アイン

ふにゃふにゃ

Mar.24,2002

花冷えは続く。暖かい時間帯を狙って、エサやりついでの捕獲に出掛ける。「ついで」というのは不謹慎に聞こえるだろうが、連日の事となるとこんな感じでないと続かないのだ。エサ場の駐車場にしばらく居て、他のポイントも回るが、誰一人出てこない。・・・と思ったら、よりこがヒョイヒョイという感じでやって来た。サビ柄が黒光りしている。塀の上にはハナクソの顔も見える。しかしチャッキーとお目当てのクロヅラは現れなかった。今日は疥癬の薬入りのご飯を置く。今日も捕獲失敗。冷え切って帰路につく。

帰り道、携帯が鳴った。友人宅で、ちょっとした非常事態があった。対策を相談し、家に戻るや手配師と化す。詳しくは言えないのだが今日出来る事を済ませて、その後は少し横になる事にした。身体が冷えてしまって、鼻水が出て来たのだ。留守中にいくつかの配達があったようだが、不在票が入ってしまった。姑がいても駄目なのだ。郵便局の不在配達物は、自分で取りに行くとしたら明日以降になる。残念。おニャアニャンが古シーツを送ってくれたはずなのだ。明日、歯医者の後で配達局まで取りに行こう。

珍しく、夕飯前に2時間近くも眠ってしまった。ジーコが私の脇の下あたりで丸くなる。ミュウは、私と枕を並べるようにして平行に位置取りした。ミュウが手を伸ばしてくるので、その手を握ってやる。猫と手をつないで寝るのだ。ミュウはそういう時、とても優しい。ジーコの事は、もう片方の手でお腹を撫でながら寝た。

目覚めたら晩ご飯だ。今夜は、殻付きの牡蠣を焼いた。何という贅沢。二人で20個以上あった。フライパンに5〜6個ずつ並べて蓋をして強火で焼く。殻が開いたところで汁をこぼさないように気を付けながら皿に取り、熱々を食べる。調味料など必要ない程の味わいだ。焼き牡蠣にした時が一番香りが素晴らしい。殻に残った汁は飲む。ああ、今夜ばかりは冷酒が欲しかった。空焼きしたフライパンは、多少汁がこぼれるのですっかり焦げてしまい、廃棄処分かも知れないな。しかしその価値は充分にある。どのみち捨てようかと思っていたフライパンを使ったので、ちょうど良かった。とって置いて良かった。

牡蠣がご馳走なので、あとは炊きたてのご飯に炒めなます、具だくさんの味噌汁(えのきになめこ、三つ葉のかき玉の味噌汁)、そしてお浸しはいつもの菜花、あとは梅干しだけである。牡蠣は焼けるはしから皿に取り、すっかり食べ終えた時には殻が山積みになった。ちょっとした一大イベントであった。こうちゃんはフライパンを洗ってくれている。捨てないでおけば、またこういう時に使えると言う訳だ。庭で網焼きバーベキューならば、もっと後が楽?いや、網を洗うのも大変だ。

憂鬱な出来事が多かったので、さっき掲示板にお知らせいただいた「りんりん」の里親さん決定のお知らせは、とても嬉しかった。虐待を受けてボロボロだったサビ猫りんりん・・・Kennyさんは、これで全ての虐待猫を送り出せた。ダイちゃんは天国に見送る事になったけれど、それだってKennyさんの腕に抱いて送り出せたのだ。立派な仕事をやり遂げた一人の若い女性は、また新しいサイトを立ち上げた。そのご紹介はまた後日。

あの天使のような子犬のジェイあらためタロー君は、新しいお家でどうしているだろう?兄妹は全て天に召されてしまい、野犬だったとは思えない程に優しい犬に加納さんによって育んで貰ったタロー君は、旅立ちの前日には後輩のジェリー君の事を叱ったりして、すっかり賢いお兄ちゃんぶりも発揮していた。保護した時からずっと見守っていた私達は皆、タロー君の写真を見る度に心が和んでいたと思う。優しい目をしていたタロー君。幸せに暮らして欲しい。加納さん、本当にお疲れさま。次のジェリー君にも良いご縁があのますように!そして、白血病キャリアのロイ君にも。

さて、すっかり遅くなってしまったので、今夜はこれで更新してしまおう。

ゴマの独り言

あたし、今日はトイレでオシッコしたわ。ご褒美も貰ったし、パパやママが疲れているのに大洗濯ばかりさせたら悪いから。でも、またするかも知れないわよ。自分でも良く判らないのよ、どうしてそういう気分になっちゃうのか。

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