ペリー
僕ってお坊ちゃま
Jun. 23, 2011 |
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2011年6月23日 木曜日
晴れたのは良いけれど、暑い。
関東では、あちこちで３４度を超えたとか言っていた。
まだ６月なのに、どうなっておるのだ、まったく。
風が強くて、窓からは熱風が吹き込んで来る。
だけど湿度は余り高くない。
だからまだ冷房は入れなくて済むだろうと思って頑張っていたのだけど、ＰＣで仕事をしていると機械があっと言う間に熱くなる。
このままではヤバいかも知れない。
またＰＣが壊れて今年も買い換えになんかなったら・・・毎年ＰＣ買い換えていたりしたら、うちは破産だよ。
昼過ぎ、遂にエアコンを入れた。
ダイニングの床でダレていたジャム、直ぐにベッドに来て寝る。
敏感だね、ジャム。一瞬で解ったね。
ベッドのド真ん中手で手足を伸ばして横たわると、私にも傍に来て寝ろと文句を言う。
可愛くて堪らないけど、そうそうお付き合いしてもいられないい。
ちょっと傍らに座って撫でてやり、立ち上がろうとすると私を噛む。
足を噛もうとしたり、肘のところの皮の余っているところをチミッと噛んだり、両前足で私の手を抱えて噛んだりする。
噛まないでおとなしく寝ていてよ、ジャム。
アンタとずっと寝ていたら、うちは破産だよ。
１階はそんなに暑くないものの、こちらも冷房を入れる。
寒ければ毛布の下に潜ったり、冷房の風の通り道でない場所を選んで寝る。
寝場所も隠れ場所もいっぱいあって、選り取り見取りだ。
狭い住空間でチョコマカしているパパやママと違って、アンタ達はいいね。
そしてシロちゃん、デンちゃん、クロちゃんにとっては、これが初めての冷房なんだな。
去年の夏は、まだ野良で頑張っていたんだ。
クロちゃんなんか、野良時代はさぞかし蚊に食われて大変だっただろう。
今年の夏は、もう蚊に刺される事も無く、熱中症の心配も無い。
だけどクロちゃんは、まだ「出せ〜出せ〜」とガアガア鳴いている。
アヒルを飼っているようだ。
食餌と睡眠の時を除いて、あとはずっと鳴いているのですっかり声が枯れてしまっている。
少しだけ鳴いている時間が短くなったようだけど、まだまだエネルギッシュだ。
外にもその鳴き声が聞こえるので、ここの家にはどんな猫がいるんだ？と思われている事だろう。
恥かしい。
でも「虐待」されているような鳴き声じゃないだけマシかな。
クロちゃん、そんなに外に戻りたいかい？
でも出さないよ。
保護した以上は決して外には戻さない。
絶対に根負けはしない。
自由を奪ってごめん、クロちゃん。
でも誰よりもクロちゃんを愛しているんだからね。
これからは私がママなんだ。
私もクロちゃんも、この家で生きてこの家で死んで行くんだよ。
いいね。
ダメだと言っても無駄だけど。
こんなにも優しくて出来の良い、バッチリ「使える」（しかもハンサムで足の長い）夫を持ちながら、その夫の不満なんか言ったら罰があたるだろうな。
だけど、不満が無いと言ったら嘘になる。
今、一番の不満は「食べこぼし」と「猫背」だ。
焼き直してパリッとさせたクロワッサンや、おやつのクッキーやパイなんか、噛んだ瞬間に断面がポロポロと落ちるのは仕方ないと思う。
だからこそテーブルがあり皿があるのだ。
皿を洗うのが面倒臭い時には、テーブルに広告紙を敷いてマット代わりにする。
食べクズごと丸めてポイすれば済む。人様には見せられない我が家の秘密だ。
だからちゃんとテーブルの上に顔があれば、こぼしても床には落ちないはずなのに。
背筋を真っ直ぐにする事が習慣になっている私とは違い、こうちゃんは猫背だ。
猫背で、しかも足が長いので、あまり椅子を引くと窮屈なのだろう。
その結果、どうしてもテーブルとお腹の間に空間が出来る。
テーブルの下には猫トイレとか掃除機なんかも置いてあるしな・・・日本人としてはかなり足の長いこうちゃんにとっては、しっかり椅子を引くと膝がつかえてしまうだろう。
でもね、ダイニングテーブルに向って、リラックスポーズは不要だ。
リビングのソファで寛いで酒飲んでるんじゃないのだから。
そもそも部屋が狭いのが悪い。
そこまでは理解している。
だけど、それでも猫背を矯正する努力をしつつ、テーブルの上にしっかりと顔の位置を定めて、食べこぼしを床に落とさないように食べて欲しい。
私の言っている事って、厳し過ぎる？
贅沢？
「こうちゃん、また猫背になってる！」
「ハイ」と素直だ。
「子供の頃、ものさしを背中に入れられなかった？姿勢が悪いって・・・」
「入れられなかった」のんびりと答える。
キ〜ッ！
私が言っているのは皮肉であって、質問じゃないのよ！
「こうちゃん、今アーモンドのかけら落としたよ」
「落ちてないと思うよ」
「落としたよ、見てたもん」
「あ、ホント、落ちたんだ」またのんびりと答える。
「”落ちた”んじゃない、”落とした”んだよ」
これでは私がヒステリーのようではないか。
先日も雑巾掛けをしていた時、こうちゃんの椅子の下にはパイの切れっ端と思しき薄い雲母のような黄色いクズと、あろう事か前日のお赤飯の「ささげ」が１粒落ちているのを発見して、一人で床に這いつくばって笑ってしまった。
う〜ん、敵もさるもの。
ささげを落としていたとはなあ・・・。
確かに敵は「おサルのこうちゃん」だけど、サル並みだったのは５歳位までであって、その後は人間になったはずなんだけどな。
出逢った頃・・・私の上司だった頃、新入社員歓迎の会食があって、フランス料理店のテーブルでこうちゃんは新入社員である私の向かい側に座っていた。
スマートにお喋りをしながら、何とクールで綺麗に食べる人だろうと感心したのを覚えている。思わず見惚れてしまったと言っても良い。
だけどあれは、世をしのぶ仮の姿だったんだ。
還暦を過ぎて、子供に戻ってしまったんだろうか。
お宅のご主人、食べこぼしませんか？
今年もムツコは仔猫を拾った。
これで何年続いている事だろう。５匹ずつ・・・なんて事が毎年続いていたし。
今年はとりあえず（今のところ）茶トラの兄弟２匹だ。
仮名を「テン」と「イチ」という。とても可愛い。
里親募集はまだ開始していないようだけど、睦子の家も超多頭飼育だし、良いご縁があれば里子に出した方が良い。
ムツコき、見つければまた保護するに決まっているのだから。
しっかりと脱走防止して、終生家族として大事にして戴ける方であれば、私も仲介に入って後押し致しますので、是非ご連絡下さい。
こんなに可愛い茶トラ・・・私だって喉から手が出る程欲しいけど、超・超多頭飼いの私・・・、どのツラ下げてそんな事が言えるんだ、オイ？
私だってまだ保護するかも知れない・・・いや、きっとするに決まっているのだ。
テンとイチには、幸せなご縁がありますように。
茶トラは性格がのんびりしていて、明るくて、ちょっとおバカちんでとっても可愛いから、まだ茶トラが居ないお宅・・・そう、お宅ですよ。
お宅に迎えて戴けませんか？
お早めにご連絡下さいね、お待ちしています。 |
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ペリー
こんな事しても・・・
Jun. 23, 2011 |
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ペリー
どことなく品がある
Jun. 23, 2011 |
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ペリー
ね、どうです？
Jun. 23, 2011 |
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ゴマの状態は・・・頻繁に食べたがるものの、殆ど口に入っていない。
手にとって食べさせたり、香りの強いものをトッピングしてみたり・・・それでも一時期の食餌量と比べると、五分の一にも満たないだろう。
そして殆どの時間をぐったりと眠っている。
出来るだけ傍にいてやろうと思う。
それが何よりもゴマの望む事だから。
モアやカワムラさんのように、何度でも危篤状態を乗り越える奇跡を見せて欲しい。
私も頑張るから。 |
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