アタシもカンピロ

Jan.28,2004
2004年1月28日 水曜日
暖かい朝だった。しかし、ぶーちゃんもレン・タムも下痢だ。3匹とも病院に連れて行きたかったのだが、簡単には捕まらないし、ストレスを余計にかけてしまうので、彼らに関してはウンチ持参で検便だけして貰う事にした。ぶーちゃんは、鳴いて拗ねるけど、こう下痢が続いては幾ら巨漢のぶーちゃんでも可哀想だ。先日貰った薬では効かないという事かも知れないし、下痢が続いている時には、らせん菌(カンピロバクター)が検出されない事もあるとと言うので、再度検便して貰う事にした。

検査結果は、全員かららせん菌が出た。レン・タムにカンピロがあった事は判っていたので、ぶーちゃんにも移ってしまったのだな。仕方ないよな、トイレが一緒だもの。ウンチすると直ぐにトイレの中身を全部取り替えていのだけれど、不在時にウンチしてそれに気づく前に他の子が入ってしまう事もあるもの、これはもう一部屋で誰かに出たら全員に投薬するのは決まり事である。

今日から5日間、抗生剤の投与だ。レン・タムには、まだ錠剤は飲ませられそうもない。砕いて粉にして、フードに混ぜるしかないか。いずれにせよ、今回の投薬だけでゼロにする事は不可能だろうな。この細菌も、個体差があって検出されても下痢しない子もいると言うし、ほんの少しでもいれば下してしまう子もいると言う。

人間だって同じだよね。同じ牡蠣を食べても、下痢と嘔吐する人もいれば、私のように何ともない人間もいる。そう言う私とて、牡蠣を2ダースも食べた時には夜中に吐いたけれど。熱も出たし。

尤も、牡蠣の場合はカンピロバクターが原因ではない。カンピロバクターは、塩分のある海水の中では生きていられないらしいから。牡蠣には細菌だけでなく、カリシウィルス・・・日本では小型球状ウイルス群SRSV(Small Round Structured Virus)とも呼ばれている・・・が濃縮されて蓄積されている事があると言う。牡蠣にあたるのは、その為らしい。色々と知ると、何かと食中毒が怖くなる。しかしそれでも何でも食べるし、あまり神経質にはなれない。

せめて猫たちの為にカンピロバクターを外から持ち込まないで済むよう、生肉は食べない(大好きなユッケよ、さようなら)、鶏肉には充分に火を通す(大好きな鶏のたたきよ、さようなら)、加熱処理していない牛乳は飲まない、そして舐めさせないように努めるのだ。もうカンピロには懲り懲りだよ。

職場の駐車場に、見慣れないGTRが停まっていた。色は地味だが、やはりGTR・・・気合が入って見える。それはツクイさんの車だった。やっと職場に乗って来たのね。夜の湾岸ばかり走っていないで、ここにも連れて来て自慢の車を見せてよ・・・と以前から言っていたのだ。早速、昼休みに記念撮影をする。ロボットの車好き3人は、それぞれの車のボンネットを開けてエンジンルームの見せっこ・エンジン音の聴かせっこをしている。

僅か4〜5人しかいない車通勤者なのに、よくぞ車好きが集まったものだ。ツクイさんが「上から3台だけでも1000馬力いっちゃいますよね」と言うと、「いや、あれ(川口さんのインプレッサ)が250で、私の(インプレッサ)が280、これ(ツクイさんのGTR)が380だから、900位でしょう」とイノウ。それにしても、250馬力でエンジン出力が小さいと思わなければならないとは、どういう職場だろう。


ツクイさんの改造GTR、遂にお披露目
このシールはMINE’Sで改造した証

>>ツクイさん、私に改造を勧めないでよね
これが自慢のエンジンルーム

流石380馬力のエンジンはデカかった
これは普通(決してそうでもないと思うが)のスカイラインのエンジンルーム
愛車の改造GTRとオーナーのツクイさん、抑えきれずについ得意満面の図
お馴染み改造インプレッサSTiバージョンとオーナーのイノウさん、ふんぞりかえるの図
一番音がうるさい改造スカイラインとオーナーのクワハラさんとみーちゃん、ほのぼの冬の昼下がりの図
全員が30代で、しかもロボット研究開発者とは到底思えないこの姿・・・

3人それぞれに自分の車のボンネット開けて、エンジンの回転上げて音を競ったその後で・・・イノウ、ウンコすんなよ
みーちゃん
「なんや、今日はえらい騒々しいなあ・・・」

今日は私の丸目インプの初の車検の為、ディーラーに車を持ち込んだ。車検と、ウェストスポイラーを付けるので、戻りは金曜日になる。その間の代車が1500ccの「インプレチイちゃん」である。または「インプレシータ」とも呼んでいる。つまり私のとは同じインプレッサではないので、どうしても名詞のお尻に「縮小辞」を付けたくなるのだ。

しかし新車に等しい(走行距離1700キロだ)インプレチイちゃんが出て来たのには驚いた。代車なんて、大抵はオンボロ車が出されるのに・・・。新車の香りもしっかりしている、涙目のインプレチイちゃんである。ちょっと嬉しかった。

しかし運転してみるとアクセルがかなり柔らかく、ステアリングはとても軽い。私のですら、以前のインプレッサと比べたらステアリングは軽くなっている。低速域のトルクが細いので街中でのイメージ通りの走りは難しいし、加速が悪いので、明日と明後日はせいぜいおとなしく乗ろう。馬力の無い車って怖いものだと、改めて知る。

帰宅途中、近くの団地のコンビニで煙草を買った時、迷子猫のチラシを見た。可愛い片目の女の子だった。電話番号を控えておいて、帰宅してから電話してみた。お婆さんが出て、毎日心配して探していると言う。捕獲器をお貸ししますよと言って、独り暮らしの方のようだし年配者なので、こちらから捕獲器を届ける事にした。今夜から仕掛けられるようにとエサも付けて、車で急ぐ。本当は、明後日その捕獲器で捕獲の予定があるのだが、貸し出し中のものが戻って来る予定なので、それが間に合うはずだ。

お婆さんは、ついうっかりマンションの玄関から逃がしてしまい、それを走って追い掛けてしまったと言う。飼い主でも、立って追いかけたら逃げますよ・・・と言っておく。しかしこの寒空、一度も外に出た事の無い猫が、どこでどうしているのかと思うと可哀想だ。暫く辺りを探し、身を隠せそうな場所がないか調べて回った。必ず近くにいますよ・・・とは言ってみたものの、既に2週間が経過している。玄関前に置いているエサは、少しも減っていないと言う。

辛いけれど、頑張って貰うしかない。しかし冷えた。これからご飯で、その後はエサやりだ。眠いっ。

前日の「猫雑記」へ 翌日の「猫雑記」へ


月別INDEXへ戻る

「猫雑記」INDEXへ戻る

inserted by FC2 system