猫雑記20110603

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

ママったらまた・・・

Jun. 3, 2011

2011年6月3日　金曜日

しつこく話題にするようだが（しつこい性格なので）、いかにも、そして見るからに強そうなガザニアやマリーゴールドが、すっかりしおたれて腐りかけている。

長雨、しかも大量の雨が続いた後だ。

しかし同じ鉢にいくつかの苗を植えたものでも、ダメになってしまったものとそうでないものとがあるので、必ずしも長雨のせいで鉢の中が過湿になって根腐れしたのではないのかも知れない。

他の可能性としては、コガネムシの幼虫に根を食われてしまった・・・という事も考えられる。

すっかりしおれた葉を掴み根っこごとひっこ抜こうとすると、根が付いて来ずに葉だけが何の手応えも無く、まさに根の上の部分から抜ける。

それで思った訳だ、コガネムシの幼虫かと。

これに入り込まれてしまったら、もう見事に枯れてしまう。

コガネムシの幼虫は白くて大きくて、土を掘り返しさえすれば直ぐに発見出来る。

ヨトウムシのデカいのなんかと比べたら余り気持ち悪い様子はしていないのだけれど、葉を食うヨトウムシと違い、根を食ってしまうコガネムシの幼虫が１匹でも鉢の中に居たら、そりゃあもう被害は甚大になる。

犯行は土の中で行われるから、たとえ夜回りしてもナメクジやヨトウムシのように発見出来ない。

なかなか厄介なものだ。

その夜回りも、藪蚊が多くてやり難いので、ナメクジにもヨトウムシにもやられ放題だ。

出来るだけ殺虫剤のようなものは使いたくないので、今年はトウガラシとニンニクで自家製の虫除けスプレーをたくさん作った。

希釈してミントのアロマオイルを数滴加えると、人の鼻には殆どニンニク臭さも感じられないし、舐めてみても辛くもない。

こんなんで本当に効くのだろうか？と少し疑問だった。

だけど、アブラムシのような小さな虫には効いた。

効くとは聞いていたけれど、これは本当に効いた。

散布する傍からポロポロとアブラムシが落ちるような効き方ではなかったが、槿の新芽と茎にびっしり付いてしまったアブラムシは、いつの間にか消えた。

それっきり葉がダメになる事も無かったので、あの時にアブラムシは死んだのだ。

そしていつの間にか消えたのではなくて、強い雨で洗い落とされたのだろうと思う。

私がその話をすると母も興味を持ったらしく、希釈したものを少し分けて頂戴と言うので、何かを送るついでにペットボトルに入れて送った。

その後も時々送るつもりで、紅茶飲料の四角い丈夫なペットボトルを取っておこうと考えていたいた矢先、母は死んでしまった。

あれから暫くは、私もそのスプレーを使う気になれなかった。

だけど母との想い出が残るものを避けていたら、とても生活が成り立たない。

それ位、母が与え続けてくれたもので私の生活は溢れていた。

物ばかりではなく、野菜の切り方、煮物の味付け、お茶の淹れ方、洗濯物の干し方・・・一緒に暮らしたのは１８年間だけだというのに、母が私に染みついている。

とても母を避けては生きられない。

私が母を想って泣いてばかりいたら、母は言うだろう。

「カズエちゃん、心配しなくて大丈夫だよ。ママは幸せだから」と。

今、母の魂は父の魂と一緒になったのだろうか。

そうでなくちゃおかしい。

母はあんなに突然死んでしまったのだから、１周忌を無事に終えて務めを果たしたからと父のもとへと急いだか、父が連れに来たに違いない。

二人はやっぱり運命的な仲だったに違いないのだ。

そうでなくては、私も妹も泣いても泣ききれない。

そうでなくては怒るよ。

酷いよね、まったく。

親のくせに、可愛い娘たちを置いてこんなに早く逝っちゃってさ。

いや、嘘、嘘。

私達は大丈夫だよ。

こんなに幸せだから。

だから安心して置いて逝けたんだよね。

有り難う。

ジャムお庭に夢中だね Jun. 3, 2011
ジャムジャムはつまんない Jun. 3, 2011

ガクアジサイの「マサコ」は、その後も元気で勢いが良い。

母「マサコ」と同じで、小柄だけどエネルギー満載、そして派手ではないけれど冒しがたい美しさがある。

そして何より、うちの庭に良く似合う。

和風過ぎず、人工的な整い方をされ過ぎておらず、適度に野趣があって、まさに好みのタイプだ。

６月の「マサコ」

Jun. 3, 2011

「マサコ」が思いのほか良かったので、追加で求めたアジサイ２種。

どちらも小さい鉢だ。

過去の経験から考えるに、大きな鉢に植え替えたらきっと見る見る大きくなってしまうだろうから、最初はうんと小さい鉢植えから始めるのがグーだと思う。

どちらも５００円前後のお買い得品だった。

私って安くて良い鉢植えの発見上手かも知れない。

片方は八重咲きのガクアジサイで、１輪がなかなか豪華な花だ。

もうひとつは葉っぱばかりが目立つ山アジサイ。

どちらかと言えば、山アジサイの方が私には好みかな。

青いガクアジサイ Jun. 3, 2011
山アジサイ Jun. 3, 2011
アジサイの藪 Jun. 3, 2011

何しろ公園の木の枝が張り出して来ているので、一日中殆ど木陰になってしまうから暗い。

半日陰でも、長雨にも負けず、強く育ってくれる事を祈るしかない。

元気過ぎてバケモノのように大きくなりませんように。

その為には、適切な時期に適切な剪定をしなければ。

来年の花芽を切らないよう、少し勉強が必要かも知れない。