猫雑記20091001

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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亡き我が子達へ

Oct. 1, 2009

2009年10月1日　木曜日

毎日バタバタしているうちに、今年もあと３ヶ月を残すだけになってしまった。

何て早いのだろう、時間が経つのは・・・。

気持ちはあるのに、全然はかどらない仕事たち。

先ずは収入源の仕事を優先して、残りの時間は殆ど猫家事に費やす。それから最後が家の雑事や人間の家事だ。

だけど思うだけの事が全然出来ない。

情けない位に姑が残した納戸のガラクタは片付かないし、私達夫婦の世代で溜めた不要品も整理に着手出来ないままだ。

何年越しなんだ、一体。

今日は世田谷のキジヤマさん達とランチをした。

食べながら多頭飼育の話、保護やエサやりの話、野良猫の避妊の話・・・みんな苦労しながらも、出来る事で努力しているのが解る。

どこも状況は同じ・・・だけど善意の個人がどこにも必ずいる。そして最悪の状況からは救える。手も金も出さず、文句だけ言う人たちには解らない苦労と幸せ。

それを時々、エール交換のようにお喋りするのも栄養剤だ。

身体を失くしたうちの子たちへ・・・と、お花を戴いた。

「ミュウちゃんとジーコちゃん、アインちゃん、マルコちゃん、カワムラさん、みーちゃんに・・・」と、全員の名前を言って下さる。

余所の家の猫の名前だというのに、しかも頭数が馬鹿みたいに多いというのに、みんな覚えていて下さるこの嬉しさ・・・有り難うございます。

早速、お供えしました。

そして今日からは、猫さま達の冬支度を開始する。

虫避け・ダニ避けに真空パック（？）してあった毛布や冬用の猫マット類をどんどん出す。ああ、また洗って真空パックして仕舞う事を思うと気が重い。

爪でボロボロになりつつあるソファを包んでいるカバー類をせっせと洗う。

いずれも気が遠くなる程の抜け毛にまみれている。毎日毛取り作業を念入りにしていても、刻一刻と毛まみれになるのだ。

しかもモグラーのテトがソファとカバーの間に潜るので、いざひっぺがして見るとびっしりと猫の毛が・・・。カバーの裏までは日々掃除しきれないから、表よりも裏の方が毛が凄い。

動き回って汗ばんだ肌に猫の毛が付いて、痒い。

カバーは大きいので、洗濯前に毛取りのゴムブラシを掛けてなどいられない。全自動洗濯機を３コースくらい回せば、かなり毛が取れるのだ。

水を毎回排水してしまう事なく、脱水の手前までにセットして、もう一度洗剤を入れずに「洗い」を繰り返す。少しでも水を節約しているつもりだが、何しろ回数が多いので結果的には大量の水を使う。

しかし面白い程、毛の塊りが糸くずネットに溜まる。

脱水する度にそれを取り除き、透明のビニール袋に入れておく。一杯になって行くのを楽しんで眺める。捨てるのが惜しいが、取って置いてもゴミなのだ。

だけどマルコのベッドから採取した抜け毛の毛玉や、アインの最後のオシッコの玉（砂）を捨てられないでいる馬鹿な私。

いつかは捨てる事になるのだろう。愛する子たちの遺骨すら・・・。

だけど私達の骨だって、墓に入るつもりがない以上はゴミになるのだ。

洗濯機を回している間に、自分の仕事もする。

途切れ途切れでは集中が思うに任せず、却って時間を無駄にしているような気になってくる。

今日の分を洗濯し終えて、全てを浴室に干して除湿機のタイマーを６時間にセットする。

キルティングの厚手のカバーも、大体この時間でカラリと乾く。

明日もまだカバー類と毛布、猫ベッドをたくさん洗う事だろう。

洗濯は続くのだ、どこまでも。猫たちが生きていてくれる限り・・・。

とりあえず、１０月の始まりは勤勉にスタート出来たので満足かな。

つくづく貧乏性だなあ・・・と思う。

ペリー

僕イタズラしてない

Oct. 1, 2009