2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ルス

ママを待ってたら

Jul. 26, 2011
ルス
2011年7月26日 火曜日


また痛い話で恐縮だけど、6時間おきの鎮痛剤も、指の腱鞘炎の痛みには効いてくれない。

バキッと走る電気ショックのような痛みには良く効くのだが、ペンチでねじ切られているんじゃないかと思うような手足の関節の痛みにも効かない。

腱鞘炎にも効かない事がこれで解った。



一般的にはこの鎮痛薬がこの症状には効く事が多いから・・・と処方される訳だけど、やはり個人差がある。

鎮痛薬にも、色々な鎮痛の仕組みの薬が色々とある。

どの薬が効くのか、どの痛みには効いてどの痛みには効かないのか、こうしてひとつずつ検証して行くしかないんだろうな。

しかもある程度これが合っているみたいだと思っても、だんだんと効かなくなる事もある。

また試行錯誤の繰り返しになる。

自分の体で人体実験するしかないんだな。








腱鞘炎は、使い続けている限り治らないと言う。

以前、PCで地図を描く仕事をしている時には手首の腱鞘炎になって、長い事完治しなかった。



今回は親指に腱鞘炎が出た。

指の付け根が腱鞘炎で、途中の関節はバネ指状態の腱鞘炎だ。

バネ指が先で、それをかばって使っているうちに、付け根の腱鞘炎が始まった。

そこをかばって使っているうちに、手首の腱鞘炎へと進んだ。



そんなもんだよね、誰でも、

痛い膝をかばって歩いているうちに、腰や股関節が痛くなったりする。

安静を保つのが回復への一番の近道だと解っていても、そうそう安政にしていられない。

みんなそうだよね。






手を使わない事には、私は私のしたい事、しなければならない事が出来ない。

手を使わずには、私には何も出来ない無能力者なのだ。

口や足の指でペンやマウス、キイボートを使いこなしたりする程には、私は根性が据わっていない。

いつか回復するだろうと思うと、今から訓練する気持ちにもなれない。



生まれつき手足が無かったにも拘らず、立派に何でもこなしている人。

成人してからの事故で首から下が麻痺して寝たきりでありながら、口で絵も文字も書けるようになった人。

足の指でペンを握り文字を書く人。



そういう人たちの、私なんかには想像も出来ないような血のにじむような努力を、私は尊敬するくらいしか出来ないのだ。

せめて腱鞘炎が治るよう、今はそろりそろりと使い、出来るだけ休ませている。



とりあえず湿布して炎症を鎮めようとしたり、包帯で軽く固定するようにしてみている。

包帯を巻いていれば視覚的にも注意喚起して、ついうっかりいつも通りに使って「痛〜い!」なんて叫ぶ事も少なくなる効果がある。

或いは包帯で絞めている圧迫感があって、皮膚感覚的にも注意を促してくれる効果もある。





親指だけ単独で使う訳じゃないけれど、何かを掴むにも、字を書くにも、親指というものがどれだけ重要な役割を果たしているか、使えなくなると良く解る。

日頃から、もっと有り難く思い、大事に使わなければ・・・と、痛いさなかには思う。

だけで喉元過ぎれば・・・なのだ。

みんなそうだよね。








面倒だと思いながら、今日も包帯を巻く。

だけどキイボードやマウスは使えていも、包帯なんか巻いたまま包丁を使ったり雑巾掛けをしたりは出来ない。



そもそも包帯は汚い。

汚い包帯をわざわざ巻く事はしないけれど、新しい包帯を巻いても、それでPCで仕事しているだけで随分と薄汚れてしまう。

調理の際にそのままでいたら、バイ菌だらけの手で料理するようなものだ。









おっと、何が言いたかったんだろう。

長々と書いているうちに忘れてしまう。

鎮痛剤ボケもあるんだろうけど、きっと歳のせいもあるんだ。

それとも元々そういう性質、そんな程度のお脳の程度なんだろうか。




ま、いいや・・・と書いて、そう言うセリフも多くなっている事に気づく。

若くてこだわりの強かった、エネルギーがみなぎっていた頃は、決して言わなかったセリフだ。

ま、いいや・・・そんな風に、自分にも他人にも寛容になれないで、とことん追い詰めた。



無駄にエネルギーを使っていた、バカだった若い頃。

でも、きっとああいう時期も必要なんだ。

だけどいつまであんな風ではいけない。

他者に対しては勿論だけど、自分に対してこそ「ま、いっか」と思ってやれないと、生きる事はどんどん苦しくなる。



歳をとるって悪い事ばかりじゃない。

色んな事に慣れて、寛容におおらかになれる。

こんなに生きるのが楽になるとは思わなんだ。

それを若い頃は、「ああいういい加減な大人にはなりたくない」なんて蔑んですらいたのだ。



若いってバカ。

でも純粋だった若い頃の自分も可愛いじゃありませんか。

もう撮り戻せない若さだけに、多少の失敗や恥もひっくるめて愛しく思える。

そういう事自体が、既に寛容で「ま、いっか・・・」の世界なのだ。



ビバ、中高年。

自分の存在意義なんか他人の評価の中に求めて苦しんでいた若い頃と比べたら、もう楽で楽で信じられない位に解放されている。

多少の事ではゆるがない、この大雑把な自信と経験値。



その代わり、身体はあちこちガタが来て、痛い痛いの日々なのだが。

何もかもは手に入らないんのさ、きっと。



今は猫たちからの信頼と求愛を受けて幸せ一杯だから、失ったものも多くても仕方ないと思う。

それにこうちゃんという最高のパートナーもいる。

だからこの身は多少の犠牲を払っても、世間のお役に立ちたいと思ってしまう。

幸せだと、ついついそういう回路になるのだと思う。






さあ、待っててね、猫たち。

これを書き終えたら、一杯グリグリしてあげるよ〜。
ルス

眠くなっちゃうわよ

Jul. 26, 2011
ルス

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