ゴマ

仕事しろ〜!

May.2,2002

就寝が明け方だと、流石に辛くなって来た。予定分の仕事が終わらなくとも、そろそろ思い切って寝る勇気が必要だ。里親募集の掲載依頼だけは待たせないように気を付けているが、他はその日の時間や体調の按配に左右されてしまおうかと思い始めている。特に今日のように朝早くから慌ただしい予定が色々と入っている日は、夜になると疲れてしまって駄目だ。更年期とは言え、だらしないなあ・・・とも思う。ゴマがデスクの上に来て、真面目にやれと言っている(ように感じた)。どちらの思いも、気が小さい故である。

職人さんへの今日のお茶菓子は、予定通りオレンジにした。泥の付いた手でも食べられるようにカットして器に盛る。朝から旱々照りの良いお天気だったので、冷たい果物は美味しかった。(我々も同じものを食べたのだ。)お茶はいつでも飲めるように、ポットの中に焙じ茶を一杯入れて置いておく。今日の工事は砂利を敷き詰めて圧をかけ、コンクリートを流す一歩手前まで進んだ。あと一息。3時のお茶を出す前に、今日は引き揚げてしまった。残念。美味しい「黒糖胡桃」を用意していたのに。

今日は、午後に実家の母が来た。日吉の歯科で検診の日だったのだ。12時半の予約だったので、終わってからピックアップして家に連れて来る事にしていた。遅い昼ご飯の支度をしておく。しかし実際にはあまり手を掛けずに、お刺身の種類を揃えただけだ。サクで買って来て、自分の好みの厚さに切り分けた。今朝、包丁を念入りに研いでおいたのだ。「盛り合わせ」で買うのは良くないと、こうちゃんが先日TVで聞いたと言う。内容の表示義務がないので、何の魚を使っているのかが不透明だと言う事らしい。

好きなものばかり買い集めたら脂っこいものばかりになっていたので、仕方なく鯛とイカも買う。サクは1つが小さめだったので、色んな種類が食べられて良かった。ミュウとジーコは、当然「ボクも食べる、ボクも食べる」とうるさいので、皿に盛る前に小さく刻んで与えたのだが、それでも皿にも興味があるらしい。流石に私の子だけあって、陶磁器が好きなのか?
手前より時計回りに
マグロ中トロ(三崎漁港モノ)
カンパチ
鯛(養殖モノ活〆)
サーモン(ノルウェー)
真ん中はスミイカ

母は珍しくご飯を少しお代わりした。「お米も美味しい」と言ってくれた。本当は、新横浜に天麩羅を食べに連れて行こうかと考えていたのだが、母も68という歳になり、天麩羅などの揚げ物は好まなくなったようだ。「お前の家で、猫と一緒に食べる方が良い」と言うので、仕方なく昼から炊きあがりの時間を逆算してご飯を炊いたのだ。私は貧乏だが、保温したご飯は食べたくない。ささやかな贅沢をするにも、なかなか努力が要るのだ。

あと数日早かったら美味しいサザエの壺焼きを食べさせる事が出来たのに、残念だ。尤も、顎が華奢なのであまり固いものを噛まないように・・・と、今日歯医者の石原先生に言われたそうだから、丸ごとサザエは厳しかったかも知れないな。

ゴマは母にも甘えて、いっばい背中をポンポンして貰っていた。アインは寝ていたのだが、やっと起きて来て手にスリスリしていた。ジャムは内弁慶なのでとても大人しい良い子を演じていたし、ジーコとミュウはいつもながら「ようこそ」「ようこそ」と愛想が良い。母はジャムの目の色が「綺麗だ」と言っていた。

帰りの道中が長いし、病気の父を置いて来ているのであまり長い時間は居られなかったのだが、久し振りで会えて良かった。美貌の母であったが、お婆ちゃんになった。そりゃあそうだ。娘の私が更年期などと騒ぐ歳なのだもの。駅まで送り、家に戻ると、どっと眠気が襲って来た。そのままエサやりに行こうとしていたのに、とても無理そうだったのでベッドで少し眠る事にした。すると、お約束の「夢」を見た。

車でどこかに向かっている。母が帰るのを送っているらしい。こうちゃんが運転をし、私と母が同乗している。思っていたよりも道が渋滞していて、予定の時間に目的地に着く事が出来そうもない。急遽、コースを変更する事にした。曰く「鶴見で私達はエサやりするので、鶴見から京急に乗ってよ。直通で浅草に出られるから。(これは事実)」と提案するのだが、母はあまり気がすすまないようだ。

駅舎は昔の田舎のローカル線の駅のようで、小さな木造の小屋だ。そこに駅員が二人居た。「浅草まで、この人を早く、確実に行かせたいんですが・・・」と言うと、時刻表を見ながら尤も良いダイヤを選んでくれた。あと5分もしないでその電車がホームに入る。ホームには屋根もない。切符代を払おうとしたら、「5610円です。」と言われる。耳を疑う。どうしてそんなに高いのか?

良く聞いてみると、その電車は浅草までノンストップのリニアモーターカーで、何と鶴見から浅草まで6分で行けるのだと言う。釈然とはしないのだが、私は財布からお金を出して6千円渡す。お釣りを貰って、既にホームに立っている母を見送ろうとすると、母は「だから、こんなところから帰るのは嫌だった」と憎まれ口を聞いていた。それを聞いて高い切符を買ったのに心底ガッカリした私は、クソババア呼ばわりして踵を返して立ち去る。そこで寝覚めた。

何という後味の悪い夢だ。現実にはそこまでの喧嘩はするはずもないし、母は好きだ。エサやりの事と、母のあれからの道中を気にしていたせいで、こういう夢を構成したのか?私の頭の中には、どうやら私に意地悪をしている脳細胞があるらしい。そして嫌な内容の夢ばかり見せる。私が主なのだから、私に都合の良い夢を見せろと言いたい。私が滅んだら、お前(私の脳細胞)も火葬場で焼かれて灰になるのだぞ。

目覚めて、エサの支度をして家を出る。みょーこ姉ちゃんの顔を見てから行こうと思い、ちょっとだけ立ち寄る。実々子以外の全員が出て来て、有芽子はいつものようにしなだれかかってくったりと眠ってしまった。可愛い。姉ちゃんの言うところの「お馬鹿の倫太郎」は姉ちゃんに抱かれてウットリと情けない顔でヨダレをたらさんばかりだ。

馬鹿な子は可愛いよな・・・と話す。我々の言う「馬鹿」というのは、能力の事ではない。強いて言えば「馬鹿な性格」の事なんだけど、どうも多くの人が自分や自分の猫を「馬鹿」と認めるのは嫌いらしい。能力で考えると、一般的にどの子もどの人間もあまり大差ないような気がする。性格から起る様々な言動を、親しみを込めて「馬鹿」と言っているのだが理解されない場合も多い。それは仕方ない。誤解を恐れたら、何も言えなくなる。

ここで先日「アメショーって馬鹿かも知れない」という事を書いたら、賛同も多く寄せられた。気が好くて性格が穏やか、明るい性格で飼い易いという意見が多かった。私もそう思う。サビ猫や三毛の気が強いだとか、白黒は幼稚で甘ったれだとか、茶トラがぼーっとしていてマヌケだとか、黒猫が気が弱い等々。しかしこれも統計上の事であり、もちろん例外もあるだろう。飼い主の性格をかなり反映するものだとも思うし、飼い方や環境による影響も当然大きい。種や毛色だけが全てではないのだが、統計的には確実にある傾向が浮かび上がるという話だ。

家の子たちはもみんにお馬鹿で可愛い。飼い主に似たのだろう。何度でも懲りないで同じような失敗をする、実に馬鹿な飼い主だからな。だけど気楽にやりたいようにやろう。人生は短いのだから。
ジャムの独り言

ジャムはねえ、お祖母ちゃんに会ったのは初めてだよ。ママのお母さんなんだって。髪の毛は白かったけど、ママよりずっと美人だったよ。パパとは、ちょこっと似ているかも知れない。

ジャムは良い子にしていたから、きっといちばん可愛いと思われたかなあ。実際、いちばん可愛いんだし。

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