猫雑記20110820

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

狭いなあ、ここ・・・

Aug. 20, 2011

2011年8月20日　土曜日

昨夜涼しくなったまま、今日も一日中涼しい。

こんなに急激な温度変化があっては堪らないし、そもそも心の準備ができておらず寂しい。

夏は暑くて厭だけど、夏が行ってしまう事には何とも言えない哀愁だってあるのだ。

若い頃には、きりっと冷たい冬が好きだった。

「冷え症」なんて、言葉でしか知らなかった。

冬でも冷たいざる蕎麦を食べ、ミニスカートでへっちゃらだった。

なるほど・・・オバサンになると「冷え性」にもなるし、人生の季節が冬に入り始めているせいか、去りゆく夏に惜別の想いが強くなる。

我が人生には、二度とやって来ない「夏」。

人生は「晩秋」だとしても、夏祭りだ、花火だ、海水浴だ、ビヤガーデンだ・・・と、夏の風物詩には賑いが感じられ、自分は出掛けて行かずとも何となく楽しい気分になる。

これでジメジメ、ベタベタしなければ、夏も最高だね。

湿度が低くカラッと暑いだけだったら、一年中夏でも良い。

しかしまあ、暑ければ暑い暑いと愚痴を垂れ、涼しくなればなったで文句を言う。

まったく我が儘なものだ。

我が儘と言えば、中学１年生の時の作文を見てぶっ飛んだ。

私の健康管理で一番の問題は「寝不足」です・・・と書いてある。お陰で頭痛と肩こりが酷いなどと、１３歳の子供のくせに書いておる。

そしてその原因が、時間の使い方のまずさであると分析している。

そして身についた習慣は簡単には改まらない・・・等と書きつつも、そこは真面目な中坊の事・・・我が儘な気持ちを克服して、早寝早起きに努め、健康な体を作り直したいと思います・・・等と締めている。

嘘ばっかり！

あれから４０年経っても日々おんなじ事を繰り返し、おんなじ反省をしながらも全く改められずにいるんだよ、アンタは・・・と、あの頃の私に教えてやりたい。

そしてすっかり身体を壊し、頭痛や肩こり程度では済まなくなっているんだぞ・・・とも言ってやりたいが、まだ汚れを知らぬ１３歳の私にそこまで言って、未来の自分に絶望させたくない。

１４歳の私には、大いなる可能性と明るい未来があったのだから。

その後の現実は兎も角として。

しかし、寝不足の原因を我が儘な気持ちからくる時間の使い方のまずさであるという分析には、恐れ入った。

本当にそんな謙虚で正直な分析を私がしていたのだろうか？

大人の好む素直で年相応の中学生であろうとして正直を装い、素直に反省してみせて、最後に建設的な改善点を挙げ、明るく前向きな気持ちで締め括る・・・という「受け狙い」の作文だったんじゃないのか？

「受け狙い」とは、何も笑いを取る事を目的とした事ばかりではないのだ。

教師や学校、教育委員会、親たちの評価をマーケティングして書いているように思えて、我ながら嫌らしい作文だと思う。

嫌らしい子供だったんだなあ・・・私。

だけど、「このまま好きな事だけやって、夜は好きなだけ起きていて、朝は好きなだけ寝ている生活を続けたいと思います」とは書けないじゃん。

そう書いてこそ「正直」なんだろうけど、それじゃ問題児と看做されて、後が面倒じゃん？

面倒な事にならないように、且つ無難に高評価を戴いておこうという意識が働いていたのだろう。

ふむ、やっぱり嫌らしい子供だったという事か？

大人達の好む「子供らしい子供」でいるって、意外と難しいよね。

特に私は大人に好かれない子供だったから、色々と苦労したのさ、子供なりに。

この話題は長くなりそうなので、明日に続ける。

ジャムの寝姿が余りにも可愛い事が多くて、いつも写真を撮りたいと思いつつ、大抵の場合はそのジャムが私の腹に足を乗っけていたり、腕枕していたり・・・

なかなかジャムの寝姿は撮れない。

今日、珍しくゴマのベッドでちんまりと、いや、ぎうぎうになって寝ていたので、撮ってみた。

場所はダイニングの椅子の上・・・テーブルと椅子の背もたれに挟まれて、いかにも窮屈そうだ。

デブと言わないで・・・

ジャム

でも寝ちゃうけど

Aug. 20, 2011