猫雑記20101203

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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テト

晴れましたね

Dec. 3, 2010

2010年12月3日　金曜日

昨日の夜半から降り始めた雨は、早朝には物凄い土砂降りで空は真っ暗。

やがて朝のうちに雨は上がってピカピカに晴れたけれど、今度は風が強い。

台風のような強風だ。

これではさぞや落ち葉が物凄い事になっているんだろうな・・・折角昨日綺麗に掃き清めたのに嫌だなあ・・・と外に出てみると、成る程、門の中の玄関先には吹き寄せられた落ち葉で一杯だ。

しかし箒ではとても掃き難いアスファルトの道路の落ち葉は、風で吹き飛ばされて綺麗に隅っこに寄せ集められていた。

これは便利。

しかも箒で掃くよりずっと綺麗だ。いつもこうだと嬉しい。

とは言え、一日中あまりに風が強くて、とても直ぐに掃除する気にはなれない。

明日の朝にしよう。

そんなに毎日「レレレのレ」は出来ない。

そもそも今日は、この猛烈な低気圧のせいで猛烈に関節と神経痛が痛いのだ。

「神経痛が痛い」では「馬から落馬した」になっちゃうのかな。

ま、通じればいいか。

歳をとると、色んなところで「ま、いっか」が出る。

「それでいいのだ」と思う。

「天才バカボン」から影響受け過ぎてるなあ・・・私。

トイレを砂の飛び散りが殆ど無いシステムトイレに替えたら、モアもマーゴも直ぐに問題なく使っているというのに、ナムだけが断固拒否している。

みんなと同じ砂のトイレを使うのも嫌な子だけに、幾らケージの外には砂のトイレがあちこちにあると言え、トイレが済ませられないとナムの専用ケージから出してやれない。

ご飯とトイレは自分だけの場所でしたい子なのだ。

しかも誰かの目に触れていると食餌もトイレもしたくないという神経質な一面もある。

だからナムのケージは要所要所に、布なんかじゃなくてしっかりした素材でガッチリ目隠ししてあるのだ。

１日近く根競べをした結果、やっと観念したのかシステムトイレで大量にオシッコしてくれた。

あれだけ強気なように見えて、どこでどんな風にデリケートになるか解らない・・・それが心を持った生き物の証拠なんだろうな。

人間も猫も同じ事。

心の複雑な動きを軽んじてはいけない。かと言って神経質に考え過ぎてもいけないし、何事も大切なのはバランスなのだ。

そのバランスをとる精神を生きる中で鍛えていないと、迷いから抜け出せず、いたずらに悩み続ける事になりかねない。それは心を病んだ状態であると言っても差し支えないだろう。

バランス・・・一言で言ってしまうのは簡単だけど、どう生きて来たかが問われる問題なのだと思う。

しかしトイレを使ってくれるかどうかは、どの子に関しても毎回本当にヒヤヒヤする。

多頭飼育だけに、放っとけばいつかは食べるだろうしトイレもするだろう・・・という大雑把は許されない。

食べる量や食べ方、オシッコやウンチの回数や状態を個別に把握しておく事は、飼い主に出来る最高の、そして最低限度の健康チェックなのだから。

一杯居るから弱い子は割を食ってしまうけど仕方ない・・・そういう事では嫌なのだ、私達としては。

私が猫だったら十把ひとからげに飼育されたくないから、自分がして欲しいようにしてやる・・・それが私達の猫の心との付き合いの理想かな。

理想の半分くらいしか実現出来ていないような気もするけど・・・。

でも努力だけは放棄しないだけの心の強さを持ちたい。

意識があって身体が動く限り、それは持ち続けたいと思う。

一年中、自分にこう言い聞かせてモチベーションを維持しなければならないところが、そもそもの弱さなんだろうけど。

テト

冬の陽射しは
眩しいです

Dec. 3, 2010