ミュウ

ぼくハンサム?

Mar.15,2001

昼間はすっかり春のようだったが、日が落ちると風も強かったせいかとても寒い。駐車場で機械を操作している待ち時間は、吹きさらしの中なので辛い。でも、その吹きさらしの中で生きている野良たちもいるのだ。私よりは毛深くて、少しは寒さにも強いかも知れないが。

理恵さんから猫缶がダンボールに一杯、同じ日に小林氏からドライのサンプル(大量)が届き、そしてアカのヨウコちゃんまで缶詰をたくさん買って寄付してくれた。有り難い。せっせとエサやりに励もう。いっぱい食べて、寒さに負けないで。

そのエサ場だが、放置自転車とバイクでいっぱい。マンションの契約者だけが駐輪を許されている私有地なだが、駅に近いものだから毎朝そこに乗り捨てては、夜にまた乗って帰るという奴も多い。駐車場の入り口を塞いでしまう程にあふれて停められていることもあり、見兼ねた管理人がポールを置いて「私有地につき駐輪禁止」と張り紙したのだが、そんなものは蹴っ飛ばしてどしどし停めている。自転車が邪魔で、エサやりをする奥に入って行けない。今朝は強風で自転車がみんな倒れていたので、横たわったスポークの上をドカドカと乗ってやった。しかし意外と頑丈に出来ていて、ひん曲がりもしない。自分がゴジラでない事を恨んだ。

職場のスチールキャビネットの扉を乱暴に閉められても幾らかマシなようにと、ダンボールを切って張り付け緩衝材としたのだが、今日それを目敏く見つけた香水プンプンが尋ねてきたので、「乱暴に閉める人がいても、うるさくないようにクッションにしたんです。」と答えたら、曖昧に不快な表情を見せた。ふん。カッコ悪くても、静かな方がいいんだよ!ついでにお前は、会社の中を走るな!風が起って書類が飛ぶんだよ!それにうるさいし。

最近の里親募集に、ひとつの傾向が見られる。野良猫の仔猫を保護したので・・・というものではなくて、今まで家庭で飼われていたオトナの家猫の里親募集が増えてきた。仔猫が少ない時期というせいもあるのだろうが、飼い続けられる最大限の努力をして戴きたい。短い猫の一生なのだから。出来る限り、依頼主とのコミュニケーションを密にしていこうと思う。決して無責任に手放すというものばかりではないのだと判る場合もあるし、改めて家族としての大切さを認識してくれる場合もある。話をしてみないと判らない事も多い。願わくば、全ての人と生き物とが不幸にならないで済む事を。

高知に行ったチョビは、新しい飼い主の布団で一緒に寝ているらしい。美人だ美人だと誉めて貰って、すっかりおお嬢様になってしまった感じだ。ああ・・・里子達を訪ねて全国を回りたい。神奈川県内ですら出来ていないのに、夢のまた夢か?

今夜の写真は、大崎さんの作った首輪を着けたミュウちゃん。良く見えないかも知れないが、トパーズのようなビーズの飾りがチャーミングなのだ。何をしても良く似合うね、ミュウ。(だけどエプロンは似合わなかったね(笑)。)

先日ここでキムチの事を書いたら、思いがけず反響が大きかった。キムチ好きは多いみたいだ。せめて写真だけでもお見せ致しましょう。勿論、今夜も食べました。

これがキムチ


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