猫雑記20101207

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

バカ娘って誰？

Dec. 7, 2010

2010年12月7日　火曜日

昨夜、日記をアップロードした後で突然ＰＣが壊れた。

私は何もしちゃいない、勝手にＰＣが壊れたのだ。

電源を入れたままＰＣから離れてゴマのご機嫌をとっていた時、どこからか「バチッ」という大きな音がした。

その時にはまだＰＣから出た音だとは思いもよらなかった。

タコ足も甚だしいＰＣ周辺の何箇所かのコンセントを見たが、どこも異常なし。

そのまま音の事は忘れてしまい、猫家事やら食事やら済ませてやっと仕事に復帰したら、何やらメッセージが立ち上がる。

「新しいオーディオ機器が接続されました」とか何とか・・・。

消しても消しても立ち上がるので、まさかウィルスじゃあるまいな・・・と思ったけれど、確かにうちのＰＣに入っているオーディオ管理ソフトの名称だ。

え～い、何をどうせいっちゅ～んじゃ？とムカムカしながら仕事を続けていると、画面がフリーズするようになった。メモリーに余裕が無い昔のＰＣならいざ知らず、最近では珍しい事だ。

仕方ないので電源を強制的に落とす。

フリーズしては強制終了・・・という繰り返しの挙句、ＰＣが立ち上がらなくなった。

それはとても困る。

今や、ＰＣ無しで出来る仕事はひとつも無いのだから。

何度もトライしていたら、立ち上がりはするものの画面がモザイク状態で読めない。

おぼろげに見えるアイコン達が矢鱈と大きいので、これはセーフモードで立ち上がってるな・・・と解る。

しかし文字は全く読めないので、どんなコマンドも効かない。

泣きたいような気分で昨夜の仕事は諦める事にして寝た。

今は兎に角打つ手が無いのだから、これ以上考えても仕方ない。

原因が解らず、夜中だけに対策もとれず、モヤモヤと気持ちは悪いけれど、先ずは寝るのが一番。

そして今朝、もしかしたらケロッと直っているかも知れないという根拠の無い期待をしてＰＣを立ち上げるが、状態は昨夜と変わりなかった。

悲しい。

ディスプレイの故障でない事は、別のＰＣを立ち上げてみるとちゃんと画面が出るので解っていた。

どういう事かと言うと、私の仕事用のＰＣは２台のＰＣが１台のディスプレイとキイボードを共有していて、切り替え機を使っているのだ。

新しい方・・・と言ってもＯＳは「Windows XP」なのだが・・・のＰＣが壊れちゃったのかな・・・と思いつつも、ネットワーク上にある古いＯＳ・・・何とこちらはのＰＣは「Windows 2000」なのだがすこぶる調子が良いのだ・・・から「XP」を見てみると、中味は全て見える。

という事は、グラフィックのボードがイカレた可能性が高い。

何が面倒って、色んなケーブルがゴチャゴチャと繋がり絡み合っているＰＣからケーブル類を全て引っこ抜いて修理に持ち込む事くらい面倒で気の重い事は無い。

普段、あまり見ないようにしている裏側には、猫の毛やホコリが一杯。

しかも訳の解らないコードが一杯刺さっている本体をフリーにする事には、我が愛機の事ながら生理的な嫌悪感が伴う。

でもやりましたよ、苛々ムカムカしながらね。

案の定、ゴマとアンちゃんの毛が一杯・・・ついでにホコリと虫の死骸まで出て来て、目に見える所だけは掃除していたつもりだったけど、ここまで酷いものか・・・と恥ずかしくなりながらね。

そして一番近くにある「PC DEPOT」に持ち込んだ。

無料で診断してくれるサービスがあるらしいから。

故障の度合いによっては、即日修理も出来るらしいし。

ホント、近場にこういう店があって助かった。

だけど平日なのに随分と客が来ていて、特に修理の窓口は混雑していた。

診断の結果、やっぱりグラフィックボードのどこかがショートしたらしく、そのボードを交換すれば再び無事に使えるであろう事が解った。

１日預けて部品交換と内部の清掃をして貰い、明日夕方の引き取りだと言う。

だけど、どうしても今日使わなければならない仕事があるのだ。

う～ん、う～ん、困ったな。

よし、新しいのを買っちゃえ・・・という事になった。

勿論、もう１台ある「2000」のマシンでも出来ない事は無い。

今、新たにＰＣを買う余裕がある筈が無いじゃないか。

しかしもうずっと前から一末の不安があった。

調子が良い「2000」のマシンは、もうサポートも切れているのだ。ウィルスバスターもウィンドウズアップデートも対象外となった。

酷い話だと思う。

まだまだ使えるのに、しかもニシムラの肝煎りで造られた自作機で、優れた部品を集めてかなり道楽的・趣味的に作った、車で言えば「GTR」みたいなマシンなのだ。

このマシンの後に買った「XP」は、もう２台目だ。２台目も壊れたという訳だ。

「2000」のマシンはとても使い勝手が良くて壊れなくて調子が良いのに、どんどん新しいＯＳが出てしまって、古い「2000」なんかにはサポートを切ってしまうのだから、ＰＣの世界は何かおかしい。

「XP」ですらもう充分に古くて、あと３年もすればサポートが無くなるらしい。

「XP」の後の「Vista」は評判が悪く、今は「Windows 7」が出ている。

ＰＣが無くては成り立たない仕事だとしたら、こうして次々と買い換えるのは宿命かも知れない・・・と思ったが最後、もう店員に「買って帰ります」と言っていた。

だってね・・・昨夜のようにＰＣがどうにも使えなくなってしまった時の絶望的な気分は、この先も出来るだけ味わいたくないじゃん。

１日も欠かせないからこそ、２台持って、いつなんどきどらかが壊れても困らないように、いつも２台を同じ状態に保っていたのだ。

勿論、ＯＳが違うから全く「同じ状態」とは言えないかも知れないけれど、とりあえず代替機が同じ仕事をしてくれないと不安で仕方ない。

この日記を遡れば解るが、信じ難い事に２台が同時に壊れた事だって過去にはあったのだ。

幸い、ハードディスクなど付いていない時代のＰＣから使っているので、データのバックアップを外部の媒体に取るという癖は身についている。

そして機械や記憶媒体は壊れるものだと身にしみて感じているから、最近ではデータのバックアップは自宅ではない外のサーバーにもしている。

本体には失われてもまた再インストールすれば済むＯＳやアプリケーションソフト、ドライバソフト位しか入れない。

今回も、ＰＣ本体がまたいつ壊れようが、データは全て無事に外部に存在している。

それが救いかな。

だからデータを作る道具だけちゃんと支障なく動いてくれれば良いのだが、その道具がこんなに頻繁に壊れるとはガックリだ。

頻繁・・・ったって、今回グラフィックボードがイカれた「XP」は３年間１日も欠かさず、１日15時間くらい酷使しているのだから、あまり悪口を言っては可哀相かも知れない。

しかもマザーボードがイカれた訳ではないのだから。

よく頑張ってくれました、有り難う。

でも引き続き頑張って貰うんだけど。

ま、長々と言い訳したんだけど、兎に角もう買っちゃったからさ、「Windows 7」。

いいよ、いいよ、頑張って節約するから。

そして今日は夕方に持ち帰った「7」のセットアップやらセキュリティソフトや仕事に必要なソフトやら、猫家事と夕飯の後で入れていたら、それだけでおしまい。

疲れたよ、ウォーキングもしないのに。

有り難い事に、モアが食べてくれた。

痛がりながらも、少しずつ。

シロちゃんの軟便は悪化もせず、かと言って良くもならず、回数は多くなく、本人は至って元気で、相変わらず文句ったらしく鳴き続けている。

撫でてやると物凄く甘え、そして威張った感じで鳴く。

マーゴも血糖値が上がらる事も無く、投薬は続いているが順調に食べてくれている。

何てみんないい子なんだろう。

でも、ＰＣを動かしたり設置したり色んなケーブルと格闘していると、２階のバカ娘たちは悪さばかりして私とパパに怒られてばかりいる。

お願いだから、機械に手こずっている時だけでもおとなしくしていて欲しい。

ジャム

アンちゃんの事よね？

Dec. 7, 2010