずっと馴染み深い私としては、この少年の顔の中に大人になってからの面影が見い出せる・・・と言った方が良いかも知れない。







アクション・シーンは動きも非常にリアルで、訓練中には殴られて鼻血なんかも出る。

そうして、如何にしてバットマンという勧善懲悪のヒーローへ成長して行くかの過程が描かれた作品になっている。





これまでのバットマン、いや、ブルース・ウェインと違い、リスチャン・ベールだと大富豪の息子として執事のマイケル・ケインに「ウェイン様」と呼ばれても違和感が無い。



申し訳ないが、【バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲】のブルース@ジョージ・クルーニーでは、全く「お坊ちゃま」になんか見えない。

セックスアピールとも背中合わせなのかも知れないが(私にはその辺の事は解らない、濃い顔は好みじゃないので)、兎に角、矢鱈とオッサン臭いのだ。





作品自体もそれまでのシリーズとは大違いで、流石クリストファー・ノーラン監督作品だけあってブルース・ウェインの心の中、精神性を濃厚にたっぷりと描いている。



クリストファー・ノーラン監督作品で思い出すのは【メメント】であり、【インソムニア】である。

これらの作品と共通する色と匂いが、【バットマン・ビギンズ】にはしっかりと詰め込まれていた。





失意で放浪していたブルースを、「影の同盟」という組織で鍛え上げる師匠役にリーアム・ニーソン。

この配役が、私にとっては秀逸だった。

この作品にも他のシリーズ同様、名優が色々と出ているのだが、リーアム・ニーソンは飛び抜けていた。

今回一番の悪役なのだが、何しろ知的でハンサムで「大人」だ。

リーアム・ニーソンでピンと来ない人は、【シンドラーのリスト】でシンドラー役をしていたあの俳優と言えば解るだろうか。






ゲイリー・オールドマンもルトガー・ハウアーも出ている。

モーガン・フリーマンも渡辺謙も出ている。

それぞれ重要な役だし、これまでのシリーズのオールスタア・キャストに負けていないのみならず、彼らにとても深みのある内面を与えている。





ゲイリー・オールドマンなんて、【レオン】の時の薬でイカレた麻薬取締局の捜査官の演技を思い出すと今でも恐ろしい位だ。

だけど、この【バットマン・ビギンズ】でゲイリー・オールドマン演ずるゴードンは、賄賂も受け取らず真面目に悪を追う善良な刑事である。

拍子抜けしてしまう程、とぼけた表情をしたイイ奴なのだ。



この俳優は、何を演っても個性的で上手い。

【ドラキュラ】でのドラキュラ役も、【JFK】でのオズワルド役も、【シド・アンド・ナンシー】でのシド・ビシャス役も、【ハンニバル】でのメイスン・バージャー役も、どれも良かった。

だけど【レオン】でのスタンスフィールド役は、狂気すら感じさせる悪党を見事に見せつけた。



これが【レオン】のときのゲイリー・オールドマン。

何度観ても嫌な恐ろしい捜査官で、死を覚悟したレオンが道連れにして爆死した時にはホッとした。

因みに、ゲイリー・オールドマンがオズワルドを演っている【JFK】は、言ってる傍から明後日、同じBSのシネマ枠で放映するというじゃないか。

観ない訳にはいかない。

もう何度も観たけど、これも好きな作品なんだもの。






それから、これも余計な事だし、個人的な好みで言わせて貰えば、バットマン = ブルース・ウェインの幼なじみにして今も恋しい「レイチェル」役のケイティ・ホームズが、ちっとも綺麗じゃない。

アップになる度、何度でも、こうちゃんと同時に「ヘンな顔」と言ってしまった。



これまでのバットマンシリーズでは、綺麗どころとしてキム・ベイシンガーやミシェル・ファイファー、ニコール・キッドマン、ユマ・サーマンといった美人女優が出ていただけに、これがバットマンのマドンナなの?とがっかりしてしまう。



まあ、美人過ぎない方が、むしろリアルと言えばリアルなんだろうけど、この人では、クリスチャン・ベイルとは釣り合わないんじゃないの?

むしろジャクリーヌ・ケネデイ役でも演ればピッタリなのにね・・・と二人で悪口に近い事を言いながら観てたら、演っていたのね、既に。

7月に放映されるNHKの海外ドラマ【ケネディ家の人びと】で、ジャッキー役を。



それは本当にハマリ役だと思う。

目が離れているところなんかソックリだし。









細かいストーリーには触れないけれど、ラストで次回作品の悪役「ジョーカー」の登場を暗示して終わる。

次回作【ダークナイト】は、明日の晩放映される。

明日もまた観なくてはいけない。

そして明後日の【JFK】か。





仕事はまあ、ぼちぼちやるとして、強制給餌とトイレ掃除で忙しいというのに、連日映画もウインブルドンも観なくてはならないものだから、ますます寝不足になってしまう。



でも、頑張って仕事と趣味と猫仕事と、みんな頑張る価値はある。

楽しく生きなきゃ。

あくせくしていた方が、私には安心出来て楽しいんだし。






長くなり過ぎたので、映画【にごりえ】についてはまた後日。




ゴマの様子は変わらず。

バットマンを観ている時には来なかったけれど、ウィンブルドンテニスの時には私の胸の上に乗って、1時間ほどゴロゴロした。



オシッコは回数が減り、その代わりに1回の量が凄まじく多い。

もともと多飲多尿ではあったものの、こまでは多くなかった。

脱水が心配だが、まだ自発的に水を飲んでいる。

飲み水には常にハイポを大量に入れてあるので、これが口の中の痛みに功を奏してくれると信じたい。





少し調子が良いと食べたい気持ちはあるらしいのだが、やはり痛みで食べられない事が多い。

唯一、ホタテの貝柱の刺身を小さく刻んだものを少しだけ食べる。



明日も買って来なくちゃ、ホタテの刺身。

だけど少し高過ぎるよね、ホタテの刺身って。今年は特に高くないか?

可愛いゴマの為だから仕方ないけどね。
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いや、俺、俺!

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