猫雑記20130725

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年7月25日　木曜日　（禁煙３３６日目）

ああ、身体が重い。

暑いからと言って、最近ちっともウォーキングしていないから、身体のキレは悪いし、足は浮腫み放題。

おまけに足首と股関節が痛くて、歩き出しが辛いのだ。

もっと歩かないと、遠からず歩けなくなっちゃうぞ、私。

ルススッキリしなさいよ、ママ Jul. 25, 2013
ルス大体、物が多過ぎるのよ Jul. 25, 2013
ルス捨てると気持ちいいわよ～ Jul. 25, 2013
ルス手伝ってあげたいんだけど Jul. 25, 2013
ルスお腹一杯で動けない Jul. 25, 2013

	ペロボクに任せてくれたら Jul. 25, 2013
	ペロなんでも運んであげるよ Jul. 25, 2013

そうだね、ペロはペリーと一緒で「運び屋」だものね。

爪切りの最中に、ちょっと爪切りを床に置いたら、もうペロが遠くまで運んでしまった。

毎回同じパターンだから、私も爪切りを置かなければ良さそうなものだけど、切った後で、手で詰めの層を剥がしてやらないといけない場合もあるので、つい置いてしまうんだ。

ペロ、いちいち運ばないで頂戴。

これは簡単、だけど美味しい朝ご飯。

クラッカーにクリームチーズと桃のコンポート（自家製）や苺のコンポート（既製品）を乗っけて。

クリームチーズに桃のコンポート Jul. 25, 2013
クラッカーは全粒粉入り Jul. 25, 2013

こんなもん何枚食べても物足りないので、ミューズリーと牛乳、チーズ、茹で卵も食べる。バターピーナツも食べる。

徹底的に火を使わないで済ませる。

勿論、それでも何か物足りない。

お腹がくちくなっても、精神的に満足しない。

一体私は朝には何を食べたいのだろう？

やっぱりご飯、豆腐と葱の味噌汁、白菜漬け、卵焼き、鯵の干物ってところかな。

そこまで品数が無くても良い、亡き母の作ってくれる朝ご飯が食べたい。

もはや夢の中でしか出会えない、幻の朝食だ。

猫家事がなくなったら、寂しいから凝った朝食でも作るかねえ。

でも、それはそれで不幸の埋め合わせなのだ。

ま、今は忙しいし、食欲があるだけ良しとして、歯応えのあるミューズリーでも食べていよう。

冬は冷たい朝食は嫌だから、せいぜい納豆か生卵掛けご飯、或いは味噌汁掛けご飯だな。

それで充分ご馳走だもの、私には。

昨夜は、アイちゃんがピラフを炊いて持って来てくれたんだ。

うっ、嬉しい・・・

忙しい合間に私達の分まで料理を作って、しかもわざわざ届けてくれるなんて・・・何と有り難い事だろう。

勿論、とても美味しかった。

ご馳走さま。

	大きな容器にたっぷり戴いたピラフ Jul. 25, 2013
	エピたっぷりプリプリ
	おっと、ちょっとピンボケ

そう言えば、この家に越して来たばかりの２０年前。

エアコンを増設した時に工事に来てくれた、電気屋さんの下請け工事の人が沖縄の人だった。

奥さんを助手に連れて仕事をしていて、色んな話をした。

奥さんは東北の人なのだと言う。

そう言えばご主人は沖縄の男性らしく濃い顔をしていたけれど、奥さんは違った。

それで、お宅で召し上がるのはどちらの料理なんですか？なんて訊いてみた。

すると、やはり沖縄料理なのだのだと言う。

最初は上手く出来なかったけれど、今はやっと故郷の味になったとご主人が嬉しそうに言っていた。

私はきっと何か、お愛想を言ったんだろうと思う。

すると、お前、ゴーヤチャンプルー作って、明日持って来てあげなさいとご主人。

え～っ、そんな、いいですよ～と一応は遠慮したのだけど、結局のところ、翌朝、お二人が仕事に行く前に、たっぷりのゴーヤチャンプルーを届けてくれたのだ。

ゴーヤと豚肉と豆腐と卵、塩胡椒とゴマ油のコクと香り。

それはとても美味しくて、そして優しい味だった。

わたしにとってのゴーヤチャンプルーは、そのゴーヤチャンプルーが決定打となった。

あれ以来、幾度となくゴーヤチャンプルーを作るが、あの時に戴いた味付けが基本で、あれが一番シンプルで美味しいと思っている。

東京に出て来てから、手作り料理を戴いたのはそれが初めての事で、とても温かく、嬉しい経験だった。

そろそろまた作ろうかな、ゴーヤチャンプルー。

美味しくて安上がりで簡単で栄養バランスも良くて、家庭料理としては最高に優等生だよね、ゴーヤチャンプルー。

ルスが言っていたのは、この部屋の事だ。

余りのゴチャゴチャに、お見せするのは恥かしいけれど、いまや納戸だから仕方ない。

生きた猫の居ない唯一の部屋だから、これでいいのだと言い聞かせ、しかしやっぱりシンプルに身軽になりたい。

じゃあ、何を捨てられると言うのか。

	仏間兼納戸 Jul. 25, 2013
	地震で遺影が傾いちゃってる Jul. 25, 2013
	そして棚の上 Jul. 25, 2013

「３．１１」の時、この棚の上の物は全部落ちて、そして壊れた物と壊れなかった物とがあった。

大事にしていた、ドイツ土産の「スクールボーイ」のオルゴールは復元出来ない程酷く壊れた。

ガラスのランプや花瓶なんか割れなかったのに。

まだ壊れて捨てた物に未練があるだなんて、いい加減バカだな、私。

全部ゴミなのに、私が死んだら。