マルコ

二日目

Jul.14,2002
パパにお尻トントンして貰ったの
かなり堂々としているでしょ?
それどころか、この悪党ヅラは誰かに似ている・・・

今朝まで更新しながらずっと起きていたのだが、マルコは夜中過ぎにやっとご飯を食べた。オシッコもウンチもまだなので、抱っこして赤ちゃんにするようにお尻をトントンしてみたが出そうもない。再びケージに戻してやる。なるべく安心出来るようにとカバーを掛けたままでそっとしておく。

朝の6時頃、例によって浮腫んだ足のマッサージをして貰っていたら、こうちゃんが「ご飯食べてるよ、音が聞こえる?」と言う。耳を澄ませてみるが、肩口に寄り添っているアインのゴロゴロ言う音がうるさくて聞こえない。そう言えばアイン・・・加藤先生の診察の時にも、聴診器で心音を聞こうとしているのにゴロゴロが大きくて聞こえないと言われたっけね。

そのうちマルコは、被せてあるタオルを中からチョイチョイと揺らしている。しかも「みゃー、みゃー、みゃ〜〜ん」と可愛い声で鳴くではないか。出せといっているのか、ご飯がもっと欲しいのか判らず、ちょっと覗いて見るとどうやら水の容器をひっくり返したらしい。濡らした敷物や毛布を片付けていると、どんどんケージの外に出てしまおうとする。こらこら、安静にしているように言われたでしょ?!

しかしこれ位元気ならトイレが使えるかも知れないと思って、昨夜一旦下げてしまったトイレを入れておく事にする。やっと全部元通りに直して、こちらも少し寝ようとしたら、今度は砂を掻く音がどこからともなく盛大に聞こえる。狭い部屋にトイレが5個もあるので「どこのトイレだ?」と私。「マルコだよ!」とこうちゃん。ケージのカバーをめくると、大量に散らかした砂と大きなオシッコ玉を発見。マルコの初シッコだ。

仔猫は凄い!ジャムも大した仔猫だったけれど、マルコもなかなかに侮れない仔猫である。こうちゃんが掃除する間は私が抱いていたのだが、もう最初の頃の情けない顔をしていない。ゴマがご飯を食べているテーブルに乗せてみたら、ゴマは早速近寄って来て匂いを嗅ぎ、あろう事か「シャー!!」と一声。つられてマルコの後ろにいたジャムまでが「シャー!」。しかしマルコはやり返さない。マルコがシャーするのは、私やこうちゃんに対してだけだ(悲しい・・・)。

試しにミュウの傍に置いて私が寝そべって抱いていると、ミュウもしきりに匂いを嗅いではマルコの頭を舐め、時々「シャー」とも「ガー」ともつかない声を発する。何なんだ、それは?!

一番心配していたアインも、自発的にケージを覗き込んでは「シャー」している。しかしケージに入っているので安心なのか、「アインちゃんたら、嫌だったら見ないのよ!」と声を掛けると、とっとと立ち去る。後は忘れているようだ。

こうなるとジーコだけだね、威嚇しないのは。尤もジーコは生まれてこの方、一度もシャーした事がないのだが。(シャーする機能が付いていないのかも知れないな。)

ジャムはすっかり戦々恐々。背後でミュウがベッドから降りた気配にも「シャー!」、ジーコが近寄ると「シャー!」、こうちゃんが抱っこしている時に、離れた場所にあるケージの中でマルコが鳴けば「ウ〜ッ!!」と怯えている。一番恐いもの知らずのジャムのはずなのだが、どうやら仔猫は苦手らしい。わがままお嬢ちゃんなんだな、ジャムは。

大分リラックス出来るようになって来ているようで、全部で3本の手足を横に投げ出して寝ている事もあるし、ゴロゴロ言っている時もある。見ていても平気でご飯をバクバク食べられるようにもなった。カバーをおろしてしまうと、人の姿が恋しくて鳴くようだ。たった一晩で驚く程の変化だ。早く足が落ち着いて、ケージから出て好きな場所で寛げるといいね。

色々とホッとしたり、まだウンチが出なくて心配したり・・・ちょっと疲れたわ。

今日のにゃんこ

アタシは3兄妹のうちのひとり。山口県の山下ファミリー(お馴染みよね?)の保護猫です。

マルコちゃんみたいな茶白のお兄ちゃんは里子に行けたんだけど、アタシたちキジトラそっくり姉妹は、この間お試しに行ったけれど戻されてしまいました。そこのおうちにはワンコがいて、アタシ達が恐がってしまったせいなの。ほら・・・キジトラって臆病なものでしょ?

でも、哺乳瓶で育てて貰ったから人間は大好き。そろそろお嫁に行きたいわ。アタシでもお姉ちゃんでも両方いっぺんでもいいから、是非おうちに迎えてください。きっと美人に成長しますよ。

(アタシの事は、 募集No.351で詳しく見てね♪)

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