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《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫の為の情報
多頭飼育における諸問題ついてのケーススタディ集
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れかさんのお宅のケース  (掲載:2012年4月27日)
我が家は9匹の、ちょっと少なめの多頭飼いです。

7歳のサリー(♀)、ルビー(♀)&チェロキー(♂)きょうだい、5歳のバニラ(♀)&ダヤン(♂)きょうだい、4歳のユキチャン(♀)、3歳のオラニエ(♀)、1歳のジャック(♂)、3歳くらいのサイモン(♂)がいます。【2012/04時点】



我が家では、2003年から、ほぼ毎年のように仔猫を保護したり、友人が保護した子をうちに迎えたりしています。

新入りは、通称”ちっさ部屋”こと、待機部屋で駆虫等を済ませ、体調を整えててから、先住チームと合流の流れです。



新入りは、前年(もしくは前々年)にうちにきた1歳上(もしくは2歳上)の、年が近い子が遊び相手になり、面倒を見てくれました。

ルビー&チェロキーきょうだいが特に面倒見がよく、みんなに慕われており、猫団子には、ほぼ参加しています。



8匹目のユキチャンまでは、問題なく折り合いがつきました。(途中、病気で亡くした子、里子に出した子がいます)



9匹目のオラニエが、とても臆病で恐がりだったため、先住との合流は、ほかの子よりも時間をかけていました。

その矢先入院した子がおり、待機部屋をその子の退院後に使用したので、オラニエは、急遽、先住組に強制合流することに。

年近いユキチャンとは仲良くなりましたが、猫団子には加わっていません。



2011年の4月に、長女アイナ(7歳)・次女みお(6歳)を病気で相次いで亡くしました。


アイナもみおも、小競り合いがあると駆けつけ、特にみおは正しくジャッジ、パンチで制裁してくれる子でした。



同年6月に仔猫♂ジャック(6ヶ月)を保護、7月に福島の南相馬市(原発避難区域)で保護されたサイモン(♂ 3歳くらい)を預かることになり、男女比が【♂2・♀7】→【♂4・♀5】になりました。



サイモンとジャックは、一緒に待機部屋で過ごし、仲良しです。



大人男子を入れたのは、サイモンが初めてでした。先住と合流させたとき、やはり「僕のほうが強いぞ」アピールをしてしまい、回数は減ったものの、いまも少々。

そのため、ヒトが不在の時間や夜寝る時間は、サイモンは待機部屋で過ごさせています。

又、遊びの範疇を超えた「飛びつく・追いかける」等を2〜3回したら、待機部屋入り。

追いかけられたことはなくても、体の大きなサイモンを怖がる子もいるので、その子の緊張状態を解くためにも、待機部屋入りの時間を設けるのは必要だと考えています。

ジャックはすぐに先住チームにも馴染み、猫団子にも参加しています。



昨年12月、はじめて流血沙汰がありました。

オラニエはとても恐がりで、近くに誰か来ただけで唸ってしまいます。

ふだん気のいい子も、過剰な唸りにはむかついてしまうらしく、ある日オラニエを追いかけ追い詰め、背中から羽交い絞めにして後ろ足で何度も蹴りました。

すぐに介入して、引き離しましたが、物凄い興奮状態で、わたしも何度も咬まれてしまいました。


オラニエの怪我は、背中の皮膚に穴が空き肉が見えるような酷いものでした。

怪我のあとは、待機部屋のケージで過ごしてもらおうとしたのですが、待機部屋及びケージを拒否されたため、寝室の押入れ上段にトイレやベッド、ごはん台をセットし、オラニエ部屋にしました。(襖を開ける子がいるので、日中はつっかい棒使用)



強い子同士の喧嘩は心配していましたが、弱い子に攻撃するとは思いもしませんでした。

面倒見のいい優しい子が攻撃をしたので、ヒトもショックを受けてしまいました。

オラニエの押し入れ生活は2ヶ月くらい続きましたが、自分から出たいとアピールするようになり、いまは日中もみんなと一緒に過ごしています。



いろんなことが起こりますが、多頭飼いは楽しく、幸せな時間がたくさんあります。

猫団子を見て微笑み、寝ている自分の周りをたくさんの猫に囲まれてにんまり。

猫同士の思いやりの場面を見て嬉しくなったり。



ごはん食べて、しっこしてうん●して、無防備な寝姿を見せてくれれば、それだけで幸せですよね♪

chareka

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