ロロ

旅立ちの日

Jul. 24, 2004

2004年7月24日 土曜日

今日も暑かった。病院の保護猫「ロロ」ちゃんの譲渡の約束が昼の12時という時間だったので、病院に迎う車の中ではエアコンをガンガンに効かせていても、窓から容赦なく入る陽に炙られて暑い。葉山からいらっしゃる里親さんも、道中はさぞかし暑かっただろう。そんな暑い時間帯だったせいか、いつもの土曜日では考えられない位、病院はガラガラだった。この時期、朝一番と夜が混むらしい。

ロロはすっかり大きくなっていた・・・と言っても、やはり仔猫は小さい。華奢な身体で新しいママに抱かれ、早速ゴロゴロと喉を鳴らしていた。三毛の割に、おとなしいような気がする。抱かれ上手だし、とてもリラックスしている。おうちには白黒のお兄ちゃんの「ハリー」君が待っているのだが、仔猫時代の写真を見せて戴いたら、本物の兄妹ではないかと思う位に似ている。きっと仲良しになれるね。

ロロは、鼻の頭に2つホクロがある。それがとても可愛い。背中の毛がとても長い。姉妹たちはアメショーが入っているような柄だったし、どうもこの子たちの親には洋猫の血が入っているようだ。3姉妹ともにこんな幸せな結果になって、飼い主に安楽死されなくて本当に良かった。

里親さんの車は、落ち着いた赤のアルファロメオの2シーターだった。昨年里子に行ったアズ・ウィズたちの里親さんの愛車もアルファロメオのスポーツカーだった。何と羨ましい仔猫たちなのだろう。私が里子に行きたい位だわ。

「ベベ・ロロ&モニカ」に関しては、《猫の手倶楽部》での支払いとさせて戴いた。特に手術や大きな治療があった訳ではないので、長期入院の子たちと比べたら僅かな金額だが、いつもいつも保護猫を格安で治療してくれ、幸太もアメ汰もキンタロウもかなり長期間の入院をさせて戴いたマツモト先生に負担ばかりさせたくない。《猫の手倶楽部》で助けた子たちは、マツモト先生が受け入れて下さったお陰なのだから。という訳で、基金への支援者の皆様、ご了承下さいませ。

里親さんを見送ってから、病院で取って貰ったチューブダイエット・キドナ10箱を積んで帰宅。ガラを保護した日に注文したので、まさか今日届いているとは思わず、財布には2万しか(今日はまだ多い方だ)残っていなかった。また明日、出直して支払いに行かなくては。

そして夕方には、早速おうちで落ち着いたロロの様子を、里親さんがアルバムに掲載してお知らせ下さった。里親さんはウェブザデイナーだけに、仕事も早いしとても綺麗だ。どんな名前をつけて貰うのか楽しみだ。

ロロ

既にママの胸でリラックス

Jul. 24, 2004

墨田区の問題は、隊長のぷー子さんが聞くべき事は聞き、伝えるべきことは伝え、さっさとやるべき事をしてくれたお陰で先が見えて来た。しかし悲しい事実も知る。人馴れしていて抱ける子は、既にどこかへ捨てに行ったらしいのだ。愕然とした。飼い主に裏切られて置き去りにされた上、人を信じたばかりに戻れないようなところまで連れて行かれて再度捨てられたのだ。どんな場所でどうしているのだろう。それとも本当は処分されてしまったのだろうか。

残された子たちは全て避妊し、きちんとエサやりして貰えるよう監視し、近隣にはその旨広報していかなければ。墨田区に限らず全国津々浦々どこにでも起きている事だろうが、実態を知ると辛い。私達は、自分の手の届く範囲を誠実にやって行こう。

そして今日、とっておきの素晴らしい事があったのだが、それはまた明日の報告にしよう。人に絶望する出来事も多いけれど、人を信じさせ好きにならせてくれる出来事も多い。だから続けて来られたのだ。

夜になっても湿度が高く、いい加減暑さでバテバテだ。今日は、長毛3匹のぶーちゃん部屋にもエアコンをつけて暑さを凌いだ。彼の部屋は屋根の直下だから、幾ら葦簀で直射日光を防いだり風を通しても暑い。先だっての観測史上最高気温の日よりも、今日の方が湿度のせいか不快に感じた。2階はもう何週間も、一時も切る事なくエアコン稼動しっ放し。そのうち壊れるんじゃないかと心配だ。事実、数年前には黒い血を滴らせて突然壊れたからな。しっかり長生きして欲しい、うちのエアコンちゃん。

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