猫雑記20110217

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ペロ

お友達が増えたよ

Feb. 17, 2011

2011年2月17日　木曜日

あちこちに筋肉痛が出ている。

そりゃあ当然だろうね、あれだけ日頃使っていない身体を連日使ってしまったのだから。

こうなる事は覚悟していたけれど、いざ筋肉痛が出てみると辛い。

神経痛用に処方されている薬はあまり効かず、その前に処方してして貰っていた痙攣性の痛み止めを飲んでしまう。

それでも筋肉痛には効かない。

痛みを少しでも忘れていられるように、仕事に集中する。

それが一番の薬なのが皮肉だ。

もう限界だわ・・・と、夕方になって急いで仕事を切り上げて治療に行く。

幸い他の患者さんは居なかったので（珍しい！）待たずに治療を受ける事が出来た。

みっちりと足の浮腫み解消、背中から腰・お尻にかけての筋肉の張りを治療して貰う。

治療が終ると、血の巡りが良くなり、どっと眠くなる。

こうちゃんも先日の雪掻きと昨日の屋根掃除とで背中や足腰が疲労しきっていたので、今日はしっかりと治療を受ける。

その間、私は素晴らしく座り心地の良い安楽椅子に移動してトロトロうたた寝するはずだったのだが、お喋りに参加してしまって結局眠らず。

だって先生とこうちゃんの話は面白いんだもの。

先日から、アカデミー賞受賞作品特集をＢＳで色々と放映している。

【エリン・ブロコビッチ】は思いがけず面白かった。

ジュリア・ロバーツはまさに適役で、口の悪いオンナで言いたい放題、そして派手な服装がぴったり。

押し掛けて勤めた弁護士事務所のボスからも「服装を何とかした方が良い」とか「マナーを学んだ方が良い」などと言われるが、少しも意に介さない。

しかし偶然目に留まった書類から、大企業が起こしている環境汚染・住民の健康被害問題に行き当たり、地道に情熱的に誠実に調査と住人たちの説得に取り組み、渋るボスをも説得して、遂には企業から莫大な和解金を勝ち取るという痛快なラストを迎えるストーリーである。

兎に角、露出の多い派手なファッションで全編を通し、スタイルの良さも充分に見せ付ける。

長い綺麗な足、大きなオッパイ、適度に大きな張りのあるおケツ・・・

豪華なまでにメリハリがあって、ただ痩せた女優とは全く違う。

口が余りに馬鹿デカイのと、これまでの出演作の幾つかがとても嫌いで、ジュリア・ロバーツそのものを何となく好かなかった。

しかし、なるほどハリウッドのトップ女優に名を連ねるだけの事はあるんだな・・・と感心しながら観た。

とても魅力的だった。

エリンの恋人役となる隣人のジョージの顔に見覚えがあると思ったら、【ブラック・ダリア】で警官リー・ブランチャード役を、そして【ミッシング】ではケイト・ブランシェットの演じていた主役を支え、物語が始まると直ぐにアパッチに殺されて首を木に吊るされていた役をやっていたアーロン・エッカートであった。

大人の顔をしているのでもっと歳がいっているのかとばかり思っていたが、【エリン・ブロコビッチ】の時には３２歳、【ブラック・ダリア】で３８歳であった。

なかなか男っぽくて良い俳優だと改めて感じた。

ボスの弁護士役にはアルバート・フィニー。

【オリエント急行殺人事件】では、エルキュール・ポワロを演じていたあの俳優だが、この作品ではあんなに凝った役作りをせず、人の良い気の小さい勤勉な弁護士をナチュラルに演じている。

神経痛と関節痛、筋肉痛とぎっくり腰・・・弱り目に祟り目で満身創痍。

痛みで毎日辛いので、どうせ観るなら後味の良い軽快な映画が良い。

【ブレイブ・ハート】もまたまた放映していたのだけれど、ラストが痛くてとても観ていられない。

それでもソフィー・マルソーの美しさには何度観ても目を見張るものがある。

エドワード２世の王妃役の衣装は、ソフィーの美しさを際立たせていた。

欧米の女優は、現代物より古典的な役を演じると見事にハマるのは何故だろう。

そしてエドワード１世を演じていたのは、名優パトリック・マクグーハン。

【刑事コロンボ】に何作も何作も犯人役として出演していて、「あ～、これにもまた出てる」と可笑しくなるのだが、そのスーツの着こなしにはいつも「恐れ入りました」と言いたくなる。

日本人と比べたらやはりスーツを着るに相応しい体型をしているのかも知れないが、着ているスーツも最高級品といった感じで、兎に角、スーツ姿がお見事。

つい最近観たパトリック・マクグーハンの出演している刑事コロンボシリーズは【復讐を抱いて眠れ】である。

業界ではトップにまで成功した葬儀屋の社長役なので、黒いスーツがまた良く似合っていた。

【完全犯罪の誤算】でも見事なスーツの着こなしをしていたので、機会があったらチェックして欲しい。

ちょっと癖のある顔ではあるけれど、安心して観ていられる名バイ・プレイヤーだ。

シロちゃんは相変わらずの下痢で、しかも一日中鳴き続けている。

それに引き換えデンちゃんはウンチもカチカチで、一切鳴かない。

堂々と香箱を組み、落ち着いたものだ。

デンちゃんは、ケージ越しにペロとじゃれ合っている。

きっとデンちゃんとペロとでは、歳も同じ位なのではないだろうか。

そして同じ位、イタズラだろうと思う。

室内開放してからが恐ろしい・・・いや、楽しみだ。

ペロ

イタズラっ子らしいよ

Feb. 17, 2011