ビル
僕が噂のバカ1号です
Mar. 6, 2012 |
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2012年3月6日 火曜日
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文句言いばかりの我が家だけど、私は文句ありませんよ |
変に暖かい。
暖かいのは歓迎だけど、これまた変な陽気で4月の始め気温だとか。
でも、お陰で日中はエアコンを止めていられた。
コタツとホットカーペット、オイルヒーターはつけたままだけど。
具合の悪い子がいる場合、これ位だったら大丈夫だろうとタカを括っていると、途端に影響が出る。
人間の私には暑い位でも丁度良いらしいのだ。
それに猫ってつくづく寒がりだ。
なのに野良猫には暖房が無い。
うちの猫たちは、それでも文句ばっかり言っている。
「帰りが遅いよ」、「もっと撫でてよ」、「抱っこして!」、「他の猫を可愛がっちゃダメ!」、「テレビなんか見てないでアタシだけを見てて」、「爪なんか切らないで!」・・・とその子その子で言っている(と思われる)事は色々だけど、兎に角文句が多いのは何故だ。
しかも文句を言うのは女の子ばっかり。
ま、我が家はメスの比率が高くなってしまったからな。
オスは保護したての家庭内野良の方が多くて、文句を言うどころか、まだ私をママだと思ってはくれていないし、近寄らせてもくれないんだ。
よくよく考えると、オスで文句言ってくれるのはシロちゃん位のものだ。
ううう・・・シロちゃん、愛してるよ。
これで下痢とバカ尿が治ったらね。
いや、これはもう治らないよね、あらゆる対策はとっているけどね・・・。
いいんだ、いいんだ。
どうあっても、何をしても、家猫になってくれただけでいいんだ。
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私の中にだって、豊かに流るる「ムーン・リヴァー」がある |
昨日予想した通り、今日も一日中頭の中で「ムーン・リヴァー」が鳴っている。
すっかり忘れている時でも、ふと鼻歌を歌うと、それが「ムーン・リヴァー」なので驚いてしまう。
今まで、この曲を好きだと感じた事なんか一度も無かった。
だって私、プログレ少女だったから。
その後もハードなのを聴いていたから、まさかこんな軟弱な音楽を好きになるなんて思いもよらなかった。
「ムーン・リヴァー」の、とりわけ”Two drifters, off to see the world”という部分が気に入っている。
歌詞の内容に惹かれるとかそういう事じゃなくて、曲に乗せた時の言葉の響きが穏やかなイメージを思い起こさせて、そのイメージが好きなのだと思う。
豊かな水量の川がゆったりと静かに流れ、そこに身を任せて漂うイメージ。
それは決して不安な票流なんかじゃなく、まるで神の懐に抱かれているような、或いは私を大きな愛で見守ってくれている存在を感じるような、そういう安心感や懐かしさを感じさせてくれる。
ジャムを抱いてPCに向って歌っていると、うるさいと言わんばかりに私の口にパンチする。
でも下手だからパンチするのではないらしい。
だってこうちゃんが歌ってもパンチが出るのだ。
こうちゃんと私でジャムを挟み川の字になって寝ている時、たまにこうちゃんに歌って、歌って・・・とリクエストする。
やはり二人でジャムを挟み、寝る前のお喋りをしていても、こうちゃんが夢中になって昔話のウンチクを傾けていたりすると、そのこうちゃんにパンチしたり噛んだりする。
うるさい、という訳でもないのだろう。
だって大きな音でつけているテレビの真ん前で眠ったりするのだ、ジャムは。
もっとうるさかろうに。
要するに、自分にだけ神経を集中していてくれないと嫌なのだろう。
話や歌に夢中になっている私達に嫉妬しているのだ。
ミュウもそうだったっけ。
でもミュウはジャムのように噛んだりはしないで、顎をしゃくりながら「ん~、ん~」と口を開けずに声を出して文句を言った。
「はいはい、見てるよ、ミュウだけ見てるよ」
「わかってるよ、ミュウが一番だよ~」
そうは言ってみても、またテレビを見たりお喋りしたりしていた。
そしてまた「ん~、ん~」と文句を言われる。
ジャムの重さ、大きさ、その大きくて柔らかいデブ特有の抱き心地、被毛の柔らかい手触り、そして必ず私達の間に入って寝て、私の枕に頭を乗せて眠るところなど、そのいずれもがミュウにそっくりだ。
「ミュウちゃん、入ってる?」
私は時々聞いてしまう。
でもジャムはミュウのように赤ちゃん抱っこはさせない。
ミュウは完璧に私を信頼していて、どんな不安定な体勢で持ち上げられても、そのままいつまででもじっとしていた。
私の目の中をみつめるミュウの目は、私だけを求めているのが良く解った。
私はミュウのその求めに応えきれなかったんじやないかと、それだけが悔いが残る。
今更もうどうしようもない。
あの世で真っ先に謝るんだ、会ったら直ぐに。
かつてジャムが手の平に乗ってしまう程小さかった頃、あまりにも悪戯でミュウに噛んだり飛び掛かったりしてうるさいと、香箱を組んでいたミュウが右腕1本だけ動かして、クルリとジャムを腕の中に巻き込み、お腹の下に隠してしまった。
小さいジャムは、柔らかくて大きなミュウの身体の下でピーピー鳴いていたっけね。
マルコだってミュウに随分と遊んで貰ったんだ。
ミュウのように寛大な猫にはなれなかったけど・・・それどころか他の猫が大っ嫌いな猫になってしまったけど・・・ミュウの遺伝子は確かにジャムの中で生き続けている。
血なんか繋がっちゃいないのに。
魂は生き続け、受け継がれ、受け継いだものをより豊かにするんだ。
カワムラさんも然り。
痕から来た猫たちには優しくて寛大で、ついでにオンナ好きで、女性に良くモテた。
ルスとリマが不妊手術で1晩留守にしていた時、鳴いて2匹を探していたカワムラさんの姿は忘れられない。
ルスとリマの中には、間違いなくカワムラさんの遺伝子が入り込んだろう。
毎日こうして3匹で寝ていたんだもの。
一杯舐められて、カワムラさん臭くなっちゃった位だし、何より、カワムラさんに優しく慈しまれ愛されて育ったんだもの。
残念だけど、猫には人間に出来ない子育てや教育・指導が出来るのだと思い知らされる。
私達がどれだけ愛情を掛け、手を掛け、時間を掛けて育てたつもりでも、猫同士のそれには到底敵わない。
でも、そこまでの事が出来る猫というのも、また少ないのだけれど。
そんな稀有な存在であったミュウやカワムラさんは、私達がどんどん多頭生活に進めた要の存在であり、どれだけ手助けされていたか解らない。
改めてその事を感じる。
ミュウとカワムラさんは、私にとっての心の故郷、「ムーン・リヴァー」なのだ。
これからもきっとずっとその懐に抱かれて、緩やかな豊かな流れに浮かんでいられるだろう。
永遠の存在となった彼らの魂は、私に「愛」がもとらす安心を教えてくれている。
有り難う。
そして、与えられるものばかり大きくなるばかりで、あれっぽっちの年月では貴方達に与え足らなくて、ごめんね。
ところで、みーちゃんの魂はメラが引き継いでくれているのかな、少しだけでも。
頼むよ、メラ。
アンタだけなんだからね、あのみーちゃん部屋でお利口なのは。
あとのオスは「4バカ」カルテットだから。
みーちゃん、メラに入り込んで助けてあげてね。 |
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プティ
なんで僕がバカ2号なんやろ、
なあ、おばあはん?
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チャイ
へい、バカ3号っす
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デンちゃん
バカって何どす?
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メラ
婆ちゃんが入ってるかどうか
わからないけど
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メラ
婆ちゃん3人分位あるわよ
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