《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

朝、ベッドの上で

Apr. 25, 2009
ジャム
2009年4月25日 土曜日

立て続けに色んな事があったり、相変わらずご相談が多かったりして、「朝まで生テレビ」を聞きながら自分の仕事をするハメに・・・

ああ、もう夜が明けちゃったよ。





さて、昨日の続き・・・



結局、通院治療した夜のうちに、マーゴはテーピングを上手に毟り取り、薬をすっかり舐め取ってしまった。

私がちょっと目を離した隙の、あっと言う間の事だった。

もういい加減大丈夫だろうと気を抜いて、自分たちの食事に2階に上がった途端だったようだ。きっと待ち兼ねていたのだろうな、賢いマーゴめ。

綺麗に丸めてあった当てモノとテープと包帯・・・マーゴは得意そうな表情をして見えた。



シエスタに敷いた毛布には、既に新たな出血による鮮血がたくさん付いていた。



タオルは繊維が固くて傷を刺激するから良くないと言われているので、マイクロファイバーの極めて柔らかい毛布にしている。

毛布を取り替え、血の付いた毛布は洗う。可哀相に、マーゴ・・・





それまではテーピングを齧ろうとする度、私の手でガードしながら「マーゴは可愛いねえ・・・」と話し掛け、頭と背中を撫で続けた。

そうするとゴロゴロと喉を鳴らし、お腹を見せてゴロンゴロンのたうって気持ち良さそうにして、足の事は忘れてくれているようだ。



でもずっと続けている訳には行かない。

突然の通院もあったし、マーゴに付き添いし続けて、私達の晩ご飯は午前1時をとっくに回っていた。

簡単なもので手早く食事を済ませて急いで再び1階に下りると、案の定、恐れていた事態になっていたという事だ。



患部を舐めたり齧ったり出来ないよう、エリザベス・カラーを着ければいいじゃないかとお思いになる方もいるだろう。

勿論、カラーだって着けてみた。

だけどカラーを着けた途端にパニックを起こして、水もごはんんもひっくり返してしまう。3段ケージの最上段から、下にも降りられない。



渋々でもカラーを受け入れる事が出来る子とそうでない子がいる事は、たくさんの猫と暮らしていれば理解出来る。

カラーをしている限り、飲まず食わずでトイレもしない子もいるのだ。



マーゴは他に病気があっての事だけに、食べずにこれ以上免疫力を落とすような事にはなって欲しくない。

半日、一日のコンディションの悪化がとても重大な影響を呼ぶ事が解っているだけに、カラーは危険が大きいと判断した。

カラー却下。





ジャムの手術後にも、本当に苦労したっけ。

神経質なジャムは、傷が治らないうちから自分で抜糸してしまうので、仕方なしにカラーを着けた。

そして試行錯誤の挙句、ご飯とトイレの時にだけ外してやる方策に至ったのだが、その際にも隙を見せれば直ぐに糸を噛み切ってしまった。

日頃から糸や紐を一瞬で噛み切る得意技を持っているジャムだけど、あんなにも上手に一瞬で手術糸を噛み切ってしまえるとは思わなかった。

結局、最終的には全体の1/3は自力抜糸してしまった。ジャムのバカ!





今更だけど、マーゴの傷にはハイポを塗る事にした。

傷を発見した直後、慌てて病院に連れて行ったものだから、消毒薬とテーピングという路線になっていたのだ。でも、元気な猫には、傷を保護する何かを着ける事は大変に難しい。



それに消毒薬を使う事には、そもそも抵抗があったのだ。

傷は消毒薬で消毒しない事が大事だと知って以来、イソジンなどで消毒して健全な組織まで損なう事は避けたいと思っていた。



こうちゃんが抱きかかえている間に、小さなシリンジでハイポの原液をたっぷりと掛けて傷口を洗い流すようにしてみた。

それで一晩様子を見ていたら、出血が止まり、少しばかり腫れていた足先も普通に戻った。

気にして傷口を舐める事もなく、ご飯も順調に食べている。



夢を見ていたかのように、これでケロリと治ってしまう事を期待したい。



今日またハイポを垂らした時に観察すると、やっぱり傷口は大きくて赤い肉が痛々しいものの、その後の出血は見られない。

毛布にも血が見られなくて綺麗なままだ。



よっしゃ、もうこれで行くしかない。

最悪の場合は連日の通院かと覚悟していたけれど、このまま様子を見ようと決意した。





週明けにはペロの去勢手術が控えている。

たかが去勢手術なのだけれど、それだって充分に心配で今から何となく落ち着かない。手術前の絶食ですら可哀相で仕方ないのだ。

食べさせてしまうリスクが大きくなる事も良く理解しているのに、無邪気なペロはきっと「どうしてご飯を食べさせてくれないの?」と騒ぐだろう。

病院に連れて行かれ1晩預けられるだけでも、見捨てられたと感じるんじゃないかと思うのだ。

誰の場合でもそうだった。何度経験したって、この不安や申し訳なさに慣れる事は無い。

ジャム

おててを揃えて

Apr. 25, 2009
ジャム
ジャム

神妙そうな顔して

Apr. 25, 2009
ジャム
ジャム

何考えて
いるんだか

Apr. 25, 2009
ジャム

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