我が家は長年の間に建て増しして大きくなって来た家なので、元々は外壁であった部屋と向こうの部屋の間には窓が残されていました。
この窓枠を利用して、角材をネジ釘で留め付けました。角材は、3でご紹介したのと同じ、2センチ幅・1センチ厚さのものです。
この場合も、脱走不可能な3センチピッチにしてあります。
これは極端な例かも知れませんが、開ける事の無い窓でも何かの拍子でガラスが割れたら困りますから、こんな方法も簡単で有効です。
窓枠に直接留め付けましたので、窓の開閉は自在に出来ます。
但し2枚ともガラス戸を片側寄せてしまい、開口部だけ格子にしました。
古くて重たい渋い建具で、どのみち猫には開けられないのですが、念の為、窓ストッパーで固定してあります。 |
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もうひとつの部屋との仕切りは、やはり重たい板の引き戸なのですが、それはそのまま生かして、空気の流れを作りたい時には、既製品のルーバーラティスを開き戸にしてみました。
市販のラティスは軽くて安い材木で出来ていますので、既に一箇所壊されて補強してあります。
見栄えは二の次・・・と諦めていますが、いよいよボロらになれば、取り替えれば済む事です。
元々あった柱に、大きな蝶番でルーバーのラティスを開き戸形式に取り付けました。
でもそれだけでは不完全です。 |
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カンヌキが掛けられるよう、戸の枠に支柱となるような太い角材を打ち付けて、留め金具のデカいのを付けました。
これでしっかり締め切れます。
この扉を開けながら、引き戸を閉めながら入室すれば、飛び出し癖のある猫でも防げます。
但しここは室内と室内の仕切りなので、飛び出したところで直ぐに捕まりますが、一応家庭内野良状態の猫もいますので、やはりこんな二重扉も宜しいかと思います。 |
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