2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ペロ

やあ、ママ

Jun. 13, 2011
ペロ
2011年6月13日 月曜日


猫たち、何とか平穏に過ごしている。

モア、マーゴ、ゴマ、アンちゃん、シロちゃん、ぶーちゃん、チャイ・・・身体に問題を抱えている子たちの状態はそれぞれ度合いこそ違えど、綱渡りのような、薄氷を踏むような感じで毎日ハラハラしつつも、今のところ無事だ。



詳細は逐一記録しない。

後々の参考にはならないし、むしろ先例を参考にしてはいけないのだと最近思うに至った。

その都度、初めての問題としてゼロから悩む方が良い。



勿論、経験値は大事だ。

全く何も知らないでいるよりは、自分で経験した事から得られた知識は尊い。



だけど、あの時はああだったから今度もこうに違いない・・・と考えてしまう事は危険だし、同じ事が違う子に出来るかと言えばそんな事はあり得ない。

同時期に強制給餌していたジーコとアインですら、彼らが抱えていたものは違っていたし、死因も違っていただろう。



カワムラさんの時には、ジーコとアインにしたような事はさせて貰えなかった。

それで楽だった部分と、別の次元で負担がより増した部分とがあって、それ以前に命を削る思いで積み重ねた経験など一瞬で吹っ飛んでいた。



タムやトムのケースでも、それまでの経験はあまり役立たなかった。

役に立っていた事があるとすれば、ここで踏ん張らなければ後悔するから嫌でも肝を据え、涙を払って頑張るしかないという気構えが、経験のお陰で多少は出来ていた事だ。



それでも辛さや不安が大きい事に変わりはないし、少しも心が強くなっていない事に打ちのめされた。



当たり前の事なのだけれど、何度経験しても愛する子たちの苦しみと向き合うのは辛い。

その辛さと、辛さを受け止める孤独から逃げ出さないで足を踏ん張っていられるかどうか・・・それが毎回試されるのだ。



どうしてやるのがその子にとって最善なのか、最善でないまでも少しでも手助けになるのか・・・その都度新たに考え直して、全ての子に全てその道筋は違うのだと思って取り組まなければいけない。



今また、自分の心の弱さに対峙し、それを孤独のうちに乗り切れるかどうかが試されているのだと思う。






「頑張る」「頑張ろう」という言葉で締めくくるしかない。

どんな時でも、その言葉に集約されるものが私は好きだ。

父と母の娘だもの。

妹の姉だもの。




だけど悪い事ばかりじゃない。

ジャムの舐め過ぎハゲは、すっかり毛が生え揃った。

一時はあんなに酷くハゲてしまい、それでも尚、舐め続けてしまうという悪循環から抜け出せず、もう一生ハゲたまま「豚肌ジャム」で居るのかと諦めかけたけれど。



特注で作って貰った洋服も着られず終いだった。

カラーも着けてはいられなかった。



病院で相談しても、どうする事も出来なかった。

一時的に痒みだけでも抑える為のステロイドであれ、たとえ健康管理で必要なワクチンであれ、この子にはもう注射は一切出来ないという事で先生からも言われているのだ。

1度目は肥満細胞腫だったけれど、2度目の腫瘍は抗生剤の注射痕が原因の脂肪腫で、あれだけの大手術をしたのだ。

もう3度目の手術はあり得ない。



多分、皮下に残ってしまった手術の際の縫合の糸が刺激しているのではないか・・・というのが、私達と先生との共通見解だ。

可哀想だけど、騙し騙し様子を見続けるしかない。



何とかご機嫌を取りながら日々を過ごし、アレルギーご飯を続け、ハイポを吹き掛け・・・ジャムに対して出来る事は全てやっているつもりだった。

それがある時から、少しずつ産毛が生え始め。いつしかフサフサになって来た。







何をしてもどうにもならない時もあれば、何もしないでいてもどうにかなる時もある。

そういう事をまたもや思い知った。

人間の考えや手当の及ぶ事ばかりではないのだ。驕るな・・・という事かも知れない。





これだって長期間の綱渡りのようなもので、全て、命も感情もある生き物を相手にしていて、この方程式で全て大丈夫という事はないのだ。



その事を肝に銘じておかないと、誰かに相談して解決する事ばかりではないし、むしろそんな事は避けた方が良いとすら思う。

自分で考え、失敗し、試行錯誤して得た答しか身に付かないのだと改めて思い知る。




それは犬や猫の飼育だけじゃなく、植物の栽培にだって当てはまる。

たった4日間の雨降りと、ナメクジやヨトウムシのせいですっかりダメになってしまったマリーゴールドの花や葉を切り、根元から腐ってしまったガザニアを引っこ抜いていたら、通りがかりのお爺さんが声を掛けて来た。

70代の後半くらいの歳だろうか。



どうやらそのお爺さんも、ご自宅で色々な植物を育てているらしい。

今まで近くの92歳のお爺さんに指導して貰っていたのが、その92歳が死んでしまった。

生前に言われた通り、教わった通りにしているのに、どんどんダメになる。

それが何故だか解らない。

だけど、失敗を繰り返しつつも毎年続けていたら、4年目にようやく何とかなって来たと言うのだ。



先人の経験に基づく知識は尊い。

それを訳与えて戴ける事は有り難い。



上手く行っている時はそれで良いのだが、失敗した時に、そこから抜け出す道筋をつけて貰う事は望まない方が良い。

失敗の要因がどこにあるのかを自分自身で掘り下げ、新たな道を失敗覚悟で行ってみない事には、自分のケースに合った道は見つからないのだとつくづく思う。



最初からホイホイと収穫出来たインゲンばかりではないのだ。

これまでに、どれだけ沢山のの薔薇と茄子とブルーベリーとゴーヤとデイジーをダメにした事だろう。

私のケアが間違っていた部分もあるだろうし、土質や日照の具合が災いしていた事だってあるだろう。



失敗を繰り返して行くうちに、やがて私のような懲りない馬鹿でも解るようになるのだ。

何がこの土地に合っていて、何が私に合った栽培方法なのか。






という訳で、私はインゲンの種を追加で蒔いた。

新しいプランターは一回り大きくて、種も一杯蒔けた。

もう今から毎日、ワクワクしながら水をやるのだろう。

そして収穫する度に、母を思い出すだろう。

「インゲンを蒔きなよ、インゲンは簡単だよ」と言う母の声と共に。
ペロ

幾つになったのさ?

Jun. 13, 2011
ペロ
ペロ

ボクは3つだよね

Jun. 13, 2011
ペロ
ペロ

だけどまだ弱虫なの

Jun. 13, 2011
ペロ

昨日、ミネストローネを作った際、思いつきで今回は具のひとつとして玄米を入れてみた。

そしたら、その玄米の量が多過ぎたのだろう。

すっかりお粥になってしまった。

ガビ〜ン!



でも、そりゃあこうもなるよね、玄米1合くらい入れちゃったもんね。



仕方ないので、今朝はそこにチーズを入れて温め直し、最初からリゾットを作ったような顔をして食べた。

結構美味しかった。



因みに具はじゃが芋、人参、セロリ、ペビーホタテ、粒コーン(缶詰)、トマトの水煮。

ところどころ黒く見えるのは、セロリの葉っぱと乾燥バジルだ。
野菜のリゾット?

Jun. 13, 2011
野菜のリゾット

おっと、今日は私の誕生日だった。



今日まで無事に生きて来られて、有り難いやら恥ずかしいやら。

54歳・・・もう立派な初老か。

孫が居ても全然おかしくない。



母の死んだ歳まで、私も生きられるだろうか?

あと24年・・・何としても生きたい。いや、生きなければ。






マーゴの保護主まゆみさんとマー君が、わざわざケーキとプレぜントを届けてくれた。

私は麺を茹でながら人参のかき揚げを揚げている最中だったので、お会いする事も出来なかった。

ごめんね。

そして有り難う。





ケーキは感涙に咽びながら、晩ご飯の後に二人でペロリと食べてしまった。

トッピングしてあるだけじゃなく中にもフルーツがどっさりで豪華な、そして美味しい、病みつきになりそうで危険なロールケーキだった。
プレゼントのケーキ

Jun. 13, 2011
プレゼントのケーキ

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