《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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リマ

優しい姉ちゃん

Oct. 11, 2005
リマ
2005年10月11日 火曜日

チャイの去勢手術の日がやって来た。

手術の日はいつも朝食抜きで、午前中に連れて来て下さいと言われている。

甘ったれのチャイが出来るだけ病院で過ごす時間が短くて済むよう、午前中の診療時間の終わるギリギリに連れて行く。



チャイは病院に連れて行かれると痛い思いばかりして来たせいか、どうもマツモト先生に反抗的だ。何とか診察台の上から逃げようと必死になる。

我が儘が出るのは元気になった証拠だと思うが、先生を嫌ったりしたらバチあたるぞ、チャイ。マツモト先生のお陰でどれだけ多くの野良猫が命を助けられた事か、今度アンタにもじっくり話してあげるよ。

だけど、先ずはタマを取られる手術を頑張りなさい。明日、朝一番に迎えに行くからね。




保護した子の不妊去勢の入院の際は、また捨てられたと思っているのではないだろうかと思ってしまい、不憫で仕方ない。どの子も一度は通る道だし、オスの去勢なんて大したものではない事が解かっているのに、やっぱり毎度毎度心配で仕方ない。

チャイは、その傷の治りの悪さからしてエイズか白血病が疑われると言われているので、血液検査もして貰う事にした。

たとえ何があっても精一杯のケアをするだけだが、何事もなければ過剰な事をしたくはない。今後のケアの一応の目安として、いかにも状態の悪い子にだけ検査をする事にしているだけだ。

キャリアの子もそうでない子も同じように免疫強化に努めているけれど、例えばハイポなどの大量投与は、具合も悪くないのに毎日する必要は無いから・・・そういう目安という意味だ。




出掛ける前にもミュウに「チャイを守ってやってね」と祈る。やっと雨が上がって少し明るくなったので、戴いたお花とカマボコの写真を撮り、昨日の日記に追加した。



先日、電話中にジャムの挙動がおかしい事に気づいた。テーブルの上に乗り、天井付近を食い入るように見上げている。直感で「何か虫がいるな」と感じる。

急いで電話を切り、こうちゃんを呼ぶ。一人では猫を制しつつ、虫への対処は難しい。

ジャム「にゃ〜〜ん!(獲って!)
私  「駄目っ!あっちに行ってなさい!」
ジャム「わ〜ん!(早く獲って、獲って!)
私  「駄目ったら駄目」
ジャム「いゃ〜ん!(欲しいの、獲って、獲って!)

目標物はムカデの子供だった。シンプルグリーンを少し噴霧すると、直ぐに落ちた。可哀想だが、家の中ではムカデとは共存出来ない。よって破棄。




それにしてもジャムよ、何でもママに依存するのはやめなさい。猫のくせに「獲って」はないだろう。自分で狩りをするという本能はないのか?

過保護な親としては、衛生害虫(注1)の持つ毒や黴菌が怖いものだから、大事な猫たちに虫など狩られても困るのだが、気づかないうちにペリーもガラもルスもムカデを退治している事が多い。ひたすら叩くのか、ムカデはペシャンコで発見される。とほほ。

しかしジャムとゴマは猫魂を忘れてしまったのか、意外に虫に対して臆病だ。亡きアインだったら、私が気づく前にムカデはバラバラだっただろう。蜘蛛だろうが蝶だろうが蝉だろうが、アインの手に掛かっては生きてこの家を出られなかった。

兎に角、ムカデの生息地を家の周りに作らないようにする事が肝要なのだが、家の裏も脇も藪だらけだ。ムカデだろうがヤマカガシだろうがコウガイビルだろうが、かなり安全に暮らしていると思う。

この辺りは狸も出る。山の中の生活とあまり変わりないのではないだろうか。カモシカだのクマだのイノシシまではいないけれど。そして渋谷まで電車で18分だけど・・・電車なんか乗らないんだけど・・・



何て綺麗な三毛猫だろう。そう思いません?

片目にアイパッチがあるときつく見えがちだが、鼻の脇のうっすらコソドロマークが、うまく雰囲気を和らげている。

この三毛猫は、里親募集中の「きなこ」ちゃんだ。

>>こちらの募集記事を是非ご参照下さい。

そしてこれは噂の「むつ」クンです。欄外のバナーでお馴染みでしょ?

赤ちゃんだったのに、すっかり男らしくなりました。

黒白猫の楽しさ・愛らしさは、一緒に暮らすと本当にしみじみ感じます。

このチョビ髭もユニークだけど、手を掛けて貰って育っているので、性格だって抜群。

ペリーと対抗させたい貴女、むつクンのお母さんになってみませんか?

募集記事は >>こちら



気になっていながら、ずっと出来ないでいた事をぼちぼちと始める。冷蔵庫の入れ替えで色んな物を捨てたのが契機になって、火が点いた感じかな。

後でちゃんと仕舞おうと思って放置してあった様々な保証書を、保証書のフォルダに収める。簡単な事なのに、どうして出来なかったのだろう。フォルダの中から、既にとっくに廃棄した電化製品の保証書を抜き取り捨てる。

使う機会があるかも知れないと思って取って置いた容器やら、包材を捨てる。山ほどのゴミが出来る。まだリボンや紐の類が一杯あるのだが、捨てきれずに蓋をする。思い切りが悪いなあ。

一度にはとても出来ないが、こうちゃんのスーツ類も捨てようと相談する。こうちゃんは体型が特殊なので、殆どがオーダーメイドだ。勿体無い。着られる人はいないだろうか・・・あまりいないだろうな。

私の昔の洋服も捨てなきゃ。当時は体型が特殊だったので、着られる人があまりいないだろう。野村さん位だろうか、サイズが合うとしたら。

靴も一杯ある。ハイヒールのパンプスだ。「ニッポンのイメルダ」と異名をとるテレサ・ちん程には大量に靴を所有してはいないけれど、それでもろくに履いていない靴がたくさんある。雨の日用、雪の日用の靴まである。靴は捨てなきゃ仕方ない。昔はよくぞ、あんなヒールの高い爪先の細い靴を履いていたものだ。まるで変態だな。

重たくて絶対に持つ事の無いだろう、革のバッグも色々ある。今では軽くて水濡れに強いビニールのトートバッグしか持たない。オフィスワーカーの妹に貰って欲しい。

うわ〜嫌だ、革のボストンまであったんだ。黒無地でシンプルなデザインの素敵なボストンなんだけど、バッグだけで充分重たい。こんなの捨てなきゃ。

セーターも一杯ある。捨てなきゃ。セーターなんか着ない。猫の爪が引っ掛かるし、だいいち暑いじゃん。更年期で寒さ知らずなんだから。更年期を抜ける頃には、若い頃のセーターなんか着られっこないし。

本も捨てなきゃ。粘着質で繰り返し読む本も色々あるけど、そうでない本も一杯ある。近くの市民病院の本棚に入れて来ようかな。捨てた方が楽だけど、いつぞやダンボールに2箱位持参したら、入院患者が喜んで直ぐに借りて行ってくれた。また運ぼう。

食器棚も溢れている。少しずつ捨てるか、貰ってくれる人を探そう。買ったきり一度も使っていない食器もたくさんある。先日、たくさんある丼やお椀などを少し実家に送った。捨てるかあげるかして貰いたいと。でもまだある。たまに新しいものを買わないと、気分転換にならないとほざいて買い続けた結果だ。馬鹿な私。

手紙、日記、スクラップの類も山ほどある。こういうものも生きているうちに捨てなきゃ。




長年生きていると、こうして芥が堆積して行くのだ。捨てて身軽になろう。でも、一気には出来ないところが弱点だな。ミヨコを見習いたいが、あそこまで思い切れない情けない私。



晩ご飯は、新米と大根とワカメの味噌汁、マグロの赤身とアボカドの山葵醤油和え、切り昆布の煮物、三升漬。美味しくて食べ過ぎた。

マグロとアボカド

Oct. 11, 2005
マグロとアボカドの和え物


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注1:衛生害虫とは

病原体を媒介する媒介昆虫、

病原体の媒介はしないが吸血や刺咬などによって人体に直接害を与える有害昆虫、

そして病原体の媒介や人体への直接的被害は及ぼさないが人に不快感を与える不快害虫に分類される。
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