2012年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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カイル

僕を褒めてるの?

Mar. 10, 2012
カイル

2012年3月10日 土
曜日



雨、そしてまさかの雪まじり

春が確実に近いと思った矢先に、またしても真冬のように寒い。



昨日からずっと降り続いている雨に、今朝は横浜ですら雪が混じった。

東北の被災地では、もっと寒いんだろうな。

明日の朝はもっと冷え込むらしいから、また雪にならないか心配だ。







最近、キムチさえ食べていれば野菜もOK、発酵食品で栄養も足りているはずだと思い、下手をすると3食キムチを食べている。

勿論、他にもチラホラと料理はするのだが、仕事が忙しいのと指が痛いのを錦の御旗にして、ちょっとサボッている。



そろそろ野菜を買いに行かなくちゃ。

白菜たっぷりの豚しゃぶが食べたいなあ・・・大根とホタテのサラダが食べたいなあ・・・またキャベツのトマト煮込みが食べたいなあ・・・グリーンアスパラの天麩羅が食べたいなあ・・・と頭の中では色々と考えるのだが、今日も出掛けず終いだった。



よし、明日こそ買い出しに出て、天麩羅を揚げよう。

玉葱と桜エビのかき揚げ、千切り人参のかき揚げ、アスパラ、さつま芋、それから山菜が何か出ていたらそれも揚げたいな。

山菜はまだ早いかな。

蕗のとうなら出ているかな。



去年は戴きもののタラの芽を山ほど天麩羅にして、思う存分食べたっけな。

春はいいなあ・・・早く来い来い、春よ来い。

3月も中頃になると言うのに、寒過ぎるよ、まったく。




キジトラっていいよ

ね、赤ツナギさん?皆さん?

どんな毛色の子もそれぞれに美しさが違うし、みんな可愛いし、黒白や白三毛のバリエーションに富んだ柄の入り方なんかもう芸術的とも言える位なんだけど、性格の穏やかさや飼い易さから言うと、キジトラって最高かも。



一見すると地味だけど、顔が端正な子が多いのもキジトラの特徴だ。

むろん例外はあるだろうけど、キジトラは「顔がいい」。

そして性格も良いときたら、最高なんだ、キジトラ。



うちにも一杯いるよ、キジトラ。

メラ・ビル・プティのトリコロール3きょうだいも、ナムもテトもカイルもキジトラ。

ガラはキジ白だけど。







その中から、今日はカイルにスポットライトを当てたい。



カイルは某大企業の敷地内に流れ着いた野良猫で、その前はどこに居たのか解らない。

流れ着くまでに飢えきっていたのか、それとも全身に広がっていた疥癬のせいで食べられなかったのか、兎に角、私が捕獲してうちに連れて来た時にはガリガリに痩せて血だらけだった。



去勢して疥癬治療を1ヶ月続けた。

全身の毛が全て抜け変わったんじゃないかと思う位、どんどん毛が抜けた。

そして血なのかカサブタなのか、ケージの覆いの布にはびっしりと細かい点々が付着し、何度となく熱湯で洗った。

色んな猫の疥癬治療をしたけれど、あんなに酷いのは初めて見た。

言っちゃ悪いが「バケモノ」のようだった。



それで「カイセンがナオル」ように「カイル」と名付けたのだ。

今思えば酷い名前だけど、若い頃のカイル・マクラクランが好きだったので、ま、いっか。





1ヶ月間ケージに置いてケアしている間にはぐんぐん綺麗になり肥えて行ったけれど、カイルは相変わらず物凄く怒っていた。

ご飯やトイレの面倒を見るにも、「パッ」と言う声と共にコブラのように素早く飛び掛かって来た。

私はその威嚇攻撃から手を守る為に、アルミのひんやりマットを盾としつつ、水やフードの容器を引き寄せるのに孫の手を使っていたのだ。

その孫の手では、今の私の背中のカイカイは上手く掻けないのだが、あの時は役に立ったね。



すっかり綺麗に毛が生え、よく太ってから、その時期その場所から集中的に捕獲して連れて来た何十匹もと同様、うちのエサ場にリリースしたのだけれど、カイルは殆ど我が家の敷地内に居付いていた。



カイルは、私達が朝夕のエサやりの時間を覚えて、ドアの前で待っているようになった。

食いしん坊で、ご飯を出してやるのが待ちきれない。

早くくれと言わんばかりに、私達の手にパンチする。

カイルのパンチのタイミングを私達も覚えて、そうそう引っ掻かれたりはしなくなったけれど、そうして毎朝毎晩皆勤賞のカイルと付き合ううちに、どんどん馴染んで行ったんだ。



カイルは玄関ドアを開ける時、ドアに頭突きしたりスリスリするまでになって行った。

だけどご飯の容器を引き寄せると、コブラになる。

これはもう条件反射なんじゃないかと思う。




ある晩、といれの窓から、カイルが当時空き家だった隣のアパートの階段の踊り場で寝ている姿を見かけた。

人の全く居ない、朽ちそうなアパートに居る一人ぼっちの野良猫は、とても孤独に見えた。

「寂しくないんだろうか」と思った。



野良猫に「寂しくないか」などと考えるのはナンセンスかも知れない。

人間と同じように、野良猫の心持ちを考えてはいけないのかも知れない。

でも、少なくともうちの猫たちは人恋しがるし、寂しがったり何か(エサではない)を求めて私達を呼ぶし、そして私達の愛情をめぐって他の猫に嫉妬もするし、傍に居てやりさえすれば安心して眠りもする。

そういう猫が多いものだから、私はそんな猫たちに洗脳されているのかも知れない。



兎に角、私はカイルが一人ぽっちでいる姿を見ていられず、さんざん逡巡したのも事実だが、家に入れる事を決意した。

カイルは食いしん坊だから、再捕獲が比較的楽だったように思う。



そして2007年の12月4日、遂に家に入れる事が出来た。

また1ヶ月はケージで過ごす間にも、カイルは相変わらずコブラだった。

途中、歯茎に良性の腫瘍が出来て手術する事になった時も、入院中はまたしてもコブラだったそうで、早々と退院させられてしまったのだ。



それが退院して間もないある日、突然頭を撫でさせた。

威嚇もするけど撫でさせもする。

他の猫たちとも仲良くなれたし、私達の事も好きになってくれた。



ぶーちゃん部屋で呼べば来る、そして撫でさせるのは、いまやカイルだけかも知れない。

ぶーちゃんですら、爪切りや毛玉取りに懲りて、私の姿を見ると逃げるのだから。






カイルが素晴らしいのは、家庭内野良のメスたちにも全く嫌われないし、野良支時代にはボスだった巨大なぶーちゃんや巨大なタマちゃんとも凄く仲良しだし、レンのような優しい小型のオスとも仲良し。

基本的にはカイルだって家庭内野良なのに、辛うじて頭や背中を撫でさせ、名前を呼べば近くに来る。

庭からガラス越しに呼んでも、ちゃんと来る。






何が言いたいかって、キジトラは飼い易いって話だったはずなんだけど、どうも我が家の場合はバリバリの大人の野良猫をうちの子にしているケースが多くて家庭内野良が多くて、あんまり説得力が無かったね。

スンマセン。

皆さんのお宅の、端正で性格の良いキジトラさんを是非ご紹介下さい。





でもね、ホント可愛いヤツなんだ、カイルって。

ここまでバリバリの野良だった大人のオス猫でも、こんなに馴れてくれる。

馴れない子だっているだけに、カイルの馴れ方は私達にどれほどの喜びを与えてくれているか。



そして実にハンサムなんだ、カイルって。

ま、カワムラさんだって私の眼には凄くハンサムだったんだけど、「それはカワグチさんの欲目だよ」と言われてしまった事もあるので、あてにならないかな、私の審美眼は。

でもカワムラさんには本当に女性ファンが多かったんだぞ。

光源氏とまで言って貰ってたんだぞ。





ま、いいや。

私の言うところの端正なその顔を、たっぷり見てやって下さい。

私の可愛いカイルを。
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