猫雑記20110801

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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アンダ

セミ、うるさいよ

Aug. 1, 2011

2011年8月1日　月曜日

やっと朝から晴れた。

途端に「ミ～ンミンミンミンミンミンミンミ～」と蝉がうるさい。

いや、うるさいなんて言ってゴメンよ、蝉。

君たちもきっと、雨が上がるのを待っていたんだよね。

長い長い幼虫の年月を経て、成虫となる為に土の中から出て来た君たち。

そして木に登って大声で鳴いてメスを引き寄せ、種を残す為の繁殖活動の短い期間を最大限満喫しているんだよね。

それにしても大きな声だね～、感心するよ。

鳥に食べられたりしないよう気をつけて、良いパートナーを見つけて、また子孫を残してね。

・・・と書いてみると、子孫を残さない私って、生物の自然なあり方に反しているんだろうな・・・と今更だけど思う。

みんながみんな私のようだったら、人類は滅んでしまう訳だ。

子供を産み育てているお母さんたち・・・本当にご苦労様です。

人類の未来の為に産み育てている訳じゃないだろうけど、太古からの人間としての自然な営みの流れにちゃんと乗って、つくづく偉いと思う。

そういう事を放棄している私なんか、野良猫を一杯飼って当然だろう。

もっと飼えると良いのだが・・・流石に無理だろうな。

来世ではもっと早くに野良猫の存在に目醒めて、もっと多くの野良猫を助けたい。

その時、もう一度会えるかな、こうちゃんやカワムラさん、ミュウたちに・・・。

朝一番でメールと電話を戴いた。

１１年前に里子に行った、鶴見の「ハナクソ」の娘「福ちゃん」が、昨日逝った。

生まれて初めての捕獲で、５匹のうち一番最初に捕獲された仔猫だった。

おっとりしていて、捕獲機の扉が閉まってもまだエサを食べているような、呑気な仔猫だった。

そして一番最初に里子に行けた仔猫だった。

お嬢さんが両親の結婚記念日のプレゼントに・・・と選んでくれた子だった。

「福」という名前の通り、幸せな一生を送らせて貰えて良かったね。

そして家族みんなを幸せにしてくれたようだね、福ちゃん。

おやすみ、福ちゃん。

ハナクソかあさんとは、もう会えたかい？

アンダ

アンちゃんは
静かだよ

Aug. 1, 2011