掲示板でも少し書かせていただいたのですが、先住猫と新入り猫の折り合いについて、あまり参考にならないかもしれませんが、うちの場合をかかせていただきます。
たろう(茶トラ)とちさと(キジトラ)は、同じ母親から同じ日に生まれた兄妹(姉弟?)で、一緒にうちに来ましたので、最初から仲良しでした。
当時、私は仕事をしていましたので、日中はケージの中、遊ぶ時は外、寝るときにはまたケージという生活をさせていました。が、その内、ケージの隙間から抜け出すという技を覚え、あっけなく(1週間くらい)でケージ生活は終わりを告げました。
その後、また同じ母親が3匹子どもを産んだということで、その内の1匹をうちで飼うことにしました。3匹一緒に引き取れれば良かったのですが、いろいろな都合で、1匹になりました。あとの2匹は、実家と弟の彼女の実家に引き取られました。
この1匹がかける(薄茶トラ)です。同じ母親ということと、年が3ヶ月ほどしか違わないせいか、最初の1、2日はかけるがソファーの下で過ごしていましたが、そのあとは、すんなりなじみました。たろうがよく面倒を見てくれて、かけるが一緒に寝ようとくっついても、ちゃんとだっこ(というか、お腹あたりに抱えて)寝てくれていました。ちさとは、マイペースな子なので、自分の気が向いたときだけ面倒を見てくれていました。
その後、2003年夏に母が路上でけいた(茶トラ)を拾うまでは、3匹でした。けいたが来たのは、2003年8月でした。そのころはパワー全開、やんちゃないたずら坊主でした(今もかな)。遊んで欲しくて仕方のないけいたと、遊びたくなんかない、寝ていたい3匹。フー、シャーの威嚇やケンカこそはありませんでしたが、静かな落ち着ける場所を求めて、逃げまどう3匹でした。
ここで、普通の飼い主さんならけいたをケージに入れたり、別の部屋にしたりするのでしょうけど、うちの場合「そのうち、慣れるわよ」ってな勢いで、そのままでした。案の定、半年以上たった今では、けいたもだいぶ落ち着き、たろうやちさと、かけるに甘えて、グルーミングをしてもらい、そのまま寝てしまうというくらいなじみました。もっとも、ちさとが面倒を見てくれることは少なく、被害者(?)はもっぱら、たろうかかけるです。
育児(育猫?)書には、先住猫をたてて、新入りばかりをかまわずに...とありますが、何もかも先住猫を先にするのは大変なので、その辺は適当にしてました。ひどくしつこいほど、けいたがせまるときは、止めに入りますが、それ以外は基本的に放っておきました。最初は「なんだコイツ」とか思っていると思うので、とことんつきあわせてみるのがいいのかなぁ...と勝手に思っています。
あと、飼い主の方が、「どうしよう〜」とか思って、慌ててドタバタしてしまうと、余計にそうなるのかな...とも思います。猫って人の心というか状態を読めるんじゃないかなぁ...と。だから、「けんかしてるどうしよう〜」人がうろたえれば、猫もどうしたら良いのかわからなくなってしまって、新入りに辛くあたる...人間がどっしりかまえていれば、猫も「あ、こいつはココにいるやつなんだ」と思って、受け入れてくれる...そんな風に思っています。
必要最低限のフォローは必要だと思いますが、細かく気を遣って、あれもこれもしていたら、人も猫も疲れてしまうと思うんですよね...この辺は人それぞれの性格もあると思うのですが...私は、のんびりな性格なので、「そのうち、落ち着くだろう」とか思ってます。
ダンナは、この辺がダメでケンカしてるとすぐ止めにいっちゃうんですが...とは言っても、初顔合わせの時は緊張しているんです。かけるの時もけいたの時も、心の奥底では、「ケンカになったらどうしよう〜」とハラハラしてました。
今の願いは、ちさとがもうちょっと優しくなる事でしょうか...(笑)ほんと、猫に対しては気の強いお姉ちゃんで、たろうをはじめ、誰もが頭があがりません。
なんの参考にもならないかもしれませんが...それでは、また。 |