ジャム

ゴマの
ミニチュア

May.21,2001

昨日は立て続けに素敵な事があった。勿論、2匹の仔猫が大阪と京都に無事到着して、それぞれの里親さんの手元に渡った事もだが(その後の様子は随時『里子に行った猫達 page 14』で報告しています。ご参照下さい。)、大阪で川に落ちかけていた仔猫を救った保護者の方からも「無事里子に行きました」という電話も頂いたし、またある方から頂いたメールには、とても希望や勇気を与えて頂いた。

それは、里子に貰ったばかりの仔猫がエイズキャリアである事が判ったのだが、先住猫がいるので果たして隔離して問題なく一緒に飼えるのだろうか・・・という相談で始まった一連のやりとりであった。勿論私は医学の専門家ではないのだが、大崎たまちゃんの例もあり、スペースに余裕があるならば隔離を徹底して飼えるのではないかと確信している旨をお伝えした。その方は、先住猫への愛情と責任、そして新しい仔猫への愛情をきちんと心の中で整理した上で、困難を承知でエイズキャリアの仔猫を手放さないという決心をしてくださったのだ。こんな人もいてくれるんだと、あらためて人間の心の豊かさに触れた気がした。

物事を前向きに考えて問題を解決する為に努力をしようとする人に、どうしてこの私が応援しないでいられようか。いや、私の心の中では、既にお友達のつもりで今後お付き合いさせて頂く事にした。成り行き次第では、その2匹の猫ちゃんのコーナーすら立ち上げようかと考えている。これからその猫たちの免疫力を高める努力をしながら、どんな子育てをして行くのか・・・支援しつつ見守りたいし、みなさんも是非応援してあげて頂きたいと願います。単なる同情心や一時の感情だけで決めた事ではない事を、私が申し上げておきます。1日のうちに何度もメールでやりとりをして、とても分別も情熱もある女性だという事も感じた。そして、やはり人の心が弱い生き物を救うのだとも再認識したのだ。勝手にここで書いてしまったけれど、ごめんなさい、淳子さん。(でももう仲間だよ〜ん。)

別れがあれば、出会いもある。生きていくのは辛い事も多いけれど、やはり喜びでもある。喜びと出来るかどうかはその人の資質にもよるだろうが、子供のお遊びではないのだから辛いのは当たり前で、その魂はみな大変に孤独なものであって当然なのだ。しかしその孤独な魂同士も、束の間交わる事もあれば喜びを伴う触れ合いが出来る事もあるのだ。悪い事ばかりではない。

さて、れいさんからシロちゃん(チロちゃん)の様子を知らせるメールも届いた。今夜あるいは明日、《Catpeople Net Magazine》れいさんのコーナーにアップする予定。ご飯もようやく一杯食べて、ウンチもしたと言う。あとは無事に出産してくれるよう祈るのみだ。トイレも使ってね、チロちゃん(笑・・・笑い事ではないかも?!)。れいさんとゲンちゃんの家で出産出来るチロちゃんは幸せ者だよ。頑張りなさいね。


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