猫雑記20111206

2011年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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カイル

カイ君、黄昏てるの？

Dec. 6, 2011

2011年12月6日　火曜日

何日もオフにはしていられないのが貧乏人の性かな

寒い朝。

昼から冷たい雨が降り続き、どんどん寒くなる。

こんな日は、猫たちはくっ付き合って良く寝ている。

野良猫の頃にはあり得なかった状態だね、みんな。

私は気圧のせいなのか何なのか、痛み止めが効かず、一日どこへも出掛けず。

家に籠って仕事をぼちぼちと開始した。

オフはもうお終い。

自分にはある程度の不可と緊張を掛けてやる事が必要だと思っている。

緩ませる事も勿論大事なのだけれど、そうしていると何とも言えない不安な気持ちになり、それがストレスに繋がる。

苦労性で気が小さいのだろう。

だけど、私のような平凡な人間が努力をしなくなったら一体どうなってしまうのだろう。

仕事にしても、猫たちに対しても、努力の量でしか結果が出ないと言って差し支えないだろう。

本当は一日中、暖かい部屋で猫たちとゴロゴロしていたい。

ゴロゴロしながらＤＶＤで映画を観て、眠くなったら寝ちゃって、お腹が空いたら起きて・・・ご飯食べたらまたゴロゴロして、衛星放送でも観て、また眠くなったら寝ちゃって・・・

う～、考えただけで楽しい。

でも、そうしたら猫トイレの掃除は誰がするんだ。

誰が生活費を稼ぎ、誰がご飯を作り、誰が洗濯掃除をしてくれるんだ。

自分でやるしかないじゃん。

こうちゃんもフルにしてくれるけど・・・。

有閑階級に生まれていたら、この苦労性なんか欠片も無く、性格は違っていたのかな。

ま、あり得ない事を考えても仕方ない。

働け、働け、私。

稼ぐに追いつく貧乏なし・・・だよ、多分。

赤ちゃんだとばかり思っていると、ペロだってもう３歳半にもなっていた

ペロの保護主さんからクリスマスカードが届いた。

ペロがうちに来た日から、もう３年も経っているんだ。

月日の経つのが早くて、恐ろしくなる位だ。

あのまま保護して貰えずに栃木の山の中に居たら、あの年の冬はとても仔猫には越せなかっただろう。

良かったね、ペロ、優しい人に拾われて。

ペロも少しだけ大人になったみたいで、掃除機を怖がるようになって来た。

ついこの間までは全く平気だったくせに。

でも、私の足元に付きまとって高い細い声で鳴いて甘える様子は、まだまだ赤ちゃんだ。

私が出掛けようとしてバッグを足元に置いて、うるさく抱っこをせがむリマを構っていると、その間にバッグの中から小銭入れを引きずり出してどこかへ運んでしまうペロ。

「運び屋」はペロとペリーなんだけど、ペロはとても咥え難いもの・・・ステンレスのギロチン式の爪切りのようなものまで上手に運んでしまって、ペリーに勝る。

そんな事で勝らなくて良いのだけど。

ペロは仔猫の頃から一緒に居る子のうちの一人だ。

ペロとテト、ガラ、ジャム、トリコロール隊の３匹、ルスリマ姉妹、そして今は亡きアメショー軍団の３匹・・・そうか、たった１１匹じゃん。

１１匹は全然少なくないか。へへ。

でも、11/36だからな。三分の一以下だもんね。

だけど仔猫の時から居るので可愛い・・・という意味じゃない。勿論可愛いけど。

大人で保護した猫だって懐く子もいるし、全然触れない・懐かない子だっているけど、どちらも等しく愛しい。

お爺さん、お婆さんで来たカワムラさんやみーちゃんというこの上なく素晴らしい猫も居たし、クロちゃんやぶーちゃん、フレアだって、きっと年寄りだろうと思う。

キジ丸なんか何歳なのか推測すら出来ない。

まだ猫も人も怖いみたいで、殆どの時間は固まっている。

時間薬が効いて来るまで、辛抱しよう、キジ丸。

いつの日かきっと、ここが一番安全で安心な自分の「家」だと思える日が来る。

その子がどんな気持ちで居るのかを考えると、それだけで愛しくて堪らなくなる。

たまたま私の今の人生では対象が猫だったけれど、それが犬だろうが熊だろうがタヌキだろうがライオンだろうが、きっとおんなじ気持ちになるんだろうな。

全ての生きものを保護したり共に暮らしたり出来ないというだけだ。

カイル

僕を呼んだ？

Dec. 6, 2011