ルナ しゃ〜っ！ Apr. 30, 2004

2004年4月30日 金曜日
昨夜はケージに毛布をすっぽり掛けて外界とシャットアウトしたつもりだったが、今朝様子を見ると２匹とも怯えを通り越して怒っていた。「フー、シャー、ダンッ！」であった。カワムラやペリーが毛布をめくって覗くせいだ。いきなり猫の居る部屋では無理があったか。

仕方なくみーちゃん用に買っておいた３階建てケージに移し、隣の和室を片付けて入れた。和室はすっかり物置と化していたので、猫トイレの砂やフードの買い置き、スタッドレスタイヤ、洗い替えの猫ベッドや毛布などがうずたかく積まれていた。何とかケージを置けるように片付け、雨戸を開けて窓の外が見える位置にケージを設置した。

しばらくそこで静かにしておいたら、２匹の威嚇は治まった。ごめんね、怖かったんだね。うちの猫たちは皆おとなしいので、たいした刺激にはならないと思ったけれど、やっぱり女の子はオス猫が嫌いなんだね。１週間変なヤツのところに里子に出ていたルナは、すっかり怯えている。そうでなくとも、既に捨てようとしていた神経衰弱の飼い主の元では、さぞかし居心地が悪かっただろう。可哀想に。

それにしても・・・４部屋の時代が来てしまった。これはなかなか大変だ。２部屋で分離飼育ですら大変なのに、それが３部屋となり、遂に４部屋か。猫だって日に何度か相手してやるだけで、殆どの時間を無人の部屋にいるのでは可哀想だ。それぞれの部屋では、猫同士は至極仲良しでうまく行っている。しかし一緒の部屋で寝てやれない。今はアインとジーコ最優先だからね。

さくらとルナには何としても良いご縁を得て、目一杯甘えられる生活にしてやりたい。まだ自分に何が起きているのか解からず環境怯えきっている様子を見るにつけ、２匹の様子を尋ねても来ない元飼い主の妊婦とその亭主に対して腹が立つ。心配ではないのか？所詮、愛情など持っていなかったのだろう（と判断されても仕方ないだろう）。

みーちゃんのケージを使ってしまったので、急遽また３段ケージを注文した。既に連休に入ってしまっているとの事で、直ぐには入荷しないと言う。くそ〜タイミングが悪いな。みーちゃんはまだ保護出来ていないけれど、準備は整えておかないといけないのだ。こうちゃんなんか「明日にでも必要なんだけど、いつ入りますか？」と電話で訊いたらしい。せっかちなこうちゃんらしい。ま、私も同様なんだけど。

もの凄くストレスの溜まった１週間だった。お陰で鼠蹊部のリンパに出来たしこりはどんどん育った。私のストレスを栄養源にして大きくなったのだろう。そのうち顔が出来て喋り始めるのだ。人の股座で喋られては敵わないな。喋るだけだったらまだしも、本体に似てヘビースモーカーだったら大変だ。エログロの見世物小屋でスターになれるかも知れないぞ。いや、誰が見せるものか、こんな場所（尤も、切ったんですけどね、ちょっと・・・それはまた別の機会に・・・）。

このままストレスを溜めてはいけない。どこかできちんと解消しないと駄目だ・・・と言い訳して、一眼レフのレンズを買う事にした。今唯一持っているものと同じ単焦点レンズだが、もう少し明るいレンズなので、夜の撮影にも強いはず。狭い室内で猫のポートレートしか撮らないのだから、ズームや望遠は必要ない。

こうちゃんと熟慮の結果、漸く決定。明日にでも新横浜のビックカメラに行く予定だ。もちろん電話で注文しておいたさ。いきなり行って在庫がないと困るでしょ（案の定、今日の時点では在庫がなかったよ）。新横浜まで出るのは３月１３日以来だ。そう、デブトラ（現チャタ）とちびぷう（現クレア）のお迎えに、クラゲさん夫妻が来てくれた日である。随分と前の事のように思えるが、たった１ヶ月半しか経っていないのだ。

マルコ なにこれ？ （この続きはこちらで・・・） Apr. 30, 2004