その仔猫・ルスとリマはカワムラさんの部屋に同居させ始めました。 仔猫のうちリマにはエイズキャリアであるかも知れないという診断が下っているので、 免疫力のないリマに他のウィルスや雑菌を感染させたくないと考え、 健康診断がまだだったカワムラさんをお正月早々、検査入院させました。 エイズは発症しているのかも知れないと思ったカワムラさんに、 他の病気がない事を祈りつつ、かなり詳しい全身の検査をして戴きました。 しかし予想に反して、カワムラさんは健康優良児(爺)でした。 蓄膿気味に風邪が慢性化している以外は、どこにも異常が認められず、 歯抜けはただの年寄り故で、但しアタマは少しボケてきているようでした。 病院のケージで鳴き続けていたカワムラさんを退院させ 元の和室に戻したのが2003年1月11日。9日ぶりの帰宅でした。 ルス・リマもカワムラさんを自然に受け入れ、 カワムラさんも何をされても怒らず、3匹はいい按配に生活を再スタートさせています。 一緒に寝ると、ちょっとしつこく迫られますが、 満足すると一晩中自分のお気に入りの場所で横たわるカワムラさん。 安心してね、ずっと一緒に暮らすんだから。
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