<ベランダからの屋根への脱走>
ベランダから屋根への脱走(写真左参照)は、引っ越してからベランダに出すたびにされていました。
幸いにも、ベランダから屋根へは行けますが、地上には降りれないのですが・・・。ベランダから屋根へは、少し外を見たい時にしょっちゅう脱走されていました。
・身柄確保の方法
猫缶やかつおぶし、おもちゃの紐など様々なもので釣り、屋根に面した窓から屋根の上にあがり身柄確保をしていました。
でもだんだん慣れてくると、脱走に気付かない振りをしていると勝手にベランダに帰って来ていました。その後、身柄確保していました。
・対策
対策も回を追うごとに強化されていきました。
1.ベランダの柵に簾を固定し、柵の隙間から屋根へ歩いていけないようにしました。
→その後ベランダの柵の上に乗って屋根に飛んで行く事を本猫たちは考えました。ですから失敗!
2.今度は柵の上に乗れないよう、ベランダの屋根からブラインドを取り付けました。
→これは私は結構気に入っていましたが、ブラインドの両端は簡単に隙間が開きます。フクさんが器用にブラインドの端をめくって隙間を作り、ベランダの柵〜窓のサッシをつたい脱走されました。ですから失敗!
3.ブラインドで失敗したので、今度は防鳥ネットを付けました。(写真右参照)結束バンドとダイアパンチというネット専用の用具で簡単に取り付けられました。
最初からこれにしておけば良かったと思いました。見た目は檻の中にいる気分になりますが、これでベランダからの脱走は不可能です。今のところ、ネットは破られておりません。
<玄関の引き戸のすり抜け脱走>
玄関の引き戸を不覚にも開けたまま、毛虫除けの木酢液を塗布していました。塗布終了後、ふと後ろを見ると、脱走常習犯のフクさんとエピさんが裏の方へ小走りに行ってしまいました。
・脱走の身柄確保の準備
私がパニックになると脱走したフクさんとエピさんもお家に帰れません。だから慌てず、騒がず、猫缶を外に置いて待ちました。本猫に脱走された事を気付かない風に振る舞いました。大きな声や物音で本猫がパニックを起こします。
また、本猫も“脱走”は悪い事だと自覚していますし、怒っていると分かると本猫も恐がってお家に帰って来ません。そして玄関の引き戸少し開け、防犯ロック(写真右参照)で固定しておきました。これで後は待つだけです。
うちの子達は一度脱走すると、納得の行くまで一心不乱に周辺の散歩を行います。納得すると家の周りぐるぐる回り、後は素手で身柄を確保できます。
・脱走終了
1時間後にフクさんが玄関の引き戸の隙間から見えました。玄関に座り込み、逸る心を落ちつかせ、防犯ロックを外し玄関を開けフクさんの身柄確保。2時間後、フクさんの外傷チェックとシャンプーのためお風呂場に隔離。フクさんの悲痛な叫び声で、エピさんが裏の方より顔を出し、身柄確保。
大変お恥ずかしい事ですが、脱走され慣れているので確実に帰って来るのは分かっています。何度も脱走されているので土地勘もありますし。しかし本猫がパニックを起こすと、何がおこるか分かりません。裏の集合住宅を越えると大きな道路があります。もし誰かに追いかけられたりしたら最悪、交通事故に・・・。
脱走は猫が悪いのではなく、人間が原因を作っています。今回の脱走も私の玄関の閉め忘れ、つまり私のミスで起こったのですから。
うちの子の場合、隙間、機会があれば脱走します。脱走する事は悪い事だと分かっているんです。脱走後はやたらご機嫌取りにやってきますから。でも“少しだけお外が見たい”という思いで脱走するのでしょう。
うちでは脱走後の身柄確保の際は怒らず、無視を決め込みます。猫に躾をしても無駄ですし、どうせ隙間、機会があれば再度脱走します。だから脱走防止対策が必要になってくるのです。
我が家も脱走防止策の更なる強化を致します。まだ賃貸だから現在は退去時に撤去できるものですが、マイホームが決まったら格子戸だらけにしてみせます。多少工事費がかさんでも、脱走されて病気や怪我をされるよりも安いものですし。まして交通事故に遭ってしまうと後悔だらけですから。だから脱走予防は確実に行いたいと思います。
我が家の脱走常習犯のフクさんとエピさんの画像と、脱走防止ネットの画像、玄関からのすり抜け脱走現場の画像を添付します。(写真はクリックすると大きな画像でご覧戴けます) |