2013年10月6日 日曜日 (禁煙409日目)
やっと雨が上がった。
庭も道もビチョビチョに濡れきっている。
今日くらいは水遣りは必要無いだろう。
あのね、お天気をも司る万能の神様、お願いがあります。
出来れば毎日、朝の6時頃に1時間ほどザーザーしつかりと雨を降らせて下さい。
そしてその後は、ずっとピッカピカに晴れさせて下さい。
そしたらみんな・・・いや、かなりの人達が幸せなはずだ。
私なんかもう嬉しくて嬉しくて、家の中でスキップしちゃうよ。
ゴマ
くだらない事ばかり言ってないで
Oct. 6, 2013 |
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ゴマ
早く仕事始めなさいよ
Oct. 6, 2013 |
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ゴマ
膝に乗れないじゃん
Oct. 6, 2013 |
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ははっ、ゴマ様。
仰せの通りに致します。
今この時間を体移設にしないと、きっと悔やむ事になるからね。
もう一人にさせて!とゴマが逃げ出す位、幾らでも抱っこしていてあげますよ。
だけど噛まないで下さいよ、二の腕の内側の柔らかい皮膚を狙って。
私の腕、お陰でアザだらけですってば。
噛んだまま皮膚を引っ張るのも、悪い癖だよ、ゴマちゃん。
その噛み方、ジャムにも伝授したでしょう?
困るんですよね、ジャムは犬歯があってしかも尖っているから。
それにジャムは甘えて噛んでいるつもりにしても、何しろ力が血良いから、切れちゃうんですってば。
どうも猫たちの幼児退行現象が甚だしいなあ。
歳をとると、そんなものなのかなあ。
さて、ビルは無事、綺麗なお骨になりました。
実は、こんな事があった。
昨日の午後、隣のカワムラさん部屋からみーちゃん部屋を覗いた時の事だ。
ルーバーの扉の隙間からそっと覗くと、ビルを寝かせているシエスタの中で、頭が起き上がっているシルエットが見えて、思わず「やっぱりビルは死んでいなかったんだ!」と一瞬思ったのだけれど、それはチャイの頭だった。
私が覗いている気配に気づいて、チャイが頭をもたげたのだった。
チャイったら、何という事か、ビルが寝ているシエスタに入り込んで、ビルの身体に抱きつくようにして寝ていたらしいのだ。
ビルは、1週間過ごした1段ケージの屋根の上にシエスタを置いて、そこに寝かせていた。
そこに、これまた死に掛けていたチャイが飛び乗ったって事?
チャイったらもう、何を考えているんだ。
暖かい炬燵の中でデンちゃんと抱き合っていたはずなのに、何時の間に・・・
冷たいビルの身体に寄り添って、ビルを温めてくれていたんだろうか。
チャイ、チャイ・・・と呼ぶと、こちらを振り返ったチャイの顔は、イタズラっぽく笑っているように見えた。
涙がドッと出て来た。
ビルの容態が悪くなって以来、何度も覚悟を決めては泣いて泣いて泣き過ぎて、もう目が熱を持っているような感じで、ますます霞んで良く見えない。
頭もズキズキするよ。
もう泣きたくないよ、つくづく。
その後もチャイは、何度もわざわざケージの上のシエスタに入り込み、ビルの遺体に覆いかぶさるようにして寝ていた。
今日、10時にビルが家を出発する時も、小さなチャイが大きなビルを抱きかかえてやるみたいにして寝ていた。
「さあ、チャイ、ちょっとどいてね、ビルは出発するんだよ」
そう言ってチャイをシエスタから出そうとしても、「嫌々」をしてビルの傍を離れようとしなかった。
これはもう、物珍しいシチュエーションがあるからと、好奇心で寄り添ってみた・・・などという事では無いだろう。
チャイはビルの死を理解して、それでビルを抱いて慰めてやっていたとしか思えない。
そんな事があるなんて、私だってそうそう都合良い事、センチメンタルな事ばかり考えやしない。
あるがままの現実だけを受け止めて、淡々と時計の針の動きに乗っかりたい。
わざわざおセンチになって、これ以上泣きたくないんだ、金輪際。
だけど不思議な光景だった。
猫がここまでするだろうか。
チャイ自身が、一時はもう朝を迎えられないんじゃないかと思った位に衰弱していたのに。
あんなに激しい口呼吸をして、何も食べられない日が続いていたのに。
今も相変わらず骨と皮ではあるけれど、一人で逝く運命の、とびきり弱虫のビルに付き添ってやっている。
ジーコが死ぬまでは頑張ったアインのようだ。
とっくに死んでいてもおかしくなかったアインが、息子を無事見送るまでは心筋症の発作もおこさず、強制給餌だけで太った位に頑張って生きたのに、ジーコが死んだら、ずっと治まっていた心筋症の発作が起きた。
そしてジーコの後を追うようにして間もなく逝ってしまったアインのように、チャイも自分の役目を終えたなんて思わないでよね。
お願いだから、チャイにはもう少し生きていて欲しいんだ。
ジーコとアインの死が相次いだ時は、ちょっと厳し過ぎたよ。
もう少し執行猶予を下さい。
ゴマもジャムもぶーちゃんも、クロちゃんもキジ丸も、お召しになるのはまだ先の事にして下さい。
勿論、ルスもリマもテトも・・・それから今とりたてて具合の悪くない子たちは勿論の事だけど。
でも、全てに相応しい時というものがあるのだ、きっと。
幾ら努力しようがあがこうが、鼻血が出る程祈ろうが、全く予期していなかろうが、私達が知らないだけで、「そのとき」が来る事には抗えないのだ。
だけど、残される者は辛いよね。
歳をとるって、生きるって、こういう辛い想いや悲しいお別れの積み重ねなんだと解って来たよ。
愛するものがたくさんあればある程、お別れも多いのだという事も。
だからと言って、愛する事をやめるようじゃ情けない。
たくさん愛する為にこそ生まれて来たんだ・・・と言いたい。
うん、ちょっとカッコいいかな。
いいカッコするには、やっぱり辛い想いに耐えて、痩せ我慢するっきゃないね。
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プティ
ビルが居ないよ
Oct. 6, 2013 |
そうだよ、プティ君。
アンタの兄ちゃんのビルは、お骨になって2階の部屋に移ったんだよ。
心配しなくても、またきょうだい3匹、トリコロール隊は再び一緒にいられるようになるよ。
その時まで、元気に一生懸命楽しんで生きなさいよ。
本当はお骨は、元々居た部屋に置いてやりたいけれど、間違いなく猫たちにイタズラされてしまうだろう。
紐を食べる子もいるし、棚から骨壺ごと落とす子もいるだろう。
カワムラさんの時、どうしようか随分悩んだんだ。
だけど、やっぱり無理。
生きた猫のいない部屋に、骨壺もガラクタも集合させるっきゃないのよ。
ともあれ、ビルは晴れて(晴れてなのか?)、既に仏様になっているミュウやカワムラさん、みーちゃんたちの居る部屋へと移った。
この部屋には、生きた猫が入ったらイタズラして大変だろうと思うような物がゴチャゴチャ一杯ある。
ビル
お骨になりました
Oct. 6, 2013 |
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骨壺だって、あと何十個並ぶのだろう。
いや、そもそもそんなに並べられやしないよ、お寺のように広くはないのだから。
これはもう、早いうちにお骨をみんな粉にしてしまわなくちゃ。
そして次回からは、火葬から粉骨までセットでやって貰おう。
それが良い。
追記:
ビルへのお悔やみのメールを下さった方、有り難うございました。
お返事を郵便でお出し致しましたので、メールではお返事しておりません。
郵便が届くのを、どうかお待ち下さい。 |
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