ペロ
僕の問題行動は?
(ウンコ投げだよバカモノ!)
Sep. 24, 2011 |
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2011年9月24日 土曜日
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猫の「問題行動」を再考してみた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
そもそも問題行動って何だろう?
それは人間の側にとっての「問題」なのであって、猫にしてみれば至極普通の事をしているに過ぎないはずだ。
たとえば家に入れたばかりの野良猫が、外に出たいと騒いでも当たり前。
諦めて家の中で過ごす方が安心で安全だと気付いてくれるまで、夜鳴きや無駄鳴きと付き合って行くしかないだろう。
それを「夜鳴きが激しくて眠れない」と言って手放す理由にする人達も、これまでにたくさん居た。
それが理解出来ない私は、むしろ人間に対して不寛容なのかも知れない。
でも敢えて言いたい。
本当に疲れ切っていたら、猫が鳴こうがテレビがつけっ放しになっていようが、起きて居たくても寝てしまうものだ・・・と。
流石に大型犬が大きな吠え声で一晩中「ワンワン」言い続けていたら眠れないかも知れないけれど、ニャーニャーだろうがギャーギャーだろうが猫の鳴き声程度だったら、神経質な私でも眠ってしまうよ、ギリギリまで睡眠が不足していると。
まあ、そこまで寝不足になれとも言えないけれど、そもそも猫に対する愛情が無い男に限って、猫の声がうるさくて眠れない等と言うのだ。
女性では余りそういうケースは無かったな、これまでのご相談には。
ふん、ダメな男め。
でもそれは今断ずるべき問題ではなかったな。
たとえば大事な家具や柱、壁で爪研ぎをするのも、爪研ぎ自体は猫の習性であって、我が家の「爪研ぎしない組」の爪は分厚く丸くなってしまい、やがて肉球に食い込んでしまう事すらある。
定期的に古い爪の鞘を、所謂「爪研ぎ」行為をする事によって剥がし、その下に既に新たに用意されている爪にしてやる事で、爪の健康も保っている訳だ。
但し、ソファだろうが壁だろうがボロボロになってしまうと、飼い主は来客があった時、ちょっぴり恥かしい。
勿論、爪研ぎ用のカーペットや板を用意したり、壁や柱に養生を張ったり、爪が切れる小だけは爪切りもしたり、爪に負けない生地で椅子を包んだりという対策も取っているんだけど、これだけたくさん居ると、それでも追いつかない。
そもそも爪切りだって出来ない子がたくさん居るしね。
だけど、して欲しくない場所で爪研ぎされて大切な家財がボロボロになったとしても、それが本当に猫の「問題行動」だろうか?
本当に「問題」があってしている行動でない限り、「問題行動」と呼んでしまうには余りにも抵抗がある。
では、本当に猫に問題があってしてしまう、普段とは違う「問題行動」とは、どのようなものだろう?
それは猫の身体に異変があって起きている事と、メンタル面から起こしている事とがあるだろう。
いつもならちゃんとトイレで出来るオシッコやウンコを、別の場所でするとしたら、確かに何か問題がありそうだ。
何故ならば、教えなくても猫はトイレと決めたところで排泄出来るものだ。
家に入れたばかりの野良猫が、最初からちゃんとトイレでオシッコ出来る事を、私達は今までに嫌という程見て来ているではないか。
それがもし、別の場所でし始めたとしたら・・・そこには何らかの心理的或いは肉体的な問題が生じているのかも知れないと考え始める・・・それが飼い主の愛情というものではないだろうか。
トイレ以外の場所での排泄・・・そこには色んな理由や原因があるだろう。
肉体的な問題であれば、解決出来る事も多い。
しかしメンタルの問題に至っては、これがなかなか解決に至らない事が多いと、飼い主さんたちは感じているはずだ。
うちだって例外ではない。
何が彼(或いは彼女)にそうさせているのだろう?
たとえ問題解決には至らずとも、それを真剣に考え、出来得る限りその原因と思しき問題を取り去ってやれるよう努める事が、飼い主として成すべき楽しき努力なのだと言いたい。
縁あってうちの子とした猫を、トイレ以外の場所でのオシッコごときで手放すなんて、猫と暮らす資格は無い。
寂しいのか、拗ねているのか、落ちつかない問題があるのか、どうしてもそこでしたい何かがあるのか・・・それを突き詰めて考えてみて、それでも解決しないとしても、そういう風に何かを必死で訴えている猫を愛しいと思いこそすれ、問題行動のある猫として切り捨てるようでは、ペットと暮らす人間失格だ。
人間の子供だって、言葉で言い表せずに問題行動として心の闇を表現するケースは幾らでもあるじゃないか。
猫がそういう風にして問題行動を起こしている場合、飼い主は先ずなにをすべきか。
それは私には、心からの謝罪をする事だろうと思う。
あなたの不満や不安に思い至らずごめんなさい・・・そう謝る事から始めなければ、次に進めない。
そして、そんな行動をとらせてしまった自分の何がいけなかっのかを考えてみたた時、愛しい我が子同然の猫の問題行動など、全く問題では無くなるはずだ。
毎日のように布団や壁に向かってオシッコをしている猫の飼い主さんを、私もたくさん知っている。
彼女達は、それを歓迎こそしていないけれど、それが彼(彼女)の自己主張だったり心から発している警告だったりする事を知っている。
だからその飼い主さんたちは、悩んではいない。
臭い消し等の対処方法で困る事はあっても、その行動を起こす猫本人に対して困ってはいないのだ。
とりあえずオシッコでのテロ攻撃について触れてみたけれど、とても書き尽くせない。
そこには深く複雑な猫の心理があるのだろう。
トイレでも出来るくせにトイレ以外の場所でもする・・・それを必要以上に悩んでしまうと、猫と暮らす事が楽しくなくなる。
されてしまったら即座に適切に対処して、臭い家にならないよう努める。
その対処方法だったら、幾らでも情報交換しましょう。
でも、その猫にどうしたらトイレでだけさせる事が出来ますか?なんて相談は、そもそも他人にすべき問題ではないのだという事を、改めて申し上げたい。
その猫の気持ちは、飼い主さんが一番良く解ってあげていなくちゃ!
それが解らないからこそ苦労するのだけれど、それでも気持ちを通わせるよう努力し続け、あなたの事を大切に思い愛しているのだと少しでもたくさん伝え解らせてあげて欲しい。
それが心のある生きものと暮らす醍醐味だと思うのだ。
我が家では、まだオシッコ問題は解決していない。
たまたまゴマの長年続いた枕でのオシッコが、ゴマの衰弱と同時におさまってはいるものの、オシッコなんかどこでされても元気で居てくれる方がずっとマシだと、改めてそう思った。
問題解決の役に立たない問題行動についての考察で申し訳ないような、これでいいのだと思うような・・・ま、結論なんか出ないのが心の問題であって、人に相談する方が間違っているというのが、唯一の真理だという事だけは明言出来るだろうにゃ。
いや、だろうにゃ・・・じゃない、明言出来るのだ。
この件に関しては、永久に問い続け、自分の意識を確認する為にも、時々は繰り返し書き続けるだろう。
そしてサイト内のコーナーも読み返し、微調整を加える必要があるのかも知れない。
今回は、その微調整を加えた・・・という事でもある。
>>こちらのコーナーの話でした。
もっと解り易く、そして普遍的な事を書きたい。
企画・構成力不足・表現力不足を感じる。
それでもやらないではいられないのだから・・・。
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