シャイン
彫り師って誰の事？
Mar. 23, 2012 |
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2012年3月23日 金曜日
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猫の行動に規制はしない私だけど、家を彫るのは如何なものかと思う |
もうお彼岸も終わるのに寒い。
雨で気温が上がらず、朝よりも昼間に気温が下がって行った。
今年は本当に寒い。
それでも９度もあるのだから、いっときから比べたら暖かくなっているのだ。
真冬は過ぎた。
だけど、ほぼ冬まっさかりのように寒い。
今日のジャムは、自発的にトイレでオシッコした。
拍子抜けするじゃないか。
でも、トイレでしてくれた方が良いに決まってる。
何しろ大量だからな、ジャムのシッコは。
その後、ベッドでコチコチの小さなウンコを一杯して、「ウンコ手帳」には「＊＊時＊＊分 ジャム（ベッドで中）」と書かれた。
理想は「＊＊時＊＊分 ジャム（トイレで特大）」という記述だ。
１００歩譲って「＊＊時＊＊分 ジャム（ベッドで特大）」である。
兎に角、出さない事には健康の基本が無い。
最近ではウンコマッサージも全力で嫌がるし、その我儘ぶりは手に負えない。
誰がジャムをこんなに我儘に育てたんだ。
こうちゃんだな、多分。
だってジャムが仔猫でうちに来たばかりの頃、私はまだ勤め人で日中は家を空けており、既に脱サラしていたこうちゃんが殆ど育てたようなものなのだ。
小さくても怪獣だったジャムは、いつもこうちゃんに叱られていた。
「子供は寝る時間だぞ」
いつまでも暴れているジャムに、こうちゃんはそう叱っていた。
私は大笑いした。
だってこうちゃんが猫を叱るのは、ジャムが初めてだったから。
その後、次々と猫が増え、それはそれは様々な個性の猫がいる我が家だけれど、そんな風にこうちゃんが叱るのはジャムとアンちゃんとペロくらいのものだ。
兎に角、この３匹は手に負えない。
悪戯で我儘で暴れん坊で。
無駄に暴れて言う事を聞かないアンちゃんには、こうも叱っているのを頻繁に耳にする。
「そんな事をしたら、ペロ並みだぞ」
「ペロ並み」・・・即ち、それ位ペロが凄いという意味だ。
うちの実質的な末っ子ペロ。
可愛い可愛いペロは、先輩猫たちの悪いところを乾いたスポンジの如くみんな吸い取って行った。
だからペロが悪なのは、私のせいじゃない・・・って事も無いか。
何たって甘やかして甘やかして育てるのが「うち流」だものな。
仔猫のうちから甘やかして育てるとこういう猫が出来上がる・・・という良い見本だな、ジャムとペロは。
仔猫でうちの子にしたのは、アメショー３匹、ジャム、マルコ、ルス・リマ姉妹、テト、ガラ、トリコロール隊３匹・・・全体の三分の一か。
でも、見事にみんな手に負えない。
テトだけが弱虫で大人しいけれど、それでも悪戯だけは立派で、１階のキッチンにモノを一切出して置かないのは、テトの悪戯を防止する為に始まった習慣だったんだ。
トリコロール隊など、人馴れは一切しないで家の破壊作業に勤しみ、幾ら補強してもしても、更に破壊を進める。
なにせ身体がデカいから、爪研ぎするパワーも強い。
木材部分にら関しては柱だろうが天上だろうが、仏像の彫り師にでもなった方が良いのではないかという位の迫力で彫り進める。
和室の土壁など、とうに彫り尽くされて、そこには板を張り巡らせた。
だからまたそれを彫る。
いっそ彼らの部屋の壁はステンレスかコンクリートにでもしたい位だ。
寒々しいし、まるで動物園の檻のようで殺風景過ぎるから、そんな事には絶対しないけど、実用性だけ考えるとそうなって行くだろうな。
大人になってから保護して家の子にした猫たちは、概ね自己主張が控え目だ。
しかしシャインも、かなりの「彫り師」である。
かつて舅たちの寝室であった、東南の一番新しい部屋の柱と壁を今、どんどん彫り進んでいる。
幾ら掘っても、捕虜収容所からの脱出は出来ない。
だって外壁は金属素材（アルミ）のサイディングだもの、たとえ１０キロのぶーちゃんでも彫れないよ。
しかし、ぶーちゃんや亡きタム、そしてシャインの共同作業の甲斐あって、その部屋に元々あった桐のタンスは見事に彫り終えたっけ。
抽斗を閉めたままでも、中身が出し入れ出来るようにまでしてくれた。
桐やスギ、ヒノキのような柔かい木は、猫の爪の前では豆腐のようなものだ。
なのに妹の新築した家は、床材は桐だそうだ。
こだわって選んだ床材で、素足で歩いても暖かいのだと言う。
犬も猫も居なくて良かったね。
１週間もあれば傷だらけに出来るよ、彼らの実力をもってすれば。
だから我が家の建材に木を使うなら、硬いタモ材や樫、ナラ、紫檀、黒檀、マホガニーなどにしないといけないだろう。
そんな家なんて建てられるのかどうか・・・大工さんの技術的な都合は知らないけど、費用の面だけで言えば建てられませんね、間違いなく。
兎に角、おしとやかそうでおとなしいフリをしているシャインだけど、私達が部屋から姿を消すや否や、せっせと彫刻を始める快活さを持つ、無表情で悪戯をするとぼけたところのある女の子なのだ。
捕獲した時には、この子はもう長くないのじゃないかと思う位、具合が悪かった。
だからリリースせずに家の子にしたのだが、時間は掛ったもののすっかり元気になって、今ではぶーちゃん部屋で一番の悪戯者になった。
なのにカメラを向けると、ベッドの中に埋もれるようにしてはにかんで見せる。
いや、はにかんでいるのか、ひたすら迷惑なのか、怖がられているのかも解らないのだが。
アインの死後間もなく保護したシャイン。
「シャムミックスのアインちゃんなんでしょう？」と言い当てた人は、シャインを手放してはいけないと言って、里子に出す事を止めてくれた。
有り難う。
手元に残さなかったら、きっと後悔していました。
今でも逃げ回ってばかりで触らせないけど、アインそっくりの高貴な雰囲気でいて、そして立派な「彫り師」だ。
ブラボー、シャイン様。
貴女が元気なのは何よりだよ。 |
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シャイン
ちょっと失礼じゃなくて？
Mar. 23, 2012 |
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シャイン
撮影なんかお断りよ
Mar. 23, 2012 |
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シャイン
どうしても撮るのね
Mar. 23, 2012 |
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シャイン
じゃあ白目見せたげる
Mar. 23, 2012 |
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色々と食べているけど、出ない |
野菜はたっぷり食べてるし、ヨーグルトも牛乳もコンニャクも、凡そ便秘に良いとされているものは摂っているのに、何故か出ない。
薬の副作用もあるらしいから仕方ない、便秘薬は切らせない。
それにしてもキャベツのパスタ、美味しかったなあ・・・
普通にぺペロンチー二を作る要領で、ツナ缶とたっぷりのキャベツも加えるだけ。
キャベツが甘くて、天にも昇る美味しさだった。
まだまだ天には昇れないけれど。
手作りコンニャクは味のしみが良くて美味しくて、これも作っただけ二人であっと言う間に食べてしまった。
凄いなあ・・・コンニャクまで手作りしていまうなんて。
さて、明日は頑張って小豆を煮ようかな。
お汁粉にするんだ。
美味しい丸餅を戴いたからね。
昔はお汁粉なんか見るのも嫌だったのに、今ではたまに食べたくなる。
美味しいしば漬けなんか箸休めにあれば最高。
渋い中年になったんだな、私も。
いや、もう初老か。 |
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キャベツのぺペロンチーニ
Mar. 23, 2012 |
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コンニャク炒め
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