ルス
あの鳥、毎日来るわね
Apr. 16, 2012 |
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ヒヨちゃん
オレ様に惚れんなよ
Apr. 16, 2012 |
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ルス
バカ言ってんじゃないわよ
Apr. 16, 2012 |
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ルス
アンタなんか・・・
Apr. 16, 2012 |
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ルス
猫も食わないわよ
Apr. 16, 2012 |
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2012年4月16日 月曜日 |
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雨の後の暖かさで、次々と花が咲き始めている。
それは野の花に限らず、我が家のささやかな庭の草木でも同じだ。
球根で植えたものの、植えた時期が遅かったのか、冬が寒過ぎたのか、なかなか芽が出なかった水仙は、1ヶ月も前から蕾をつけていたのだが、それがいつまで経っても固いままで開かず。
もしやもうこのまま萎れてしまうのでは・・・と落胆していた。
それが今日、突然、花開いた。
あまりにも前に植えたので、どんな種類の水仙を植えたのかすっかり忘れてしまっていたけれど、八重咲きの、まるでオールドローズのような水仙だった。
たった1輪だけど、嬉しい。
厳しい冬を越して花開いてくれた水仙は、頬ずりしたい位愛しい。
玄関脇のドウダン(ドウダンツツジ~満天星躑躅)など、昨日までは1輪も咲いていなかったのに、今日見るとたくさん可憐な小さな釣鐘型の花を開かせている。
これが満開となると、小さな花だけどなかなか見応えがあるのだ。
これはもう狭い地面に植えっ放しで、肥料はおろか殆ど水遣りの必要もない。
しっかりとした、ドウダンにしては大きな木になっている。
木そのものはほったらかしでも良いから楽だけど、秋には小さな葉が嫌という程落ちるのだ。
桜も同じだけど、ほんの短い期間に可憐な美しい花を見せてくれるだけで、後は色々と始末が大変。 |
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八重咲きの水仙
Apr. 16, 2012 |
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水仙 正面から
Apr. 16, 2012 |
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ドウダンの花
Apr. 16, 2012 |
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ドウダン 葉はまだこれから
Apr. 16, 2012 |
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庭がある家に住むって、楽しいけれど面倒な事も多いな。
マンション暮らしが長かったから、まさか人生の終わりの時期に、こんなにもせっせと庭掃除したり、あれこれ草花を育てる事になるなんて思いもよらなかった。
こういう維持管理そのものを楽しいと思えなければ、私の場合、とても庭付き戸建なんかには住み続けられないな。
・・・なんて言っても、つい2年前までは、庭に出る事すらしなかったのだ。
庭は廃墟同然。
気持ちに余裕が無かったのと、この家に対する愛着がまだ持ち切れないでいたのだ。
行きがかり上、こうして戸建ての家に住むようになったものの、決してそれの住形態を望んだ訳ではなかった。
舅・姑が健在だった頃など、いつまたミュウたちと夫婦だけのマンション暮らしに戻れるか、そればかり願い、考えていたのだ。
だけどいざ私達夫婦だけになった時には、猫もそろそろ10匹にもなっていて、とても引っ越しが出来る余裕は心身ともに無かった。
猫が増えるに従い、家に少しずつ手を入れざるを得なかった。
先ずは舅・姑の残した不用品とゴミを片付ける事から始め、猫の暮らすスペースを広げた。
どの部屋も、人間が暮らすというよりは猫たちが快適に暮らせる仕様にして行った。
少しずつ、だけど大胆に物を捨て、新たに必要な物を入れて。
猫部屋を増やす為に、間仕切りの建具を特注で作って貰ったり、脱走防止に窓の面格子を作って貰ったり、業者の手も借りたけれど、こうちゃんが日曜大工で作った間仕切りや脱走防止もある。
姑たちのダイニングキッチンまでが猫の為の1室となり、風呂と納戸にしか使っていない廊下までが、間仕切りされて1匹だけの猫部屋と化した。
舅が生きていたらとてもじゃないが許さなかっただろう改造をどんどんして、家を猫の為のものにして行くうちに、嫌だったこの家に愛着が持てて来た。
おまけに、嫌な思い出ばかりだった空間を、猫たちが浄化して行ってくれた。
不思議な事に、空気の色までが変わって見えた。
それは重く淀んでいた古い空気を、猫たちがどんどん濾過してくれたかのようだった。
舅が毎日長時間座っていたリビングの空気が、気づけば澄んでいたのだ。
ここは私達の家だと、やっと思えるようになった。
離婚や失業、再婚や転職に次ぐ転職、夫の両親との同居や嫁姑の確執・・・みんな想定外だし、そもそも猫を飼う事だって、野良猫に関わるようになるなんて事だって全く予想していなかった。
人生なんて予期せぬ展開ばっかりだな。
いつも走り出してから考えたり、決めた後から悔いたり、だけど悔やむ原因はいつしか乗り得て来た。
しぶとく生きて来たんだな・・・と思う。
生きてさえいれば、そしてじっと踏み留まってさえいれば、乗り切れる問題というものもあるのだと、初めて知ったような気がする。
飽きっぽくて、思い通りにならない現状はさっさと捨てて次の世界へ乗り込んで行ってばかりだった私だけれど、それはどうしても守らなければならないものが無かったせいかも知れない。
守るものがあると、人は強くなるんだな・・・と思う。
しかしまあ良く出来たもので、有る程度辛抱していれば、相応しい時に相応しい状況の展開がやって来るものだ。
全てを自力で切り拓いたと思ったら大間違いで、幸運な出会いや状況変化に助けられて乗り越えられた局面は幾つもあった。
勿論、両親や妹の存在に支えられてもいたのだ。
その事を忘れちゃいけない。
だけど気づけば、父も母もいない。
こんなに突然いなくなってしまうなんて、ひどいよ。
私がちゃんと生きていく事だけが、父と母への恩返しだ。
寂しいけれど、そう思うしかない。
そして与えられ続けたものを少しでも世の中にお返しして行かないと、恥かしいよ、私は。 |
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