マーゴ
いつでもスタンバイOKよ
Aug. 8, 2012 |
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2012年8月8日 水曜日 |
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久しぶりで熱帯夜では無かったらしい。
昼間も涼しい。
まさか本当に秋になってしまった訳ではあるまい。
昨夜は、日付が変わる頃、24時間営業の「イオン」に買い出しに行った。
そんな時間に買い物に出たら、ますます眠る時間がなくなる。
いっそ、ずっと起きていようかな?と言うと、それだけはもうやめようよ・・・とこうちゃんが言う。
そうだよね、完徹は後で必ず身体にしっぺ返しを食うものね。
もう5年前のような無茶は続けられない事を、今は知っている。
たとえ1時間でも30分でも、ちゃんと眠ると、寝ない時とは全く違うから、いつでも眠れるようにしておくんだ。
ちゃんと眠るというのは、私の場合、頭は枕に乗せ、身体をベッドの上に横たえて寝るという意味だ。
車の中とか、電車の中や机に向かったままコックリコックリというのが私には出来ない。
頭が重いのだ。
そんなに大きくも無い頭なのに、私の頭は凄く重たい。
マッサージの先生も言うし、こうちゃんはいつも言ってる。
その重たい頭を首が支えきれない感じがして辛くて、枕が無いと眠れない。
だから必ずベッドで横になる。
極楽、極楽・・・のはずなんだけど・・・
相も変わらず、私が横になった途端にゴマとジャムとアンちゃんが競い合い、牽制し合って私に乗り、身動き出来ずに寝るんだ。
まるで石抱きの拷問のようだな。
拷問でもあり、幸せでもある。
う~ん、何ともフクザツ。
それでも眠い時には直ぐに眠っちゃう。
電気が煌々と点いていようが、テレビの音がうるさかろうが、8キロ級の猫が身体に乗っていようが、本当に疲れていて眠ければ眠っちゃうんだよ。
電車の線路の傍に住んでいる人も言ってた。
慣れてしまうと、騒音が聞こえているはずなのに聞こえていないも同じだって。
だから猫が鳴いて眠れないなんて事は無い。
神経質な事を言うご亭主は、ちょいと一晩完徹させておけば、翌日はオリンピックの中継がどんなに騒々しくても眠っているよ、きっと。 |
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マーゴ
さあ、撫でて
Aug. 8, 2012 |
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マーゴ
抱っこもして
Aug. 8, 2012 |
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マーゴ
そしたら少し食べてあげる
Aug. 8, 2012 |
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今日は、父が生きていれば87歳の誕生日だ。
84歳で死んだ父。
その翌年、何の前触れもなく父のところに母は行ってしまった。
二人とも自宅で普通に過ごし、眠るように逝った。
父と母は、何て幸せな人生だったのだろう。
妹も私も、死ぬまで父と母を恋しく思う。
早くあっちに行って父と母に会いたいとも思う。
もう一度、父と母の子供として一緒に居たいと強く思う。
それと同時に、現実に返ると、いつまでも子供ではいられなかった自分がある。
自分のオリジナルの家族を持ち、それが何よりも大切でもあるのだ。
そして、生きて自分たちの務めを果たさなければならない事を改めて感じる。
まだやらなれければならない事がたくさんある。
私がいなければ生きて行けない子供たちがたくさん居るのだ。
だから、責任を果たせるまでは生きていられるよう努めよう。
私の中で生きている父の面影は、60歳ちょっと前の父だ。
その頃の父の歳を、こうちゃんがとっくに越えた。
恥ずかしい事だけど、私はこうちゃんがいなければ生きて行けそうもない。
大切にしよう。
こうちゃんも、今のこの時も。 |
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ジャム
8キロ級の猫って誰よ?
Aug. 8, 2012 |
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ジャム
失礼しちゃうわ、まったく
Aug. 8, 2012 |
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アンダ
アンちゃんは3キロ無いよ~
Aug. 8, 2012 |
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先日、BSの深夜映画で【さよなら子供たち】を観た。
その晩は何故かオリンピックを観ずに、映画を観ていた。
このルイ・マルの作品は、ずっと観たいち思いながら、なかなか観る機会に恵まれなかった。
私の現在の生活では、こういう地味な名作は、たとえ都内のどこかの劇場でリバイバル上映してくれたとしても、もはや観に行く事は出来ない。
TVで観るか、DVDを借りるか買うかする以外にないのだ。
いつも有り難う、NHK。
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邦題:さよなら子供たち
原題:AU REVOIR LES ENFANTS
監督: ルイ・マル
製作: ルイ・マル/マラン・カルミッツ
脚本: ルイ・マル
撮影: レナート・ベルタ
音楽: フランツ・シューベルト/サン=サーンス
製作国:フランス・西ドイツ
1987年製作
出演:
ガスパール・マネス (ジュリアン・カンタン)
ラファエル・フェジト (ジャン・ボネ)
フランシーヌ・ラセット (ジュリアンの母)
フィリップ=モリエ・ジェヌー (ジャン神父) |
主人公の少年「ジュリアン・カンタン」 |
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転校して来たユダヤ人少年「ジャン・ボネ」 |
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ボネは何かと優等生だったのだが、何か重大な秘密があるらしい。 |
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ゲシュタポに連行されるユダヤ人少年3人と、彼らを匿っていた咎で逮捕される校長のジャン神父。 |
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少年たちは、誰からともなく口ぐちに言う。
「さよならジャン神父」 |
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少年たちもは、ジャン神父からの最後の言葉を聞く。
「さよなら子供たち」 |
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この映画のファンはとても多く、あらすじはネット上で幾らでも読めると思うので今回も省略し、自分の為の覚え書きだけ記しておく。
この【さよなら子供たち】は、【死刑台のエレベーター】(1957年)でお馴染の監督ルイ・マルの、55歳の時の作品である。
ルイ・マル作品では、他に【地下鉄のザジ】(1960年)、【鬼火】(1963年)、【世にも怪奇な物語 第2話「影を殺した男」】(1967年)、【プリティ・ベビー】(1978年)、【ダメージ】(1992年)などがある。
全ての作品を観ていないし、映画史の研究をした訳でもないのに偉そうな事を言うのもどうかと思うのだが、ルイ・マルがヌーヴェル・バーグ監督(或いは作家)として数え上げられる事には、私は馴染めない。
他のヌーヴェル・バーグ監督と言われる人達の作品に関しても、一括りに出来る最大公約数のようなものを見出す事に価値があるのかどうかも、私には疑問だ。
ヌーヴェル・バーグの旗手とされるゴダール作品は総じて好きではない。
だけどアラン・レネは好き。
ルイ・マルは洗練された感性が好きだけど、いずれの作品を観ても感じるのは、「なんでそうなっちゃうかなあ?」と言わずにいられないような弱い心だ。
勿論、人間の心は弱いものだ。
だからこそ、その弱さを克己しようとする意志が必要になる。
弱いままで流されていたら、殺人の罪はバレる(死刑台のエレベーター)、地位も家族も家も失う(ダメージ)、一生負い目を持つような悔いが残る。
しかしこの【さよなら子供たち】の少年は、如何せんまだ子供であり、自分の弱さを自覚出来るかどうか、またそれを克己しろと言っても問題は個人の力など及ばない程に大きい。
戦争という不条理の中で、「持つ者」と「持たざる者」の違いは余りにも大きい。
ユダヤ人の子供を匿っていたというだけで校長の神父ですら捕えられてしまうというのに、母親が恋しくて休暇から寄宿生活に戻る時には泣いしまうようなまただ幼い子供に、何が出来ただろう。
皆が皆、「シンドラー」ではないのだ。
それでも尚、友達に対して何も出来なかった事の痛みは消えないのだ。
それは同じ「持たざる者」ではなく、むしろ「持つ者」の側にいるからこその負い目であり、痛みなのだ。
偶然、昨日、大人になりきれない大人の心について触れた。
ルイ・マルの作品を観て感じるのは、まさにそこのところなのかも知れない。
そこが観る者に「痛い」のだ。
聖書を読み込んでいないと解り難い部分があるのではないかと思うが、少年たちに聞かせる神父様の講話に、神の国へ行く事はラクダが針の穴を通るより難しいのだという意味の聖書の言葉がある。
神の国とは、言い換えれば心の平和である。
たとえば、生命が危い野良猫の仔猫を見掛けて、それを見なかった事にした時には心が痛む。
そこに心の平和は無くなる。
勿論、それで平気な人達も居るだろう。
しかし見過ごす事が苦しい者にとっては、針の穴を通るつもりで手を差し伸べるしかない。
千夏ちゃんやお松ちゃんの保護主・野村さんは今、仔猫たちの母猫の捜索中にまた新たに仔猫を発見してしまい、保護を開始した。
勤めが休みの日には、一日中炎天下で粘り、一人で捕獲をしている。
家には26匹の家猫と7匹の保護猫、そして年老いた犬が彼女を待つ。
全てに於いて目一杯でも、見過ごす事がどうしても出来なかったのだ。
先ずは、この仔猫たちを家族に迎えては戴けないでしょうか?
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愛知より、小さな5匹の仔猫の募集です
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ルイ・マルは、この【さよなら子供たち】を撮って、自分が納得する大人になれたのだろうか?
私も大人になりきれない子供の一人として、そして当たり前に生きていられる「持つ者」として、これ以上悔いを多くしない為にも、弱いものに手を差し伸べる事をやめたくない。
私の足元の事を見過ごさずに、勇気を持ち、努力しよう。
それは、与えているつもりでいても、実は受けている事になるんだ。 |
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(仔猫たちはご縁を戴きました)
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五郎蔵さんとおまさちゃん
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