猫雑記20090901

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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サキちゃん

私が抱っこ

Sep. 1, 2009

2009年9月1日　火曜日

台風一過で暑くなる。

昨日より１０度くらい気温が高い。昨日は半袖では寒い位だったのに、今日はまた真夏だ。

それでも今日から９月・・・今年最後の四半期に入ってしまった。

あっと言う間にお正月がやって来るだろう。そしてまたひとつ歳をとるのだ。とほほ・・・

今日は、五十嵐さん（>>大五郎改め大吾の保護主さん）の新たな保護猫の里親募集を依頼されたので、動物病院で待ち合わせて撮影した。

飼い猫だったものが捨てられて、不憫に思った近所の人が保護し、猫に慣れている五十嵐さんが預る事にしたらしい。五十嵐さんのお宅も一杯なのに・・・。

家猫の子だけに良く人馴れしている。おとなしいシャムミックスと思しき女の子で、多分生後３ヵ月半くらいの美しい仔猫だ。

こんな子をどうして捨てる事が出来るのか、理解出来ないし腹立たしい。保護して貰えて良かったね。

幸せになって欲しい。仮名は「サキ」と付けた。漢字では「幸」・・・「サキ」と読んでやって下さい。

これから募集開始しますので、どうかどうか応援宜しくお願い致します。

帰りに、お昼ご飯用のパンを買おうと思い、例のパン屋さんに立ち寄る。

向かいの郵便局にも用事があったので、効率的に用事が済ませられるのも有り難い

しかしパン屋では、ちょっと不快な出来事があった。

子供を二人連れたお母さんが話し込んでいて、子供達は退屈して騒ぐ。そこまでは仕方ないかな・・・と思う。

この新型インフルエンザ蔓延が問題に成っている今、子供の顔の高さに剥き出しで並べられているパンというものはちょっと問題かも知れないな・・・と思いつつも、少しの間だったら我慢していたのだが、あまりにも母親のお喋りと子供の咳が続くので思い切って言葉を発した。

「ここで咳をするのはちょっと・・・」

すると母親も「そうですよね」と慌てていた。解っているんじゃん。

断っておくけれど、私はそんなに自分の食べるものの衛生に神経質ではない。

消費期限を過ぎた牛乳でも豆腐でも、大丈夫そうだと判断したら平気で飲み食いするし、床に落ちたものだって食べる。

そもそも小学校３年生の時の担任の先生は、あの汚い昔の校舎の床に落ちたものだって食べさせた。

ガールスカウトだった頃のキャンプでは、沢の水を汲んで来て使ったし、その溜め水にかまどの灰や木の葉などが浮いてしまっても、それをチョイチョイと避けて飲んだ。

貴重な水だから、食前や調理時に手を洗うなんて事もしなかった。

９泊もの長期の国際キャンプでも、一度も風呂に入れない事もあったけれど（自衛隊がテントを張って、ボートに湯を溜めて風呂を作ってくれるのだが、外国人が優先で、私達は入れない事が殆どだった）、すっかり煤けた顔で帰宅し、一回り逞しくなったような錯覚もした。

昔のガールスカウトは、サバイバル訓練も兼ねていたと思うし、そういう精神があったのだ。

過保護気味に育った長子としては、良い経験だったのだろうと思う。

今だって猫たちの生活環境や衛生に関しては神経を使うものの、自分の事にはラフそのものだ。

それで下痢した事もないし、私は胃腸も丈夫なのだろうが、そういう事に関しての神経はキャンプ経験のお陰で図太いのかも知れない。

だけど新型インフルエンザの感染拡大しているこの時期に、基礎疾患を持つ身としては、むざむざ他人の無責任な行動のせいで感染する訳には行かないのだ。

幼い子供が咳をしているならば、マスクをさせよ。

いつまでも他の客が待っている狭い店で、子供が退屈しているのにお喋りに興じるな。

近頃のパン屋の陳列は、むき出しで子供の顔の高さに並べられている事が多いのも、綺麗だしお洒落だけど、ちょっと問題なのかな・・・と思う。

持ち帰っても、洗えないじゃん、パンは。

その後も客が多くて（昼どきだったせいもあるのだろう）、結果的に人混みに出掛けたのと同じ事になってしまった。

用心してハイポを飲んでおく。

それでも、何だか言い様の無い不快感が残る。

子供が嫌いなんじゃない。子供を生み育てる母親にも応援したい気持ちを持っている。

今後、私達の税金から子供手当ても差し上げる事になるのだろう。それも日本の未来を支える人間を社会が寄ってたかって応援・支援する国になるというのならば従う。

だけど、子供がパンに向かって唾を飛ばしながらわめいたり、口も押さえず咳をしていても注意しない母親の神経には許し難いものを感じた。

子供連れで一歩外に出たら、もう少し目を配り、気を使って欲しい。

それが育てるって事じゃないのかな？

少なくとも、私の母親は対外的な振る舞いに関して、まだロクに分別も無いような幼児の頃から物凄く厳しかった。

そのせいで私も他人に厳しいのかな？

いや、私は甘いよ。甘いから、こうちゃんが心配するのだ。

こうちゃんも今日は怒っていた。「他人に注意させるなよな・・・」と。

そう、本来ああいうマナーは母親が教えなくてはいけないのだ。

みんな立ち話が長すぎ！

子供手当てだけ貰って得したと思っていてはいけない。そうして社会に援助して貰ったら、より一層の責任を感じるべきなのだ。

暫くは、パン屋ではむき出しの品物は買えないな。残念だけど。

サキちゃん

五十嵐さんに
抱かれて

Sep. 1, 2009