《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

カラーがとれたの

Mar. 27, 2007
ジャム

2007年3月27日 火曜日

半年も長引いていたこうちゃんの仕事も漸く上がり、私の仕事も一段落。

今日は二人とも完全オフ。





猫家事には365日オフは無いから、毎日最低でも朝晩で合計8時間位は掛り切りになってしまう。

だからたとえ仕事がオフでも長時間家を空ける事は叶わないのだが、今日はジャムの通院以外は、特に急ぎの用事は無いのだ。

こんな事は久し振りだ。

気持ちにも時間にも余裕がある感じで片付け物をしたり、メールの返信をしたりしながらゆったり過ごした。

こういうのが「生活」だよなあ・・・






今日の診察の結果、ジャムのカラーをやっと外してやれた。

一応様子を見て、もしも再度手術糸のアレルギー反応や舐める事で炎症でも出たら、その時はまた考えて対処しましょう・・・という感じではあるのだが、それでも外したっきりにしてやれるのは凄く喜ばしい。

良かったね、ジャム。良かったよ、私達も。



ここまでの道のりは、本当に長く感じた。それでも振り返って数えてみれば、僅か40日間だったのだ。

苦しい時間は長く感じる。何が苦しいって、ジャムがなかなか元気になれなかった事は勿論だが、一日中目が離せない状態だったのもきつかった。

食餌も水分補給も、グルーミングもトイレも全て付き切りでさせないと無理だったので、二人のどちらかが必ず寝ずの番をしていた。





しかし、これ程手が掛かる子も珍しいのではないか。

具合が悪い時は仕方ないが、いざ治りかけて来ると自分の思い通りにならない事で苛々して、それで私達を翻弄しているかのようだった。

喜んで弄ばれている気がしないでもないが、やはり疲れた。



カラーを着けていると、ご飯もトイレの砂もカラーの縁で「わざと?」と思う位派手に撒き散らし、それがまた自分でも不快なのか、鳴いて怒って、結局食餌もトイレもしないという繰り返し。

謙虚に省みれば、過保護に育てた私達の責任は大きいとも思うが、みんなに同じように接しているはずだから、やはり猫それぞれの個性と性格によって違いは出るのだ。





カラーが外せたので、もうご飯もトイレも目を離していられる。

ウンチもオシッコもご飯も、ジャムに限らず注意してその頻度や量や質を観察しているものの、一人で勝手にしてくれるだけでどんなにか楽だろう。

お祝いしなくちゃ。






本当は晴れて仕事を納めた暁にはあれもしようこれもしようと考えていたのに、安心したら疲れがドッと出て、二人とも猫家事と三食作って食べ、片付けるだけでヘトヘトだ。

私は連日の土いじりの後遺症で筋肉痛も出て、掛け声無しでは立ち上がる事も出来ない。

こうちゃんも座りっ放しだったせいか、腰痛は出るわ膝関節は痛むわ・・・まるでお爺さんとお婆さんだ。



子供も孫もいないけれど、やがては「ちょっと、おジイさん」「なんだ、バアさん」なんて呼び合うようになるのかな?

そういう風に言った方がしっくり来る気分になるのかな?





実家の母は自分の夫(つまり私の父親)を「パパ」と呼んでいるし、その「パパ」は妻を名前で呼び捨てか「ママ」だ。70代と80代の夫婦だが、孫もいないし、「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」と呼び合う事は一生無さそうだ。

だったら私達も、ずっと「こうちゃん」「カズエちゃん」なのか。

カズエちゃんは79歳・・・なんて、ちょっと恥ずかしいかな。

50歳でも既に「カズエちゃん」では恥ずかしいのかも知れないけれど、今のところ、そう恥ずかしいという気持ちにはならない。



・・・厚かましいだけか。

ジャム

で、アタシが今・・・

Mar. 27, 2007
ジャム
ジャム

どこに居るかと言うと

Mar. 27, 2007
ジャム
ジャム

パパの上よね〜

Mar. 27, 2007
ジャム
ジャム

このまま寝る〜

Mar. 27, 2007
ジャム

今日、おやつを食べながらTVをつけていた時の事。

先日の能登半島の地震で輪島塗が壊滅的な被害を被っているというニュースを受けて、午前中のTVのバラエティ情報番組でメインの進行役を務めている中山ナントカという男性タレントが、「輪島塗りは伝統芸能ですからね・・・」と言っていた。

う〜ん、それを言うなら「伝統工芸」じゃないか?と、伝統工芸品好きとしては突っ込みを入れて聞いていた。





長年、薄くて固い磁器が好きだったのに、最近になって「土もの」に目覚めた。

そう言えば、いかにも生活雑器という感じで素朴で荒っぽいイメージの根来塗りだって、かつては好きではなかったはず。もっと緻密で繊細な感じの塗り物ばかりに目が行っていた。



それが今は、根来塗りの弁当箱に始まり、古代根来(風の新作)の盛鉢が届くのを首を長くして待っている位で、ちょっと無骨なものが良いと思う。

好みが変わったという事なのか、それとも今の心の状態にはそういうものがしっくり来るという事なのか。或いは扱いが多少ラフでも構わないものの方が、結局のところ私には向いているという事か。

確かに、ツルツルの塗り物には傷や指紋を付けないようにそっと扱うだとか、塗りがはげる原因になるから水に長時間浸しておかないようにとか、直ぐにピカピカに拭き上げてきちんと仕舞わなくては・・・等と気を使う。

毎日使うには、とてもじゃないけど面倒だ。



「ツルツル」だとか「はげる」だとか「ピカピカ」だとか・・・決してちえちゃんのパパの事じゃないからね。





さて、これは先日、殆ど一目惚れして買った粉引きの片口。

白い化粧土がひび割れて焼きあがった荒々しい外側の肌に黒く鉄粉が飛び散り、遺跡から出土した古代の器のような雰囲気の、ちょっと豪快な大ぶりの盛り鉢だ。
これを初めておろすのに何を盛り付けようかと考えたけれど、今日は煮物を作っている時間がなくて、手抜きでサラダにしてしまった。



後日注:

この器はとても気に入っていたのに、2011年3月の「東北関東大地震」の際に割れてしまった。残念。




サラダに使ったベビーリーフをジャムが食べたがって大変。

でも、調子が出て来た証拠かな。
粉引片口にサラダ

Mar. 27, 2007
粉引片口にサラダ

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