猫雑記20130930

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年9月30日　月曜日　（禁煙４０３日目）

台風が近づいていて明日は雨になるらしいが、今日のところはまだ晴れている。

連日晴れて空気も乾いているせいか、たっぷり水遣りしておかないと、１日で鉢の用土はカラカラに白く乾いてしまう。

もう少しで、夏の間、水遣りするだけで放ったらかしにしていた庭の掃除が完了する。

そうしたら、コスモスでも買って来よう。

本当はタネを蒔くつもりで、コスモスの種の袋はいつも持ち歩いていたのだ。

でも蒔けなかった。

暑くて、とてもとても、余計な時間を庭で過ごせなかった。

首までしっかり覆い、風も蚊の針も通さない生地の長袖長ズボンでゴム手袋では、一刻も早く室内に逃げ帰りたくて、最低限の事しかやれなかった。

暑さと蚊の多さに、ガーデニング意欲も萎えかけていた。

そうしているうちに、秋は突然やって来る。

今年も台風の後と、お彼岸の後は、すっかり秋を感じさせてくれ、待ちわびていたはずなのに寂しかった。

人生の季節と重ね合わせてしまうから、余計に寂しいのだろう。

私にだって、春も夏もたっぷり存在したのだ。

戻っては来ない時間をいつまでも惜しんでいても仕方ない。

私の人生の晩秋を楽しもうじゃないか。

年老いて来たからこそ、若い頃には感じられなかった幸せも感じる。

晩秋も捨てたもんじゃない。

いや、小さな事にも命や心を感じ過ぎて、むしろ辛いかな？

森羅万象も人間の心も猫の心も、そう単純じゃないものね。

ゴマそうよ、アタシが教えたでしょ？ Sep. 30, 2013
ゴマ猫だって単純じゃないの Sep. 30, 2013
ゴマ忘れちゃダメよ Sep. 30, 2013
ゴマだけどどんどん忘れないと Sep. 30, 2013
ゴマ猫だって辛くなる事もある Sep. 30, 2013
ゴマアカの事とか娘たちの事とか Sep. 30, 2013

ひ～、ごめんなさい、ゴマ様。

貴女からアカや娘を引き離したのは、私の罪です。

一生掛けて償いますから、どうかお許し下さい。

はい、仕事中だろうがどうぞ膝にお乗り下さい。

書き掛けのメールを送信しちゃってくれても怒りません。

何でもゴマ様のご随意に・・・

数日前、公園管理の事務所の担当者と今年度を担当している造園業者が来て、裏の公園を何とかする事になった。

そして最優先課題として、公園の斜面の木をまたしても切り倒した。

それはそれは大木で、１日掛かりで切って搬出していた。

だけど約束していた雑草は放置されたままで、もう来ないらしい。

１０月にはきっと町内会で清掃するから、綺麗に草取りするだろうけど。

私達二人で草取りしておいた分の草すら持って行かなかったよ。

気づかないのか、管理事務所の担当者が指示しなかったのか。

すっかり藁のようになって嵩が減っているけれど、うちがゴミ袋に入れてゴミの収集で出すには大量過ぎる。

何度も伝えておいたのにな、担当には。

「ああ、有り難うございます」って言っていたのになあ。

大量に出た切り株は専用トラックに乗せて持って行ったのだから、抜いて積んでおいた干草くらい持って行けば良いと思うのは、そんなに無理難題じゃない。

市から請け負う造園業者は年度ごとに変われども、いつものようにトラックはうちの車寄せに停めさせてあげていたのに、気の利かない事甚だしい。

要するに、言われた事しかやらないのだ。

いつも感じる事だけど、管理事務所も請け負い業者も、仕事に心が込められているように見えない。

もっと心から努力した形跡だけでも見えたら良いのに。

忙しいと仕事に心がこもらなくなるのは、どんな仕事でも一緒か？

いやいや、そこに心を込めるのが一流のプロの仕事でしょう。

無償でやっている事じゃないんだから。

ましてや公園の管理など、私達の納める税金でしている事なのだ。

それどころか給料だって税金から出ているのだから、もう少し形骸化された仕事ぶりではなくて、住民と地域を愛する姿勢を持って戴きたいものだ。

理想論ですけれど。

そういう事を言わずに呑み込んでいるのが大人か？

だとしたら、行政を堕落させる元凶は、大人たちの事無かれ主義だ。

そんな事、とうに知っていたけどさ。

草刈りなどしないでくれた方が、本当は静かで有り難いのだ。

大木を切っていた日、チャイたちの居るみーちゃん部屋は伐採場所から近いので、チェーンソーを使う音が物凄くうるさくて、チャイは容態が悪くても落ち着かない様子だった。

草刈りしてくれたらくれたで、電動草刈り機でやられるからうるさくて堪らない。

また晴れたら、私ら夫婦で少しずつ草を抜いて回ろうかな。

	チャイ今日は気分良いから Sep. 30, 2013
	チャイ窓辺のベンチに乗ったよ Sep. 30, 2013
	チャイヨダレも止まっているよ Sep. 30, 2013

メラあら、アタシはついでに撮るっての？ Sep. 30, 2013
メラぶーでーに撮らないでよね Sep. 30, 2013

デンちゃん

優しい顔だね

Sep. 30, 2013

デンちゃんはチャイをさんざん舐めてやり、ビルを気遣い（ビルにはちょっと威嚇されてしまったね）、猫には本当にフレンドリーだ。

何たって２階のベランダにまで上がって来ていた時には、窓ガラス越しにジャムに対してまでお腹を見せていた位だからね。

猫嫌いで不寛容なジャムにまで。

その優しさを少しだけ私達人間にも発揮してくれると嬉しいんだけどな。

でも、ま、いいや。

大怪我をしているのを保護されたデンちゃんなのに、こんなに元気で、そして他の猫たちと仲良くしていてくれているんだもの、それ以上に贅沢を言ったら罰が当たる。

だけど具合が悪くなった時、近寄らせない子の場合は困ってしまう。

ビルの入院や検査・治療では、それをつくづく感じた。

もうこれ以上は検査も何も出来ませんよ・・・という通告のようなものなのだ、ビルの退院は。

いや、究極ではどんな子の場合も同じ事か。

どんな子でも、最期は全ての「不自然な事」を拒絶して旅立つのだから。

いい加減、私も教えられ、鍛えられたはずだ。

程度の差こそあれ、飼い主に悪あがきさせてくれるのは、猫から私へのサービスなんだ。

親が悪あがきして、愛する我が子を苦しめるのはやめる。

しかし、それが悪あがきなのか必要な処置なのか、その見極めをするのはやっぱり飼い主の責任だし、医師ではなく飼い主が一番良く解っているべきなのだ、我が子たちの状態は。

もっと良く観察し、対話しないと駄目だ。

人馴れしていない子でも、その子にストレスの少ないやり方を手探りしながら、その子らしさと体調と把握し、対話しないといけない。

対話ったって、こちらが一方てはに話し掛けるんだけどね。

それでも話し掛けないといけないと感じる。

頑張るよ、改めて。

「もう計算して戴いていますか？」

午後、動物病院を訪ねた。

先日、ビルの退院時にはまだ計算が済んでいなくて、月曜日頃までお待ち下さいと言われたのだ。

支払うべきものは支払ってしまわないと落ち着かない。

手元に支払いの為の現金があっても、それは自分のモノじゃない。

そう思うと、それを持っている事が苦痛に思える。

さっさと行くべき場所に行って欲しいのだ。

因みにお金は貸すのも借りるのも嫌い、待ち合わせで待たせるのも待たされるのも嫌い。

２０代の時もそうだったけど、５０代になっても変わらないんだな。

支払いの時に尋ねると、やはり１６日の入以下期間にビルは１度もウンコをしなかったらしい。

緊張してしただろうし、巣皮脂でも食べるようになったのは、もう退院間近の数日だけだったそうだから、出なかったのかも知れない。

それにビルは、ペットシーツではウンコ出来ないかも知れないな。

デカい図体しているけど、神経はとても細い。デリケートな男なんだ、ビルは。

でも家に帰ってからは、毎日ウンコしている。

自分で好きな場所に配置換えしたトイレでね。

血圧降下剤を仕込んだシーバを食べると、その後はずっと処方食をちょっぴりずつ、何度も分けて与える。

血圧が少し下がったせいか、ビー玉だった目が、少し黒眼に戻った葉がする。

ビルがずっと薬を必要とする身体である限り、今のケージからは出してやれない。

でも、それが意外とビルには快適そうなのだ。

自分だけの場所というのがビルには必要だったのかも知れない。

ビルはプティともデンちゃんともチャイとも仲良しだったけれど、ジーコのように自分独りだけの時間や場所が嬉しかった例もあるし・・・

支払いと共に、４０日分の薬を出して貰う。

今のコンディションが保てますように。

ビルが気分良く過ごせますように。

ウンコが毎日出ますように。

ウンコが順調に出なければ、また食べられなくなるひとつの原因となり得る。

そうなる前に、ウンコが出る為の何らかの手を打ってみよう。

触れない子でも、色々と試すものはあるのだから。