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Data 2 部屋割り

我が家は22匹の大所帯なので、さぞや環境劣悪ではないかと思われてはシャクなので、猫たちの部屋を全て公開しちゃいます。22匹は5部屋に分けて生活させているので、一部屋にたくさんいる訳ではありません。

分離の基準は、食べ物とトイレの都合です。置きエサしないと無理な子たちの部屋、一気食いであるだけ食べてしまう子たちの部屋、療法食だけの子たちの部屋、そして新聞紙トイレしか使えない子と新聞紙ではおもちゃにしてしまう子たちとを一緒に出来ない・・・そういう基準で部屋分けしています。

我が家にはエイズキャリアの子達や白血病とのダブルキャリアの子というのがいますが、その事を基準に隔離はしておりません。各部屋に、それぞれキャリアの子が混在しています。

しかしこれはあくまでも我が家でのやり方であって、余所様の飼い方を云々している訳ではありません。我が家の実情に合ったやり方を模索した結果、こういう分離生活となったとだけ申し上げておきましょう。

勤め人を辞めて在宅で仕事をしている夫婦二人が大変な手間と時間をかけてケアし、それぞれの部屋で猫たちと過ごす時間を大切にしていますので、偉そうな事を言うようですが、生半可な覚悟の方にはこういう多頭飼い生活はお奨め出来ません。

(部屋の写真はクリックすると拡大します)


Room No.1 ミュウ部屋(イメージカラーは赤とピンクとこげ茶)
居住者(3名) 部屋の概要
ミュウ
アイン
ジーコ
位置:2階 階段左の1室

広さ:約10畳(うち4畳はウォークインクローゼット)

床材:フローリング



部屋の奥にシングルベッド、中央にミュウの祭壇、左手前にライティングビューローがあります。モノが多くて狭く感じますが、ミュウは身体を持たないので「狭い」と文句も言いません。

ミュウの部屋になる前は、趣味のモノ色々のディスプレイ部屋でした。年甲斐もなくちょっと少女趣味で、気を抜くと直ぐに物置になってしまいます。

当時使えた他の部屋が狭いのにこんな部屋を置くのは勿体無いという気持ちもありましたが、こういう無駄こそが心のゆとり(痩せ我慢)であり、文化なのだと思いますので、やめるつもりはありませんでした。

しかしゴマ母子や保護猫ミッちゃんは、保護当時ここで過ごしていました。


2005年春・・・ミュウとアインとジーコが再びここに揃いました。永遠に仲の良い家族として、今もちゃんとここに居ます。
入口から見た部屋の様子 窓辺から入口を見る 窓際のベッド

ミュウ一人の時の祭壇

生花を飾れるのはこの部屋だけ

そして遂に3匹が、この部屋に揃いました・・・
Room No.2 カワムラ部屋(イメージカラーはブルーとグリーンと茶)
居住者(8名) 部屋の概要
カワムラさん
ルス
リマ
ペリー
イオ
テト
モア
ガラ
位置:1階南北に伸びる中央部分

広さ:約27畳(リビングとダイニングキッチン、廊下を含む)

床材:フローリング



かなり広くて天井も高く、開放感があります。夏はエアコンなしでも南北に風が通り抜け、窓の外には緑が一杯、目にも身体にも涼しくて快適です。

但し窓から猫が間違っても脱出出来ないようにと、全ての窓に3.5センチピッチで特注したアルミの面格子を付けました。

泥棒も入ってこられない代わりに私達も窓から出られませんが、全く不便はありません。しかも風情があり、ちょっと自慢の窓辺の風景です。



あちこちに猫トイレを合計10個、3階建てケージを2個、1階建てケージを2個置いていますが、殆ど邪魔にならない広さです。猫たちは全力で走り回れます。

広いので掃除が楽なように、なるべく物を置かないようにしています。



このカワムラ部屋を真ん中に、東にぶーちゃん部屋、西にみーちゃん部屋が隣接しています。それぞれは完全に扉と格子戸で仕切っています。

他にも隣接する3畳の和室が存在しますが、そこはもう少し片付けておけば緊急保護時の対応に使えるでしょう。

廊下には風呂場が隣接していますが、猫立ち入り禁止ゾーンにしています。



窓辺には葡萄棚があり、緑の日除け効果で涼しく、冷房は殆ど使わずに済みますが、何しろだだっ広いので暖房はオイルヒーターとホットカーペットを幾つか、ガスファンヒーター、テーブルに毛布を掛け下にホットカーペットを敷いた炬燵、そしてスポットで湯たんぽも併用しています。



南の庭に面した窓が2間分あるので、とても眺めの良い空間になっています。我が家で一番良い部屋だと思います。



1階はかつて猫嫌いの舅・姑が全て使用していました。ようやく私達が家中を自由に使えるようになったので、当然の事として猫を増やしました。満足です。
キッチン側から見る 2階から下りて来て見える一部分

猫たちのダイニング

上の写真の壁の向こう側

キッチンから見た廊下

これが自慢の窓辺の風景

猫がいるともっといい感じ

ぶーちゃん部屋との仕切りは↓こうなっています
ぶーちゃん部屋3匹、カワムラ部屋8匹を一緒にしたくない訳は、トイレの問題です。新聞紙トイレしか使わないぶーちゃんとタム、新聞紙トイレがどうしても使えない他の猫たち・・・時間の問題でクリア出来るのかも知れませんが、分けた方が今は楽です。

それぞれの部屋の猫密度を高くしたくないという理由もあります。部屋数があるのだから、今しばらくはこの分離方法で行きたいと思います。

2004年夏、みーちゃん部屋との仕切りに↓通風ドアを付けました
ルーバーの向こうが6畳プラス板の間のある和室で、猫嫌いのみーちゃんが一人で過ごしています。

みーちゃん部屋への通風を確保する為、引き戸を開けて開き戸を取り付けました。

ルーバーラティスで4千円です。掛け金でロックも出来ます。素人の手作りなので見てくれは悪いですが、隣室がとても涼しくなりました。
Room No.3 ぶーちゃん部屋(イメージカラーは薄茶色)
居住者(3名) 部屋の概要
ぶーちゃん
レン
タム
位置:1階東南の角部屋

広さ:約8畳

床材:フローリングの洋室



元々は舅・姑の寝室だった部屋です。明るくて公園の桜が良く見える特等席でもあります。

陽が差し込む明るい部屋なだけに、暑い部屋でもありますが、葡萄棚を増設して日除けにしました。

それでもここは屋根の直下なので夏は暑いです。それで冷房にエアコンを使います。

寒い季節にはホットカーペットも電気炬燵もオイルヒーターも湯たんぽも総動員しています。

レン用の砂のトイレが1個、ぶーちゃんとタム用の新聞紙トイレが2個、爪研ぎ用の桐の箪笥や新聞紙ストック用のクローゼットと洋服ダンス、無人(猫)の3段ケージ(いざという時の隔離用)などがあります。

明るくてそこそこ広い部屋です。
写真公開準備中
Room No.4 みーちゃん部屋(イメージカラーは茶色)
居住者(5名) 部屋の概要
みーちゃん
チャイ
メラ
ビル
プティ
位置:1階西南の角部屋
広さ:約8畳
床材:床の間つきの和室



南に向きの3室の1室です。6畳の和室ですが、段差の無い床の間が2間分あるので、実際には8畳超あります。



キャットタワーやジャングルジム代わりの家具やケージを色々と置いているのですが、乗って天井に届く高さの物は置けません。天井を破壊する事を趣味にしている3匹がいるからです。

全ての柱は既に破壊し始めたので、板で補強しました。襖もベニヤで補強、床の間は食餌のスペースにして、水の容器をひっくり返されないよう、角材を打ち付けて固定出来るようにしてしまいました。

割と風雅に造られた和室だったのに、見た目はすっかり諦め、対「破壊猫」の実用だけを優先しました。



カーテンはあっと言う間に破り尽くされましたので、もう吊るさないようにしています。日当たりが良いので、夏は外に葦簾を立てかけて日除けにしています。



上に2階が乗っかっているので、寒さ・暑さ共にあまりきつくありません。冷房は、ぶーちゃん部屋から格子やルーバー扉の隙間を通して、ここまでほんのりと冷えます。

暖房は炬燵と猫用ホットカーペット、湯たんぽです。カワムラ部屋のガスファンヒーターも、この部屋を充分に暖めてくれています。



部屋の写真準備中
Room No.5 タコ部屋
居住者(3名) 部屋の概要
ゴマ
ジャム
マルコ
位置:2階 階段右手2室

広さ:約16畳(うち2畳はクローゼット)

床材:フローリングの洋室



私達の生活スペースなので、洗濯機あり冷蔵庫あり食器棚ありダイニングテーブルあり、ダブルベッドあり、PCデスクあり大型ケージあり・・・と大変狭い感じがしますが、実は約16畳はあります。

でもその結果、猫にとっては格好の遊び場隠れ場が出来ました。結果オーライですね。

しかも私達と一緒に寝られるという最大のメリットがあります。人間も猫もゴチャゴチャと一緒に居るので、タコ部屋と呼ぶ事にしました。タコは住んでいません。

夏はとても暑くなるので、24時間エアコンが欠かせません。寒い時期の暖房はオイルヒーターとガスファンヒーターです。

飼い主に喘息とアレルギーがあるので、空気清浄器も4種類(イオン式・オゾン式・水フィルタ式・ファン式)同時に使っています。

元々は6匹と共に過ごしていたのですが、2005年の春には3匹になってしまいました。寂しいです。
部屋の写真準備中

もっと色々続けようと思いますが・・・また後で・・・

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