《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

顔つきもしっかりして

Mar. 28, 2007
ジャム

2007年3月28日 水曜日

連日ジャムの写真で贔屓しているみたいだが・・・ジャムが元気になってくれた事が嬉しくてつい・・・。

それにジャムが元気の無い時にはカメラを向ける気持ちになれなかったので、本格的に復活来てくれたものだからつい、毎日撮ってしまう。



勿論、一時は「今度こそ駄目か・・・」と思った程に衰弱してしまったカワムラさんが今もまだ生きていてくれて、楽しそうにしてくれている事も奇跡のように有り難く・嬉しく・とても幸せだ。

その老齢を思うと、私達にもカワムラさんにも通い合う静かな諦めのようなものもあって、毎日を大切に共有出来るだけで幸せな気持ちになれる。





しかし実を言えば、ジャムにはリンパ腫の疑いがあったので、一時は言葉に出来ないような絶望感と不安な気持ちで過ごしていた。

それは、カワムラさんの容態の悪さやモアの回復の見込みの無い口内炎と同時進行していて、いずれが重症でいずれが楽観出来るという風ではなかった。

にも拘わらず、心の準備が無い状態の「寝耳に水」だった事もあってか、ジャムの悪性腫瘍の疑いを知らされた時には、二人とも何も言えなくなる位に打ちのめされた。




ジャムはまだ6歳にならない。

いや、もう6歳にもなるのかと驚いているのだが、身体は大きくとも、いつまでも私達にとっては幼児のようで、こんな子供のようなジャムをこんなにも早く失うかも知れないと思うと堪らなかった。



勿論、世の中にはもっと大変な病気を抱えている生き物もたくさんいるし、身近でもそういう先の見えない病気と闘い、或いは介護している人たちもたくさん知っている。

だから勿論、ジャムが特別に酷い病気だとか言いたいのではない。



元気溌剌で我が儘一杯で、ちょっと内弁慶でナイーブで、何十匹居ようがとりわけ強烈に自分の存在感や精神状態をアピールしていた、その最大限自己主張の出来るようなパワフルで表現力豊かな子が、突然儚くて危うい状況に陥ってしまう事が信じられなく、また不憫で仕方なかったという事なのだと思う。





色々と検査の結果にも微妙なものはあるのだけれど、兎に角、ジャムには「生気」が戻ってきた。

その結果、私達の気持ちの中にも希望だとか明るさだとか闘魂みたいなものが戻ってきた。

今後、まだ経過観察と定期的な検査は必要だとしても、その個体が持つ生命力や意欲を出来る限りそのまま受け止めて、求めるものがあるならばそれが実現するよう手を貸したい。

それがこの子たちの「尊厳」を守るという事だと思うから。





カワムラさんを見ていても、ジャムやモアを見ていても、今回改めて感じた事は、生きる事は「食べたいと思って食べて」そして「順調に出して」を繰り返すという事だ。

そう言ってしまうと普通過ぎるかも知れないけれど、とてもベーシックでありながら深淵な意味がある事が、この子たちの体の状態を通して良く解かった。



体を作り支える為に必要な栄養を適切に摂る事、そして如何に毒素軽減してやれるか・・・

この事に関しては、獣医師だけでは無し得ない、飼い主の日々の努力があってこそ為し得る事なのだと思うから、気持ちを新たにまた頑張ろうと思う。

ジャム

もう大丈夫

Mar. 28, 2007
ジャム
ジャム

何の悪戯しようかな

Mar. 28, 2007
ジャム

たくさんの猫と共同生活している私達は、長時間家を留守にしたくないという一点で、帰省も旅行もしない。

猫たちにとっては、たかが数日であれば代わりに世話をしてくれる人がいれば済むかも知れないけれど、私達が猫たちと離れていたくないせいだと思う。

それでも美しい景色や目を見張るような大自然の映像を見ると、行ってみたい気持ちにならないではない。それでも行かないだろうが。



先日、TVで「世界で一番有名な家」・・・ペンシルベニアにある、かの建築家フランク・ロイド・ライトの代表作とも言われるカウフマン邸(英名”Fallingwater” 和名”落水荘”)を特集した番組を観た。

滝の上に建てられた個人の邸宅で、世界的に有名な建築物らしい。

お恥ずかしい事に私はこの時初めて知ったのだけれど・・・。



建物は兎も角として、その滝を含む川の顆粒から上流に遡って行く景色が素晴らしく美しくて、感動的だった。

内装も素敵だったし、暗いエントランスから明るいリビングへの変化も素晴らしい演出だった。



滅多にない事だけれど「行って見たい」と思った。勿論、行かないし、行けない。

それに水が怖い私としては、ここには住めないと思う。

川や海の岸壁ギリギリに建つ旅館や料亭だって怖いのだもの・・・。



それにしても、大胆な事をしたものだ。川も含めて、邸宅の所有者の土地なのだろうか。

こうちゃんの下の姉さんはケンタッキーに住んでいる。ご亭主の家は、牧場を含む広大な敷地らしい。敷地内には川が流れていて、そこから採掘される砂利の売り上げがあるのだそうだ。

想像がつかない広さだ。かと言って大金持ちという事では無いらしい。



私なんか、うちの庭に井戸があると良いなあ・・・と願うのが関の山だ。それすら、今の時代では贅沢な事だと思うけれど。



今日は妹の誕生日だ。電話もしなかったけれど、おめでとう、幾つになろうと可愛い小さい(背はデカいし歳もいい歳だが)妹よ。

お姉ちゃん達は、大きなプリップリの牡蠣と、馬じゃないけど人参でお祝いしたからね。

アンタはパパとママと3人で鰻の櫃まぶしを食べなさい、ママに送っておいたから。



そして今日の明け方前の4時20分頃、大切な人の23歳の猫「さやか」ちゃんが天に召された。彼女はサビ猫だった。

一度も直接会った事はないけれど、カワムラさんを介護するにあたり、さやかちゃんの存在と介護の経緯を聞いていたので、随分と励まされ勇気を得た。



まだメールも返していない。うまく言葉が見つからない。でも、想いは電波のように飛ばしているつもり。届くかな、あの人(その人も♀だけど、同性愛ではありません)へ。

人参サラダ

Mar. 28, 2007
人参サラダ
牡蠣のムニエル

Mar. 28, 2007
牡蠣のムニエル

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