1990年3月9日生まれ。2003年10月10日午前4時10分、永眠。享年13歳7ヶ月。
ミュウ大王です。
私が初めて自分で飼った猫です。当時は野良猫の存在を考えた事もなければ、インターネットもなく、漠然と「マンションを買ったから猫でも飼おうか」と思いついて、ブリーダーから高いお金を払って買った猫でした。
飼い始めて2ヶ月で離婚、転居。その後また転職により引っ越し、そこも引き払って次の夫の両親との同居・・・私の激動の時期に、苦楽を共にしてきた掛け替えの無いパートナーでもあります。
もちろん我が子として、第一子としての役割を果たしてきてくれました。
この子がいなければ、後の猫たちはいなかったでしょう。温和な性格で、息子のジーコを始め、後から入れたどんな猫でも可愛がってくれました。
親バカですが、知能程度が高くて(多分)、いろんな事が良く解っています。窓やドアを開け、スネて悪戯し、私の行動の先読みをします。ママを奪うPCや電話を憎んでいるようで攻撃の対象としました。
病院の検査や、かつてはたまにしていたシャンプーの時などの本当に怖い時以外は「ニャア」とは鳴きませんが、顎をしゃくって「ン」「ン」と何かを催促する猫でした。
物凄く可愛い顔に似合わず、とても太っていますが、皆さんがご自分の猫に対して思うのと同様に、この世に2匹といない程の可愛い猫だと思っています。どの子も全て特別に可愛くて同様に愛していますが、ミュウだけはやはり私たちにとって特殊な存在なのだと思っています。
晩年に慢性化した肺炎と肥大型の心筋症が出ました。2003年10月10日、ミュウは頑張って頑張って生きて、そして私の腕の中で永遠の眠りにつきました。
ミュウには、寛容と忍耐強さ、与える事を教えられました。
次々と忙しく猫を保護し人の相談に乗っている間、私の大事な伴侶でもあるミュウをどれだけ我慢させていた事か・・・今更ながら申し訳なく思います。
どれほどミュウを愛しているか、言葉では書き表せません。これからも永久にミュウと共に生きていくつもりです。
ミュウちゃん、愛してるよ。有り難う。
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