アイン

はいポーズ

Jun.29,2002

午前中は雨こそ降っていなかったものの、低気圧の接近が身体に感じられた。息苦しくて、それに連日の寝不足も手伝って、昼過ぎには遂に起きていられなくなった。しかし横になったらおしまい・・・絶対に起き上がれなくなる・・・でもちょっとだけ・・・これがマズかった。午後には大阪のユズナさんが来る約束になっていたのに、ちょうど来た頃には起き上がれないし口もきけない。起きている限りは何でも頑張れるくせに、一旦寝て代謝が下がると体の強ばりが酷くて簡単には起きられないのだ。みょーこ姉ちゃんもそうだと言うから、これはリューマチ性疾患(膠原病)の特徴らしい。

まったく因果なものだが、もう慣れているので日々の乗り切り方は判っている。連続して長時間寝ないようにしたり、しっかりと起きたい時間のはるか前に起きるように努める、出来れば朝風呂に入れば良いらしいが、とてもそんな気にはなれないのも特徴だ。主治医に「口を開いて寝ていた人が、起きたらそのまま固まってしまっていて、口が閉じなくなった人がいましたよ。」と聞かせられた事があった。それは恐い。ムンクの「叫び」だ。放っておけば固まってしまう石膏像になったような気がする。べっこう飴でもいい。決して口を開けて寝るまいと密かに心に誓う。しかしそこまでは悪くなっていないぞ、とも思う。あくまでも起きぬけの強ばりが酷いという程度である。

しかし、その「起きぬけ」がユズナさんの来た時と当たってしまった。大変申し訳ないのだが、こうちゃんに暫くお相手して貰って、私は寝たままでいた。「ごめんね」と、雨が降り始める事だけを予言して・・・。こうちゃんのマッサージでやっと起きて、起きてしまえばもうかなり元気だ。こういうのって、ただの寝起きの悪さだと思われるかも知れないが、私は寝起きは全く悪くない。そして起きてしまえば、たとえ昼食後だろうが仕事中ウツラウツラする事もなかったのだが、更年期と持病と低気圧のトリプルパンチである。早くスッキリと夏になって欲しい。

ユズナさんは既にうちの猫たちの写真も撮り終えていて、少しお喋りしてからみょーこ姉ちゃんの家に移動し、お山のエサやりにみんなで一緒に行く事にした。雨ではあるが、大きなイチョウの木の下は殆ど濡れなくて済む。いつもの半分以下の頭数しか出て来ていなかったけれど、それでも姉ちゃんが呼ぶとトットコ走って来る猫たち。SUNちゃんのお姉ちゃんの「みそこ」が私の贔屓だ。小鯵を、中骨だけ綺麗に残して上手に食べていた。どの子も可愛いが、SUNちゃんの兄妹はみんな顔立ちが愛らしい。

その後は、姉ちゃんの家でビールを飲んだ。まるでお客を実家に案内するような感覚である。産直のキャベツが大量に届いており、サラダと炒め物を作りキャベツ三昧にする。新鮮なキャベツは葉が薄いのに、包丁を入れようとしても刃を当てたところがパリパリと割れてしまう。確かに美味しいキャベツだった。持って行けと言う。1個で良い、冷蔵庫に入らないと言うのに、結局3個持たされた。ユズナさんですら、旅先だと言うのに1個無理やり持たされていた。ご近所にも配って、それでもまだ6個もあるんだからと言う。前回は葱だったが、次はキュウリだと言うので「そんな腐りやすいものは大量に取り寄せるな」と釘を刺す。しかしきっとまたとんでもない量の野菜が、ある日届くのだろう。せめて完熟トマトにしてくれ。それならば水煮にして瓶詰めで保存出来る。

里親募集の掲載依頼が色々と届いていたものの、その更新は明日にまわす事して眠る。口をしっかり閉じて。

今日のにゃんこ


アタシは、今日話題になっていた「ユズナさん」の新しい保護猫6匹のうちの1匹よ。美人でしょ?

お母さんも避妊して貰っているし、アタシたちは早目に保護して貰えたものだから、みんな元気にしているの。とっても仲良しなので、やっぱり2匹ずつ貰われるといいな。もちろん3匹ずつでもいいけど。

今は3匹ずつ、ユズナお姉さんとポコお姉さんの家にいます。是非、アチシたちに会いに来てね。実物の方が、もっと可愛いよ。

(アタシの事は、里親募集 No.395 で詳しく見てね♪)

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