猫雑記20100110

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ゴマ

ママったら大袈裟ね

Jan. 10, 2010

2010年1月10日　日曜日

単なる覚書として記す。

お昼を食べた後、狭心症の発作が出た。

今回はちょっと長くて、こうちゃんが１階に居る間に死んでしまうかと思った（今にして思うと大袈裟）。這うようにしてベッドに行き横になると、直ぐにゴマが身体に乗って来た。

ゴマちゃん、ママは今苦しいんだからダメだよ・・・と降りて戴く。するとそのまま枕トイレに向かい、オシッコジャージャー。

とほほ・・・死ぬ間際にこれかい？と嘆いたものの、死にはしなかった。

当たり前だ。これ位で死んでたまるか。

それでもその時は本当に苦しくて、思わず神様に祈った。

生きていられるだけで良いので、まだ御許にはお召しにならないで下さい・・・と。

こうちゃんが出先から戻って、薬を飲ませてくれた。

心配だからもう独りでは出掛けない等と言っていたが、そんな訳には行かない。いつもは元気なのだから・・・神経痛・関節痛があるだけで、死ぬようなものじゃない。

祖父も父も心臓に問題があるから、きっと体質的に遺伝したのだろう。

そして生活習慣も、それを傾向づける性格も、きっと遺伝子の為せる業なのだ。これは自分の弱さを正当化する言い訳じゃない。遺伝子的にこういう傾向にあるという事を言いたいだけだ。

だけど敢えて言うなら、健康の為に・・・と、あまりバリバリ・コチコチに生活習慣を縛りたくない。

自分の中できちんとバランスに掛けた上で好きな事をし、好きなものを食べて生きていたい。長生きしたいからと言って、気の進まない事までは出来ない。

それで多少の影響があっても構わない。

これはもう誰に何を言われようと、どれだけ親身になって下さっても、自分のやりたいようにしかやらないし、私の人生に関してはたとえ親であろうが何も言われたくないと思って生きて来た。

その自由意志を貫く事を第一に望み、その結果とリスクを自己負担する人生を選んでいるのだから、何かとダメな奴だとお思いでしょうがお許し下さい。

その代わり、可能な限り誰の世話にもならずに死んでいくつもりです。

予定としてはずっと先ですけど・・・

みーちゃんは、朝ご飯を普通に食べてトイレもいつも通りに済ませ、陽だまりの窓辺で顔を洗いながら寛いでいたのに、２時間ほどして様子を見に行ったら、一人で旅立ってしまっていた。

みーちゃんらしい最期だった。

昨年の１月の寒い時期だったね。

私もこうちゃんに甘えてはいけない。最期は一人・・・その覚悟をしておかなければ。

但し、猫達を残しては行けない。それだけは二人で心と力を合わせて、必ずやり遂げなければならない課題なのだ。

その後は、どちらが先であっても、どちらかが最期は一人なのだ。

こうちゃんと猫に出会えて良い人生だった・・・と笑って旅立ちたいね。

望みは、もう本当にそれだけ。それだけでも、きっと人よりも努力が居るのだ。

まだまだ甘えている自分を感じる。それでもゴマと出遭って以来、少しずつでも強くなろうとしているのだ。

ゴマには感謝している。

何が良くて私をこれ程に求めてくれるのだろう？

ゴマとじっくり話をしよう、あっちに行ってからでも。

ゴマにもミュウにもカワムラさんにも、そして可愛いアインやジーコ、マルコ、誰にも甘えなかった多守ちゃんやみーちゃんにも恥ずかしくないように、私はもっとしっかりしなければいけない。

それは全く悲壮感なんか無くて、楽しい目標なのだと思っている。

だから心配はご無用。生きる上での「美学」の問題なのだから。

ゴマ

だからいつもアタシが・・

Jan. 10, 2010