猫雑記20100731

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ルス

コレステロール
高いの？

Jul. 31, 2010

2010年7月31日　土曜日

気が付けば、今日で７月もおしまい。

年々歳々、時の経つのが早く感じられる。いや、実際早過ぎるよ。

相変わらず暑いけど、昨日ほどの湿気が無かったせいか、少し身体が楽だった気がする。

湿度の違いで浮腫み方が違うのは、もはや私の場合に限っては間違いないようだ。

だから暑くても構わないから、どうか湿気が少ない夏であって欲しい等と無駄な祈りを毎年繰り返す。

でもね・・・カラッと乾いて凄く暑い夏・・・それならいいじゃん、いっそパワフルな感じで。

水撒きし甲斐もあるというもんだ。

但し、水不足になるほどカラカラ天気続きでは困るけど。

陽の落ちた夕方に１時間くらいザーッと夕立（ゲリラ豪雨でない程度のね）があって、熱せられた屋根や地面を適度に冷やしてくれる・・・そういう夏の夕暮れが理想だ。

それこそ天然の「打ち水」だもの。

子供の頃は、群馬の実家の辺りでは毎日のように夕立があった（ように記憶している）。

雷もセットだったけど、雨が上がるとすっかり涼しくなっていた。

夜は窓を開けて寝ると冷え過ぎる位だったし、昼間だって汗をかいて学校から帰って来ても、風通しの良い部屋で制服を脱いでしまうと、サーッと汗が引いていくのを感じた。

うちにはクーラーなんか必要無かったよ、あの頃は。

ちょっと私的には痩せ過ぎてしまったので、身体に負担が無い程度にカロリーの高いものを食べるようしている。それからお肉ね、やっぱり。

私の場合ＬＤＬコレステロール値がとても高いのと、大きな胆石が３つもあるので、そうそう今までのように無節操には高脂質のものを摂れない。

太るのは別に構わない。だけど（しつこいようだけど）胆石の手術だけは避けたい。

既に多少の痛みはあって、特に食後の何時間かは痛みでうずくまってしまう位痛む事も・・・。

でも我慢すれば済む程度だ。本格的な痛みというのは、床をのた打ち回る程のものだと聞く。その時はもう、再び救急車に乗るしかないのだろう。

そして摘出手術になるに決まっている。

絶対に嫌だ。

兎に角、私の大好きなコレステロールでこの胆石を育ててはいけない。急激に胆汁を出させてもいけない。胆嚢を働かせない時間が長過ぎてもいけないらしい。

だから、これまでよりもずっと食事に気をつけているのだ。

そしたら痩せてしまった。

風呂上りに裸で鏡を覗いたら、【愛の嵐】のシャーロット・ランプリング・・・アウシュビッツでナチスの親衛隊の前で半裸で歌っていたあのシャーロット・ランプリングの如き、粗末な胸板がそこにあった。

貧乳の上下に浮き出たアバラ骨・・・そこにはエロスの欠片も無い。

ま、今更エロスなんか誰も求めちゃいないんだけど、歳をとってからあまり痩せていると貧相でいけない。

よほど心掛け良く、且つ感じ良くニコニコしていないとヒステリックに見えてしまうだろうし、病的な感じにも見られてしまうだろう。

担当医にも「これ以上痩せないように」と言われているので、少し太る事にした。

努力の甲斐あって（？）１キロほど体重を戻した。

ダイニングキッチンの隅に体重計を置いているのだが、狭いからどうしても通り道となる。

だから二人とも日に何度も量る。

空腹時と食後では全然違うし、オシッコしても、お茶を飲んでも簡単に200グラムくらい増減する。

こうちゃんなんかつい今し方、ウンコしたら800グラムも減ったと言っていたが、一度にそんな大量グソをするなんて・・・とても信じられない。

でも事実らしい。嘘を言う人ではないのだ。

一人で快便しやがって、全くずるい奴だ。

ふと思い出して、こうちゃんに出逢った頃に気に入っていたロング丈のフレアスカートを出してみたら、全然穿けない。

あの頃と比べたら、まだ５キロくらい多いのだから当然なのだが、胸板はシャーロット・ランプリングでもウエストは違うらしい。

この紺色のスカートと白い半袖のブラウスを着た日、こうちゃんが褒めてくれたのだ。

カズエちゃん、33歳の夏。こうちゃんですら40歳でしかなかったのだ。

あれからもう20年も経ってしまったなんて・・・。

それでつい、穿けなくなってからも捨てられずに大事に仕舞いこんでいた。

いつの日かまた穿けるようになると思っていた訳じゃない。青春の日の形見の一つだ。

昔の服や靴を少しずつ捨てながらも、そのスカートだけは捨てられずにいたのだが、もしかしたら来年あたり穿けるようになるかも知れない。

でも、これから５キロも痩せたりしたら、その時は死んでしまうのかも知れない・・・と本気で不安になる。

太っても良い。

コレステロール値が下がり、胆石がこれ以上大きくならず、且つ酷く痛まなければ、見てくれなんかどうでも良いのだ。

私の価値観では「痩せているイコール美しい」という事ではないし、痩せている事になど価値を見出す女になる事が何よりも嫌だ。

他に取り柄が無い事の証明をしているようなものだし、何らかのコンプレックスの顕れに思える。

多少ぽっちゃりとして、笑顔の可愛い、誰が見ても幸せそうな女性になりたい。

そして健康で長生きしたい。

元気があれば何でも出来る・・・と猪木も言っている。

若い頃のようには行かなくても、せめて今より酷く弱らないように、突然死んだりしないように、ちょぼちょぼと生き長らえていられるように・・・それだけで良いから、神様、どーか宜しくお願いします。

ルス

アタシもそうかも・・・

Jul. 31, 2010