猫雑記20130516

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

月別 index	2010年～現在｢猫雑記｣index	2005～2009年｢猫雑記｣index		1999～2004年｢猫雑記｣index
猫たちの写真キャプションで見る「foto de 猫雑記」			Top page	サイトマップ

ナムアタシも何かと忙しいのよ May. 16, 2013
ナム先ずはお手手を良く舐めて May. 16, 2013
ナム次はお顔も良く洗って May. 16, 2013
ナムまだ途中なんだからね May. 16, 2013

2013年5月16日　木曜日　（禁煙２６６日目）

そして雨は降った。

何が「そして」なのかと言うとですねえ・・・

私達が陽に炙られつつ、足腰が痛くても辛抱して必死に屋根にペイントしたら、作業を終えて３時間もしないで大粒の雨が乱暴に降り始めたのだ。

雨のバカヤロー、どうしてせめてあと３時間待ってくれないんだよ。

「今日は天気予報がピッタリ当たったね」

「当たらなくて良いのにね」

多分、雨程度では大丈夫だろう。

油性ペイントだし、薄く塗り延ばしているんだし・・・

ま、明日の朝、チェックしたら解る事だ。

朝から屋根に出た。

出ると言ってもなかなか大変なのだ。

ベランダの手摺を乗り越えて、１階の大屋根に下りるという感じかな。

道具類も色々と持ち出さなければならない。

ゴマがうちに来てからというもの、もう１０数年もベランダに猫は出さないのだが、もし出てしまった時の為に、グルリと脱走防止の頑丈なネットを張り巡らせている。

人間も脱出出来ないので、一部分だけネットを外して出入りする。

面倒臭いが仕方ない。

そもそも住人が屋根に出入りするようには、こういう木造住宅に後付けされたベランダは想定・設計されていないのだ。

だから普通は業者に依頼するのだ。

危険だし、そしてやってみて良く解ったけれど、作業そのものが大変だし・・・

ま、ＤＩＹとはそういうものだ。

楽して何かを作る事なんてあり得ない。

一人で家を建てちゃう人だっているのだから、それから思やぁ、屋根の塗り直しなんざ屁みたいなもんでぇ。

丁寧に屋根の上の掃除をし、ペイントする前の下準備をする。

そして２本の新品の刷毛で、二人せっせとペンキを塗る。

日陰の無い屋根に出るのはちょっと躊躇われたけど、二人で頑張ればそれだけ早く終わる。

梅雨になる前に、さっさと済ませてしまいたい。

業者に頼みたくないのは、幾つか訳がある。

先ずは、業者に依頼すると、ペイントだけでは済まなくなるに決まっている。

きっと葺き替えまで勧められるだろう。

勧められたならば、そりゃあ、何だって良いと思う事はやりたいに決まっている。

屋根の吹き替えだろうが、耐震補強工事だろうが、塀の作り変えだろうが、家の建て替え大変だろうが・・・より良いものに変えたい、良いものが欲しい、それは誰だって一緒だもの。

だけど私は断り下手のええかっこしいだから、私に色々と勧めないで欲しいのだ。

余計な事を言わずに、やって欲しい事だけやってくれる業者はいないものだろうか。

でも、屋根の塗り変え位は、自分たちで出来る事が解ったから、当分、どこにも頼まないけれど。

それに、もしお金があって、業者も塗り替えだけやってくれたとしても、前のペイントを剥がすのにグラインターなんか使って凄い音を立てて猫たちを怯えさせ、その削りカスを庭に飛ばしたりするのだ。

おお、嫌だ。

しかしまあ、自分たちでやると決めてやってみると、達成感も得られるし、古い家への愛着が深まり、なかなか良いものだ。

その上、二人とも如何に仕事に於いて真面目で根気強いか、目的の為に如何に創意工夫して努力するか、そういう事を確かめ合った気がする。

そうだ、私達は似ているのだ。

良い所も悪い所も。

ペンキ塗りで確かめ合う互いの愛。

な～んちゃって。

ところが、半道中まででペンキが終わりだ。

しかも午後３時、まだお昼ご飯も食べていないのだ。

途中、冷たい飲み物と「ばかうけ」なんぞ持ち出して屋根の上でバリバリガブガブと飲み食いはしたけれど、つい時間の経つのを忘れてしまった。

もっとずっと作業を続けたいけれど、空は曇っても来たし、冷たい風も出て来た。

これは雷雨の前兆かも？

それにペンキが底を突きそうだ。

今日はここまでにして、先ずはペンクを買い足しに行こう。

それから何か美味しいものを食べるのだ。

３リットル入りの缶を買って来ていたのだが、半分しか塗れなかった。

多分、あと３リットルあれば足りるだろう。

それにしても、半分まででもこの達成感。

物凄く疲れて、下手をすれば熱中症になりかねない位に暑かったし屋根は熱かったのだけれど、早めに水分補給をしていたので、今回はそういう症状は出ないで済んだ。

しかしまう、酷いものだ。

ところどころペイントが剥げて、サビが出始めていた。

屋根に出てみないと解らないものだな。

でも、昨年の春に雨樋の掃除をした時には、こんなに酷くなっていなかったので、急激に来たな、劣化が。

屋根にペイント May. 16, 2013
剥げてサビが出始めた屋根 May. 16, 2013
ここはまだ全く塗れていない

そして、ペンキを買ったホームセンターに行ってみると、何と、在庫が無いと言う。

１週間後まで入らないのだとか。

仕方ない、こういう時は「コーナン」だ。

最初からそうしておけば良かったのだけれど、あのホームセンターのおじさんには、これまでにも家の補修では色々と相談に乗って貰って来た。

今回も、塗料の選び方でアドバイスして欲しかったのだ。

どうしても今日中に塗料が欲しい。

いっその事、屋根の稜線からこっちは、別の色にしてしまおうか・・・と真面目に考えた。

勿論、そういう家は見た事が無いけれど、冒険してみても良いかも知れない。

しかし結局のところ、ベランダの出入りに使う踏み台も買いたいので、「コーナン」まで行く事にした。

車に戻ろうとすると、何と土砂降り。

チッ。

もう降り始めたのか。

久し振りに、大降りの雨の中、車を走らせる。

私達の屋根はどうなっているだろう。

ペンキが足りなくなる

May. 16, 2013

そして、ついでに告白しますが・・・

またやってしまった。

何をって、ベランダの手摺を越えて室内に戻る時に、足がもつれて（或いは手摺に引っ掛かって？）転んでしまったのだ。

転ぶと言うより、落ちたという感じかな。

手も着いたつもりだったんだけど、勢い良くダーン！と凄い衝撃で、頬骨と肋骨と腰を打った。

打った部分まで去年とまるで同じだ。

でも今回は去年のように、コンクリートの上では無いのが幸いだった。

ベランダと言っても、木造の２階建によくあるでしょう、後付けのユニットのベランダが。

床は薄い鉄板を張り巡らせた物で・・・あっ、そうか、プロレスのリングのようなものだ。

これは投げ飛ばされたり、転ぶ為には好都合なんだな。

それでも、私はプロレスラーのように鍛えられてはいないので、右の肋骨を傷めてしまった。

クッションの少ない胸だから、骨に堪えるのかなね。

それとも骨密度が低いのか？とも思われるでしょうが、どっこい、そんな事は全くありません。

食べ物が良いのか、骨密度は高いのです。

これで左右ともに、肋骨が丈夫になるでしょう。

良かった、良かった。

でも痛い。

転んだ後、暫くベランダで仰向けになって寝ていた。

痛みでなかなか起き上がれないのだ。

こうちゃんが手摺を乗り越えて来ようとするので「来なくていいよ」と制止する。

昨年だって、こうして暫く休んでから一人で起き上がり、庭掃除の続きをしたのだ。

傍に来て貰っても、痛みが減る訳じゃない。

そもそも狭いベランダに、私が寝ていたらこうちゃんは入ってこられっこない。

医師ですら、結局は何も治療してくれなかったに等しい。

自力で開腹するのを待つ、その間、気休めに湿布薬とコルセットを出して貰っただけだ。

大した事は無いのに、レントゲンなんか撮りたく無いよ。

今回も、やってしまった直後より、時間が経過するに従って痛みが増して来た。

身体を曲げても、右手を上げても、息を吸い込んでも痛い。

さて、今夜は横になって寝られるかな？

また椅子に座って寝るのかな？

いずれにせよ、もっと酷かった昨年でも痛みは２週間で引いたから、今回は数日の我慢だな、きっと。

しかしどうして足がもつれるのかな。

やっぱり鎮痛薬のせいかな。

「ふらつきはありますか？」と毎回、薬剤師さんに聴かれるのだ。

鎮痛薬なんか一切飲みたくないけど、飲まなきゃ痛くて生活出来ないのだから仕方ない。

３度目の転倒が無いよう、重々気をつけなくちゃ。

明日は雨が上がり、朝から良く晴れるらしい。

きっとまたペイント日和だね。

頑張ろう、肋骨痛いけど。

空豆と海老の炒飯（黒米入りご飯だから色が・・・） May. 16, 2013
肉豆腐 May. 16, 2013
トマトと新玉葱のマリネ May. 16, 2013