そして13歳に近い老猫でもあり、鼻気管炎のウィルスは確実に持っているだろう カワムラさんとの同居はとても無理と判断し、気の毒だけどカワムラさんは1階の別室で 隔離して暮らして貰うほかありません。 ご飯を食べるのも苦しそうで、食べると軽い痙攣を起こし、「アオッ」「オガッ」と変な泣き声をあげ、 左の犬歯は上下とも抜け落ち、いつも口を開けてヨダレを垂らしていたカワムラさんでしたが、 インターフェロンを1週間、そして毎日ご飯の度にプロポリスとレメディを与え続けて、 ご飯も高カロリーのものを与えて続けていたところ、 死にそうだったカワムラさんはみるみる元気になって行きました。 うちに連れてきたばかりの頃と比べると、ふっくらとして毛づやも良くなり、 ヨダレは止まり、鼻詰まりも解消したせいか口を閉じている時間の方が長くなりました。 抱っこと頭突きが大好きなカワムラさんは、本当は何歳なのか? とても甘えん坊で、きっと可愛がられていたのだろうと想像出来ます。 しかしどうして捨てられたのか・・・それは解かりません。 何度かお湯で絞ったタオルで拭いてはやりましたが、あとは自分の体調が良くなると ちゃんとグルーミングするようになり、白い毛が白くなりました。 綺麗な茶白の猫に変身したカワムラさん・・・。 最近では、窓の外に来るよその外飼いの黒猫とも仲良しです。 家の中の唯一の和室を独占しているので、『茶トラ軍団』では「ご隠居さん」と呼んで戴いています。 日に3度、こうちゃんか私が相手をしていますが、 極度な甘ったれであるという事を除けば、あとは何も手のかからないカワムラさんです。 元気で長生きしてね、ご隠居さん!
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