2013年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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2013年9月27日 金曜日 (禁煙400日目)



快晴の素晴らしい秋の日。

空気も乾いていて爽やかだ。



庭いじりをしたいのだけど、今日は時間が無い。

水遣りした時に、ざっと落ち葉だけ掃いておしまい。

ああ、色々と庭仕事したいよ。

ゴマ

肉球が押さえられて・・・

Sep. 27, 2013
ゴマ
ゴマ

爪が飛び出ている

Sep. 27, 2013
ゴマ
ゴマ

伏せて眠っている

Sep. 27, 2013
ゴマ

因みに庭の蚊はどうしたかと言うと、夏の盛りにはあまり見られなかった小さくて真っ黒い蚊が出て来ている。

そしてこれからの時期の蚊は、一層どう猛(?)になって血を吸いまくるような気がする。



蚊という敵から襲われる被害を少しでも減らす為に、私は敵を知る努力をしている。

と言っても自分で吸血される人体実験などご免だから、専らひと様の研究結果を読むだけだが、それにしても相当たくさん読んで来たと思う。



どういう条件が刺され易いのか。

どんなものに防除の効果があるのか。






ゴマも仔猫だった野良時代、茶トラのアカと一緒に居ても、集中的に刺されていたね。

ゴマに集まる蚊を追い払いながら、ゴマとアカをどうしたものかと切ない気分で見ていた1999年の夏の日々を思い出す。

その年、ゴマもアカも相次いで家猫になった。

ゴマは我が家に、アカは同僚のヨウコちゃんの家の猫になって、別れ別れになってしまったけれど、仕方ないね。

でも野良時代にいつも守ってくれていたアカと、ずっと一緒に生きられたら良かったね。



血の繋がりはなくても仲良しの猫が居る子たちを見る度、それを悔やむ。

猫は猫同士、仲良しがいるといないとでは、やっぱり違うんだもの。





今年は家の周りにも庭にも、水引草がたくさん咲いた。

今日はカメラを替えて撮影してみるが、やはり接写が出来ない。

水引草 水引草

Sep. 27, 2013
水引草 花が開いている
水引草 アップで撮るのはここまで

だから写真を大きく載せてみる
水引草

小さな花が開いている。

可憐な花だ。

タネを落とすのだろうか?

来年もまたたくさん生えて欲しい。





午前中、予定通りビルを病院に迎えに行く。



病院は期待虚しく・・・期待する方が間違いなのだが、今日も混んでいた。

暫く待っていると、急患を対応しているので急ぎでない方はまた午後の診療時間(午後4時から)に出直して戴ければ・・・とカウンターに出て来た助手のカワシマさんが、新たに受付票に記入している人に言っているのが聞こえて来た。

何人かはそれを聞いて帰って行った。



しかし私を含め、数人は残る。

毎日の通院で仕事が押せ押せになっているから、ここまで待って、そう何度もは出直せない。

午後に出直して来て、また改めて長く待つのは辛い。

あとどれだけ待つか知れないとしても、こうなったら続けて待つ方がマシではないかと踏んだのだ。



それは正解だったかも知れない。

暫くして、1匹の猫さんが退院するお迎えで・・・それが偶然、初対面だが知っている人だった・・・次が私の番だった。






診察室に入ると、ビルは診察台の上で保定されながら、静脈点滴を外した痕を止血中だった。

その間、ビルはずっと低く唸っていた。

腕のテーピングと綿を取られてカラーも外され、何度か「パッ」と凄い威嚇もした。

その都度、先生はひるむ事なく「はいはい」と返事をしていたが、あの破裂するような感じの威嚇をされると反射的に身体が退くのが普通の人だ。

流石、先生は場数を踏んでいるなあ。

このような激しい威嚇をする野良猫を山ほど治療して来ているのだ。

うちのカイルもデンちゃんも、チャボも、トムもガラも、みんな飛び付くような威嚇をした。

トムは死に掛けていたのに、先生に治療して貰って元気になるにつれ威嚇が激しくなったようだった。

「トムはどうしてますか?」

「怒ってますねえ」と先生はニヤッとした。



ごめんなさい、先生、何でもかんでも連れ込んで、何でも治療して貰って。

そしてご相談者の猫をどんどん連れて来させて、数え切れない位の命を助けて戴いた。

先生が居なかったら助けられなかった命が多かった。

ビルなんか普通の動物病院では診て貰えないだろう。





しかし、ビルに激しく威嚇出来る程の力が復活している事が嬉しくもある。

2週間と2日の入院治療をして戴いた訳だ。



16日間ずっと静脈点滴していた事で、アンモニア値は半分に下がっていた。

それでも350もある。

点滴をやめたら、1日もすれば戻ってしまうだろうと言われている。

アンモニア値は食餌でも上がる。

少量ずつ、回数を多く、一気にアンモニア値を上げないように上手に食べさせないと、その子の状態次第では命取りになるのだ。



我が家でも腎不全の末期の子たちの給餌や、門脈シャントによる肝性脳症と診断された仔猫だったテトの食餌管理にも、こちらの命と引き換えにする位の意気込みで24時間管理の食餌に取り組んだ。

実際、何年間もまともにベッドで寝る事が出来ない、2時間なんて長時間を続けて寝られないという生活を余儀なくされたのだから、あながち大袈裟では無いだろう。



ビルは退院してから先、再び連れ出して検査や治療も出来ないかも知れないし、それをしてももはや意味が無いと言うべきか、打つ手が無いといった事を、昨日も先生と話してある。

覚悟の上の退院なのだ。



しかし先生も、もしやお家に帰れば少し気分もリラックスして、状態が良くなるかも知れないとも言う。

私もそれはジャムやルス、チャイを見ていても良く感じる事だ。

病院嫌いの猫たちは病院では緊張したり怒ったりしていて、血圧や血糖値などは正確に測定出来ない事が多い。

興奮して心肺機能にも負担が掛る。

そして鎮静を掛けなければ検査も何も出来ないとしたら、身体には良くないのだ。



だから鎮静を掛けてまで爪切りをして貰うなんて人がいたら、絶対にやめた方が良いですよ。

余計なお節介なんですけどね。



ビルはもう今の状態では麻酔の抜けも悪いから、何も出来ない、何もしないという事になる。

たとえ今後、目の状態が悪化して破裂してしまうような事がふったとしても、眼球の摘出手術なんて事は出来ないのだという事も説明をされてある。






先の事は解らない。

ビルは家に戻って、数ヶ月か或いは何年もか解らない余生を、もう、嫌な事はされないで過ごせるのだ。



但し、投薬の必要があり、一人部屋では無いものだから、ケージでの生活になる。

ビルにとっては不本意だろうが、それだけは辛抱して欲しい。

それすら自由にする時には、もう何ひとつ期待出来ない時だと思って、今はどれだけ食べているか、薬は飲めたか、その管理をさせて欲しい。





チャイと違い、ビルのキャリーは重たかった。

殆ど食べていないで痩せてしまったとは言え、今日の時点で7キロあるのだ。

入院時には、まだ食べなくなってから24時間だったので、8.5キロあった。



今日も保定されている顔が間近で見られ、その顔が余りに大きくて、ヒゲが太くて長くてビックリした。

ビルって大きい猫なんだなあ。





帰宅してケージの知り口にキャリーを突っ込んでも、ビルは出て行こうとしない。

やけにキャリーの中で落ち着いていて、多少傾けても出ない。

背中の方から細い棒を突っ込んで背中を突いてみたが、ピクリともしない。

つっ突かれたら嫌がって前進するかと期待したのだが、全く平気と見える。

ほんの少しキャリーの上蓋を開けて手を入れた途端、振り向いて唸り始めた。

人の手はダメなのね。





仕方ない、ケージの屋根部分を半分開けて、落とし込む方法に変更した。

90度の傾斜にも耐えていたが、やがてストンと落ちた。

素早く屋根を閉じてロックを確認する。

屋根だけで高価なだけあって、構造もロックも良く出来ている。

長さも必要に応じて175センチまで伸ばせるし、ホント、素晴らしいケージだ。

但し1段だけど。

場合によっては、3段ケージと連結させても良いかも知れないな。






ともあれ、お帰り、ビル。

ビル

やっとケージに入ってくれた

Sep. 27, 2013
ビル

布食い兄弟だから、マットやふわふわベッドは入れてやれないけれど、床材は金属では無くてプラスチックだし、床のカーペットの下にホットカーペットが入っているから寒くは無いはずだ。

1階ではエアコンの暖房もガスファンヒーターもオイルヒーターも炬燵もホットカーペットも駆使して各部屋を暖めている。

冬の暖房費の方が、夏の24時間冷房の費用と比べて倍も掛かるのだ。

それで寒くちゃ敵わないよね。








ビルがケージに入ると、私達が部屋に入って行った事で一旦は部屋の隅に逃げてしまっていたデンちゃんとチャイが、直ぐに寄って来た。

チャイなど歩くのもしんどいはずなのに、ビルが帰って来て嬉しそうにすら見える。

デンちゃんは私達には決して鳴いてみせないくせに、猫を呼ぶ時には可愛い声で「ニャン」と鳴くのだ。

ビルも可愛い高い声で「ニャン」と小さく鳴いて応えていた。



仲良しなんだね、ホントに。

2週間以上離れていたのに、忘れなかったんだね。

ビル

デンちゃんとチャイと再会

Sep. 27, 2013
ビル

メラは弟のビルが嫌いなので、挨拶には行かない。

何故嫌いかと言うと、不妊去勢されているのにしょっちゅうマウントされて、ビルもプティも嫌いなのだ。。

何しろビルはデカいから、馬鹿デカいメラでもマウントされてしまうのだ。



因みにメラはデンちゃんとは仲良しで、今朝もひとつベッドで寝ていた。

どうやらメラは、チャイやデンちゃんのような小柄なオスが好みらしい。









ケージの向こうに見える水色のキャリーの中には、飲み水が入れてある。

これまでは木枠を組んで容器が動かないようにしていたのだが、置いていたのが壁際で、次第に壁を彫り始めて、そのクズが水に入ってしまうようになったのだ。

置き場を変えなければいけない。

こぼしても良いようにと、とりあえず苦肉の策でプラスチックのキャリーに入れておいて様子を見る。

ビル

ケージ内のご飯はガードしてある

Sep. 27, 2013
※通常の場合、1段ケージは使っておりません。全て3段ケージです。これは特別なケースです。念の為。






そしてビルのケージ内のご飯は、ケージの外から手を出されないように、そして落ち着いて食べられるように、プラ段でガードをした。

どのケージにも、現在はプラ段でガードや目隠しをしている。

ツルツルしていて爪でボロボロにされ難いし、切ったり穴を開けたりという加工が簡単なものだから、こういう目的にはピッタリだと思う。

安いし、プラ段は使える素材だと思う。








日に1度、ビルには血圧降下剤を飲ませなければならない。

血圧が少し下がって来た・・・とは言え、まだかなり高いそうだ・・・そのお陰だろうか、目の色も、入院時にビー玉のように緑色だったものが、少し黒くなっている。

ビル ビル

何だよ~ここ

Sep. 27, 2013

左目は少しだけ見えているだろうとの事。

その少しの視力がなくならないといいね、ビル。



もし仮に完全に失明してしまったとしても、室内で、しかも慣れた部屋で過ごす分には、あまり支障ないはずだ。

薬さえ飲まないで済むならば、そしてご飯をちゃんと食べてくれるならば、ケージになど入れておかなくても良いのだ。

本当はそれが理想なのだけど、アンモニア値が一気に高くならないように食餌させる事と投薬がある限り、可哀相だがケージからは食べせない。



しかし、もう一切食べられなくなった時には・・・その時には自由にしてやろう。

チャイのように。










この写真は、もしどうしても連れだせなかった時には先生に写真を見て戴こうかと思って撮っておいたもので、もしあのままビルが死んでしまうような事になっていたら、絶対に公開しなかったと思う。

この目は、フラッシュをたいて撮ったせいで光っているのではない。

ビル ビル

9月12日の時点での目
ビル

8月16日の写真

8月16日に撮った写真では、ビルの目はまだ正常だった。

その後も毎日見ていたけれど、異常は見られなかった。



ビルの目が変だと気付いたのは9月10日頃だった。

それがあっと言う間に濁った緑色になり、画像では解り難いが眼球も少し飛び出しているようだった。

目が見えていないのか、今までよりも近づいてもキョトンと可愛い顔をしていて、目の前で指を動かしてもそれを目は追っていなかった。







血圧がコントロール出来たら進行しないで済むのか、何が血圧を上げているのか、かなり色々と詳しい検査をしたものの解らない。

これ以上は何も出来ないという事なのだ。



ここまで来たら、もはや運を天に任せるしかないと覚悟を決める。

その覚悟の退院でもある。



死ぬ時は家で。

それはもう我が家の家訓だ。

チャイもそうする。

ビルも、メラもプティもデンちゃんも、ゴマもジャムもぶーちゃんも、その他およそ30匹もみんなみんな、家で死のう。



私もそうありたいけど、死体を発見して貰えないと面倒な事になるだろうから、その時の状況次第では病院で死ぬか。

ま、私はどこでもいいよ。

延命治療さえしないでくれたら。

妹ともこうちゃんとも、そう話し合っている。

何もしないでね・・・と妹は改めて電話でそう言った。



解ってる。

でも、その時になるとどう感じるのかは解らない。

約束は守るけれど、諦められないというのが本音だろう。
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